田中大介(ノリーズプロスタッフ 山口のストイックバスアングラー)
フィールド:山口県 小野湖
みなさん、良い釣りしていますか?
先日、ペアで競われるPBT(ポットベリートーナメント)第四戦に参加してきました。
状況としては雨あとの濁りと水温低下もあり、そんなにイージーではない状況。
しかし、当日は雨も降り、魚が動けば爆発的なウエイトもあるのでは?と頭を悩ませる天気でした。
狙うエリアは通称「崖崩れ跡」という、
メインレイクに大きな崖崩れが入り込んで複雑な地形を形成している場所です。
基本的にクルーズの魚だと思うので、時合が重要になりますが、
プラでそれを掴むことができなかったので、結果的にここ一ヶ所でやりきることになりました。
開始1時間30分でディーパーレンジ1/2oz.(753:アイスホワイト)の魚を含めて、
3,000g強(3匹リミット)でリミットメイク。
(753)
とても楽な滑り出しです。
その後もパートナーが順調にキャッチしてくれ、3,800gにウエイトアップ。
そして、ラッテリー5-1/4"(339:モーニングドーン)のフォールで1,500gをキャッチ!
これでウエイトは4,400gまでアップ。
かなり勝ちを意識できる展開となりました。
しばらくバイトが遠のきましたが、クランキンジグ+BTS 4-1/4"(393:クルージングシャッド)を
ウッドカバーに絡めた瞬間に待望のビッグバイト!
1,700gをキャッチし、これで4,700gまでアップ。
優勝はかなり現実味を帯びて来ました。
ところが...、自分の不注意で1,500gをデッドさせてしまい、
リミットメイクすらできていない状況に。
帰着の時間を考えると、残りは2時間ありません。
とにかく小さくてもいいからと数は釣れていたライトリグに手が伸びます。
パートナーは得意の4"ワームのダウンショット、
私は3.6"リングマックス バス(004 ウォーターメロン ブラックFlk.)の5gダウンショット。
時間に追われる緊張からか、数度のミスもありましたが、
なんとかパートナーが750gをキャッチしてくれ、再びリミット達成。
ウエイトは3,900gほど。
優勝戦線からは逸脱してしまいましたが、リミットは大事なのでかなりほっとしました。
「これで今回の大会も終わったかな...。」と気を抜き掛けた時に、
3.6"リングマックス バスを投げていたロードランナー ストラクチャー ST640M-Ftの
ティップが静かに持ち込まれていきました。
言葉もなく静かに合わせると、今日一番のビッグママがジャンプ!!!
ベイトタックルということもあり、余裕を持ったファイトでキャッチしたのは
1,800強のスーパーキッカーと呼んでいい個体でした。
そして、ウエイイン。予想に反して超ハイウエイト戦になりましたが、
私たちは5,010g、唯一の5kg越えで優勝することができました。
数時間の大会の中にこれだけのドラマが生まれるとは思いもしませんでした。
こんなドラマチックな釣りを支えてくれるノリーズのタックルたちに感謝です!
<タックルデータ 1>
ロッド:ロードランナー ヴォイス 680MH
ライン:フロロ14lb.
ルアー:ディーパーレンジ1/2oz. (753)
<タックルデータ 2>
ロッド:ロードランナー ヴォイス 680H
ライン:フロロ14lb.
リグ:クランキンジグ+4-1/4" BTS(393)
<タックルデータ 3>
ロッド:ロードランナーストラクチャー ST640M-Ft
ライン:フロロ8lb.
リグ:5gダウンショット+3.6"リングマックス バス(004)
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3.6"リングマックス バスでドラマが...!PBT第四戦優勝
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