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ベイトネコ入門にオススメ!ST650M+5-1/4"ラッテリー

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渋谷 直隆 
渋谷直隆(ノリーズプロスタッフ リザーバーマイスター)

5月も終盤に入り、初夏の気候になって来ると、
どこのフィールドも生命感に満ち溢れて来ますね。

しかし、そんな生命感に溢れるフィールドではありますが、
過ごしやすい季節のためか同時にアングラーの人数も増え、
フィッシングプレッシャーが一気に高まる時期でもあります。

オカッパリではどんなに静かに近付いても、コイがあちこちでハタいていたり、
水辺のカエルやカメがドボン!と大きな音をたてて水に飛び込んで行ったりと、
冗談のように聞こえるかも知れませんが冗談でなく(笑)、フィッシングプレッシャー以外にも
バスに警戒心を抱かせる要素が多くなる季節ではないでしょうか。

スポーニング絡みでバスが岸近くに寄りやすいこの季節は、
岸部のリーズやカバー周りに魚は絶対いるはずなのに、フィールドの生命感もすごくあるのに、
このようないろいろな影響で思い通りにはゲームが進まない状況にハマることが意外とあります。
そんな臆病になっているバスは、巻きモノはもちろん、
オーソドックスなテキサスやジグ撃ちではなかなか反応が得られません。

そんな状況に対応するためにリグはライトにしたい、でもワームのサイズは落としたくない。
あるいは障害物が多いフィールドでスピニングにはしたくない、という状況はよくあると思います。

そんな時に私が最近よく使っているのが、ジャストフィッシュシリーズ
5-1/4"ラッテリーのベイトタックルによるネコリグです。

bass1_120604.jpg

このワームは一見ただのストレートワームに見えますが、
独特の張りのあるボディーマテリアルとリブがしっかりと微妙な波動を生み出して、
ライトリグでも「強い喰わせ」を可能にしてくれます。

しかもネコリグ時にネイルシンカーが入れやすいように
ヘッド部にはシンカーホールが設けられており、とっても親切設計です。

私はこのワームを写真のようなガード付きのマスバリにセットして
リーズやライトカバー周りで使うことが多いのですが、
テキサスやジグを入れてダメだった後でもしっかりとバイトが得られることが多いです。

先日もオカッパリで生命感ムンムンなのにバイトが全くない中、
長さはそれほどないですが超ボテボテのキレイなプリスポーンに出会うことができました。

bass2_120604.jpg

タックルですが、私は2012年のニューアイテム、
ロードランナー ストラクチャー ST650Mを好んで組み合わせています。

このロッドはスペックにも書いてある通り、ネコリグやヘビダン向けのアイテムなのですが、
お店や展示会でロッドだけを触ってみると、
表示されている説明内容に比べてやや固いロッドのように感じるかも知れません。
私も正直そうでした。

ところがラインを通して実際に使ってみると、
この適度な張りがネコリグやヘビダンでしっかりとボトムや障害物を感知し、
ボトムの変化にリグが刺さり込んでしまうことなく、
適度にスタックさせて「誘う→外す」の繰り返しを簡単にさせてくれる、
絶妙なテーパーに設定されていることが分かりました。

しかもバイトがあるとティップはしっかり追従して入ってくれ、
タフなバイトを弾いたりするようなことがありません。
いつの間にかこの組み合わせを今では手放せなくなっています。
これからのアフタースポーンの季節にはもっと活躍してくれるタックルになると期待しています。

とにかく流行りの「ベイトネコ」をマスターするための入門タックルとして、
これ以上のオススメはありません!
ぜひ皆さんもST650M+ラッテリーでノリーズならではの
「強いベイトフィネス」を体感してみてくださいね!

<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST650M
ライン:フロロ12lb.
リグ:1/11oz.ネコリグ+5-1/4"ラッテリー(カラー=155ウォーターメロンブルーパールバック)




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