田中大介(ノリーズプロスタッフ 山口のストイックバスアングラー)
フィールド:山口県 弥栄ダム
プロスタッフの田中です。
先日行われたPBT(山口県を中心にトレイルするローカルトーナメント)の第4戦にて、
大会記録となるビッグフィッシュを釣って優勝しましたのでレポートします。
会場の弥栄ダムは県内でも一発の破壊力のあるダムとして有名ですが、
秋のこの時期はとても気難しく、ウエイトが伸びないことも多いです。
プラでは一発あり(サイトフィッシング)の小瀬エリア、
数を釣ってウエイトを稼ぐ美和エリアという、とてもざっくりとしたものしか掴めておらず、
当日の状況にアジャストしていくという、成り行きまかせなプランで当日を迎えました。
前日の雨の影響をプラスと考え、美和エリアのインレットを中心に
数を釣ってウエイトを上げていく戦略をチョイス。
まずは400gあたりでミリットを揃えるつもりが、
嬉しい誤算で2匹目のキャッチが1,800gのビッグフィッシュ!
<タックルデータ 1>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HV610LS
ライン:フロロ4lb.
ルアー:5-1/4"ラッテリー(004:ウォーターメロン)
その後、オーバルヘッドで630gを釣り、リミットメイク。
デカイ魚は浮いていると判断し、5-1/4"ラッテリーのフォールを中心に流していくと、
600gをキャッチし入れ替え。
これで目標の3,000gに達したので、表彰台は確実だと喜んでいたところに、
とんでもない怪物が現れました。
水深1mもないシャローカバーの手前にコンポジットスカート(1/2oz.テキサス)をピッチング。
すると、その奥から明らかに50cm後半と思われるバスがスッっと顔を覗かせました。
一瞬焦りましたが、落ち着いて間合いを読んで、ワンアクション。
ルアーが良かったのか、腕がいいのか(笑)分かりませんが、一撃でバイト!
その魚は大会レコードとなる57cm、2,650gでした。
<タックルデータ 2>
ロッド:ロードランナー ヴォイス 680H
ライン:フロロ16lb.
リグ:1/2oz.テキサス+コンポジットスカート(273 ウォーターメロン ブルーFlk.)
(273 ウォーターメロン ブルーFlk.)
この一匹が効いて、2位に2,000g以上差を付けてのブッチギリの優勝でした。
やはり、強いルアーはデカイバスを呼んできてくれるのだと改めて感じました。
躊躇無く食らいついた、あの瞬間は今もしっかりと脳裏に焼きついています。
そして、そのサイズのバスに全く主導権を与えないファイトが出来る680H。
何年たっても良いものは良い。紛れもない名竿だと思います。
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コンポジットスカートで57cm 2,650gのレコードフィッシュを獲って優勝
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