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B-ヒララ68、ショットオメガビッグ62を使ったカバークランキング

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田中 大介

田中大介(ノリーズプロスタッフ 山口のストイックバスアングラー)
フィールド:山口県 小野湖

9月に入り、だんだんと涼しくなってきましたが、フィールドはまだまだ暑い日があります。
そんな時はやはりシェードが強くなります。
しかもバスも夏バテ気味で、ワームでもなかなか口を使ってくれない時があります。
そんな時がカバークランキングの出番です。

ノリーズといえば、名作のワーミングクランク ショットがあります。

WORMING CRANK SHOT


ただ、オーバーハングに正確なキャストをするには
もう少しルアー重量がある方がキャストが決まります。
私は12gを基準としており、キャストアキュラシーが必要な時は
このウエイトを選ぶことが多いです。

今回の釣行では、11.2gのB-ヒララ68をチョイス。

(274:USグリーンシャッド)

ロッドはロードランナー ヴォイス HB680L、ラインはフロロの14lb.。
カバークランキングなのであまりに細いラインを使う人はいないと思いますが、
ラインは太いほうがキャストがしやすくなります。
通常のキャストでの使用もあり、今回は14lb.を使用しましたが、
カバークランキンのみの場合は、16lb.や20lb.を入れることもあります。
この場合は、ナイロン系を使う方が良いでしょう。

bass1_130920.jpg

流れの当たるオーバーハングでは、バスは流れに対して上流側を向いていることが多いので、
流れに逆らってアプローチするといい結果が出ます。
流れがあれば着水音は少々大きくても大丈夫です。
しばらくポーズを取ると、ルアーが流れに乗ってカバーに近づいてくれるのも大きなメリットです。

相当奥行きがあればいいのですが、ほとんどのオーバーハングではチャンスは着水から1m以内。
いちばん肝心なのは最初の数巻き。
この時にちゃんと泳いでくれるルアーでないといけません。
それがよく分からない、という人は、ノリーズのルアーを選んでおけば大丈夫です(笑)。

リトリーブはやや早めというのがキモで、ベイトが逃げるようなイメージで巻いていきます。
カバーにぶつける時は、ほどよく舐める感触を覚えていきましょう。
これは使用ラインやロッド、リールによって大きく変わるので、
数を釣って覚えるほかないと思います。

bass2_130920.jpg

そんな感じでPBT最終戦のプラで釣れたのがこの魚です。
ウエイトは1,500gオーバーで、キッカーと呼べるものでした。



B-ヒララ68はスクエアリップを採用しているので、カバーにもほどよく強く、
またフラットサイドゆえにフッキングもいいです。

bass3_130920.jpg

今回の魚も、フッキングはリアフックが口の外に掛かっています。
カバークランキンからオープンウォーターまで幅広く使えるのがいいですね。

本番のPBT最終戦では、エスケープツイン(352:ブラッシュパイルクロー)の
キャロで2匹キャッチするも、あとが出ずに苦戦。



そして、風が出たタイミングでカバークランキンを開始しました。
この時は単発の立木だった事と、風が強かったことから、
ウエイトのあるショットオメガビッグ62(230:セクシーシャッド)をチョイス。

230 セクシーシャッド

これが正解だったようで、すぐに900gをキャッチできました。
その結果、年間7位となりクラシック出場権を獲得することができました。

<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ヴォイス 680L
ライン:フロロ14lb.
ルアー:B-ヒララ68、ショットオメガビッグ62


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