フィールド:静岡県 東山湖フィッシングエリア
東山湖FAで行なわれた、「管理釣り場.comエリアトーナメント」の今年度初戦に参加してきました。
参加人数の多くなる東山湖戦は獲得出来るポイントも大きくなり、
年間ランキングを争う上でも重要になってきます。
よく通う地元の釣り場ということもあり、何とか勝ちたいと気合を入れて臨みました。
プラの結果把握した釣り場のコンディションは、
相当な量の魚が放流されており、パターンをつかめばかなりの好釣果が期待できることと、
年間でも一番冷え込みがきつい時期のため、朝イチは魚の動きはスローで
日が昇るにつれ活発にルアーを追う様になるということ。
私が選んだ作戦は、ディープクランクを巻き倒す事!
ルアーを頻繁にチェンジして行くのではなく、
引き方を工夫して魚の活性に合わせて釣って行くというものでした。
使用したタックルは、スパイクアロー60にナイロン3lb.。
遠投ができて、掛けてよし、乗せてよし。
バラシも少なくスピーディに魚を寄せることができるこのセッティングは、
私の得意とするクランキングには絶対欠かせないものです。
大会形式は40分×4ローテでポンド全体を回り、総釣果を競います。
第一ローテ。連日の冷え込みの影響で、朝イチはやはりスローな展開。
ボトム付近まで一気にクランクを潜らせ、そのままスローリトリーブ。
3本拾った所で次のローテの入場順番待ちに並ぶことにしました。
第二ローテ。わずかに陽が差し始めるこの時間帯、魚も徐々に動き出し、
先程と同じくディープレンジのスローリトリーブで7本キャッチ。
この時点で全体順位の中位からやや上あたりに着けていた様です。
第三ローテ。この頃になると完全に太陽が昇り、気温も一気に上昇。
プラの読みでは、ここからいかに釣果を伸ばせるかが勝負のキーポイントになります。
スタートすると狙い通り一投目からヒット!
その後も徐々にレンジの上がってくる魚に対し、
ロッドティップの位置を高く構える事によってルアーを変えずにトレースコースを変えて行き、
計12匹をキャッチする事が出来ました。
第四ローテ。ここでも中層よりやや下までクランクを潜らせた後、
スプーンの表層引きをする時の様にロッドを高いポジションに構え、
徐々に巻き上げて来る様なイメージで巻き、数を重ねて行きました。
この引き方は、通常の棒引きよりもリップに対して垂直に近い角度から水の抵抗を与えられるため、
クランクをよりワイドにアクションさせることができるのです。
ただし、ロッドポジションを高く構えるが故に、
ラインスラックが発生しやすくフッキングがワンテンポ遅れやすいのですが、
スパイクアローのパワーをうまく使う事でギリギリの所でフッキングしていくことが可能です。
これで11匹をキャッチし、競技が終了。
集計が終わり、結果は合計33本で優勝!!
シリーズ三連覇に向け、最高のスタートを切る事ことができました。
これからも一試合一試合、大切に戦って行きたいと思います。