浜松秀夫(ノリーズプロスタッフ 駿河のエギスペシャリスト)
フィールド:静岡県 駿河湾
梅雨が明ければもう真夏という時期に差し掛かっているが、
このレポートはそんな真夏とは全く逆の、今年の真冬の終わりかけの頃に
折本氏と一緒にタチウオゲームをした時のレポートである。
釣行当日のポイントは、駿河湾の沼津千本沖の水深50m、反応は35mから上という状況。
たとえポイントが変わったとしても、日本全国こんな感じのシチュエーションなら
そうは釣り方も変わらないとは思う。
今から記すそんなシチュエーションのパターン及びタックルは、
褒めることなど滅多にない毒舌、言いたい事は何でもストレートに言い放つ大船長をして
「お前ら商売ができる!」と最大級の賛辞をいただいたフィネスワインドというか何というか、
そんなタチウオの釣り方である。
当日の僕のタックルは、ロックフィッシュボトムRFB710ML/80MHジグヘッドスナッパー、
リールは2500番、メインラインがPE0.6号、リーダーはフロロカーボン3号を1ヒロに、
形状記憶のワイヤーリーダーを付けたもの。
ルアーはパワーダートヘッドの14gと20gの各色に、
パワーダートミノー105(mm)と90(mm)の各色。
(DH01 グロウ(夜光)
(090:スーパーグロウホロ(夜光)
ヘッドの色に関しては濁りが入った時はグロウ、澄み潮の時は他の2色を使い分ける。
DH02:ゴールド
DH03:イワシ
重さに関しては棚が深い時や潮が速い時は20g、逆に浅い時や潮が緩い時は14gを使い分けた。
ただし、当日は14gでなければショートバイトの嵐で、
なかなかフッキングしないという状況が多々あったがこれは後編で書くことにする。
パワーダートミノーの105と90の使い分けは、
大まかに言って抵抗が少ない分だけ20m以深は90、それより浅い所は105。
この釣りに関してはベイトフィッシュのサイズ云々と言うより、こっちの方が重要であると思う。
色に関しては、当日は158:スーパーホログラム ピンクグロウ バック(夜光)が
一番バイトが多かったが、同じ水深をずっと釣っているとやはりスレてきてフッキングは悪くなる。
そんな時はやはりカラーチェンジは重要である。
僕の好みはピンクの2種を中心に、濁っていれば
090:スーパーグロウホロ(夜光)、
349:チャート シルバー+ホログラムGlt.。
澄み潮の時は
325:UVパールゴースト、
168:イワシ等。
どちらかと言えば、澄み潮の時の方がカラーチェンジはマメにするようにしている。
(後編に続く)
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そろそろ夏のタチウオシーズン(前編)パワーダートミノー&ヘッド
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