足立貴洋(ノリーズプロスタッフ 山梨県在住)
フィールド:山梨県 河口湖
みなさんこんにちは。河口湖ガイドのタカヒロ足立です。
続・春のプリスポーンダイナマイト捕獲編です。
今、河口湖で″旬″の釣りは、ジャークベイトのストロングパターン。
一日ジャークベイトを撃ち切って、出るか出ないかの勝負でもありますが、
私の経験上、巻きモノやリアクションベイトで50upのビッグフィッシュ率が一番高いのが
4月いっぱいの春。
プリスポーンのメスのビッグフィッシュに狙いを絞って展開できる、ハードベイトタクティクス。
なんせ″プリスポーンダイナマイトパターン″が当たればほぼ50up確定なんです!
ただし、小さいバスが釣れてこないので、やり切れるかどうかで結果が変わってきます。
釣行当日は、春の三寒四温の「寒」の日。
連日、暖かい日中20度前後の晴れの日が続いたのですが、当日は4~8度とかなり寒い日。
低気温に加えて雨のため、かなり過酷な一日になりましたが、こんな寒の日に釣れればデカイ。
まるで修行のような日でしたが、プリスポーンダイナマイトパターンをやり切って結果は出ました。
急な寒の日は、かなり渋くなりますが、ビッグフィッシュ狙いは逆にチャンス!!
一日やり切って2バイトで1フィッシュ。
夕方のタイミングで狙い澄まして、プリスポーンダイナマイト54cmを釣り上げることができました。
ここのところ好調の「タダマキ132」の高速リトリーブ&ジャーキングで釣れました。
朝イチ、ゲスト様のタダマキ132にもバイトがあったものの、乗らず。
日中は、多くのビッグフィッシュが水深50cm~1mまであがって来たので、これでは釣れません。
夕方、再び寒気が押し寄せてきて、バスが少し深めに下がったタイミングでヒットしました。
前回と同じく、ビッグフィッシュが入ってきそうな大岩が多いゴロタ地帯をリトリーブ&ジャーキング。
この時のキモも前回同様、高速でルアーを泳がせながら、
岩に当たった瞬間に右へ左へフラッシングさせます。
当日は雨天で風も凪と言うことで、今日は少しタックルセッティングを変えて攻めてみました。
今回のタダマキ132のロッドセレクトです。
春の河口湖は、ビッグバスが上がってくる岩や人工物などを撃っていく釣りが効果的です。
6.4ft~6.6ftぐらいのややショートロッドで、障害物を狙い打ちするのもいいですが、
長いストレッチの岩場地帯、流入河川の沖のフラットエリアをロングキャストで、
ルアーのプロダクティブゾーンを広く、かつ凪の状況でロングキャストを想定した場合、
必然的に7.6ft程度のロングロッドがプレッシャーを与えない釣りに有効になってきます。
そこで選んだのが、ロードランナー ヴォイス
HB760M "AWAY DISTANCE MID"(アウェイ・ディスタンス・ミッド)。
ディープクランクやヘビースピナーベイトを、
フルスイングを繰り返さなくても安定的にロングキャストでき、
飛距離と相まってディープを効率よくトレースすることが可能なロッドということですが、
ディープクランク、スピナーベイトのみならず、
タダマキ132のようなビッグミノーを遠投するにも最適です。
とにかく、この巻き物ロッドの素晴らしい利点は、ルアーが飛ぶことです。
河口湖でも、サンドバー系のフラットが多いエリア、溶岩が並んでいるような
延々と続くブレイクエッジなどで、飛距離を出してプレッシャーを与えない釣りで
スパイス的に扱うと、よりおもしろいゲーム展開ができます。
当日のタダマキ132のカラーセレクトは、ビッグフィッシュの実績が高く、河口湖イチオシの
238:ハーフミラーワカサギから、
ちょっと空が暗かったのでよりフラッシングを強調できる、
240:ライトニングハスにシフト。
高速リトリーブして、タダマキ特有のローリングアクションで
ヒラヒラと泳ぐ時のフラッシングがいい感じです。
今が旬!ビッグフィッシュがビッグミノーで釣れる瞬間は圧巻!!!
基本的に河口湖のビッグミノーイングが大活躍するのは4月いっぱいですので、
このタイミングをお見逃し無く。
もちろんタダマキ132の238:ハーフミラーワカサギ&240:ライトニングハスをお持ちください!!
あっ!
241:パールアユオレンジベリー、
246:タナベセレクトタイガーも
濁った時に必要ですので、こちらもぜひご用意ください。
<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HB760M
ライン:フロロ10lb.
ルアー:タダマキ132
↧
続・春の河口湖、タダマキ132でプリスポーンダイナマイト捕獲!!
↧