伊藤巧(ノリーズスタッフ)
フィールド:茨城県 利根川
梅雨明けして夏本番となった先日、TBC第二戦ノリーズカップが開催されました!
連日のプラクティスでの状況ですが、日に日に高水温の影響でタフ化する利根川。
そして雨不足により平均水位が低く、カバーが干上がってしまい...。
この時期シェードに依存するバス達にも辛い状態となっていました。
毎日フィールドに出ていて感じたことは、フィーディングする時間が短い!
モーニングバイト、タイドによる水の動きが出る瞬間などのフィーディングタイムが短すぎて、
時合い捉えることが難しかったのですが、その時合いがキーとなります。
そしてもう一つの発見は、3~4mの深いレンジのオダに回遊するバスの存在。
数は少ないものの、平均サイズは1,000~1,800g。
試合中にタイミングさえ合わせられれば、
狙ってキッカーサイズのバスがキャッチできるパターン!
写真はプラ中にエスケープリトルツイン+5gチェリーリグでキャッチした1,500gオーバー。
深いレンジのオダに引っ掛けてステイさせてのバイト!で捕りました。
そして試合当日。
モーニングバイトを狙い、エスケープリトルツイン(013:ジューンバグ)の12gテキサスで
ブッシュにアプローチ開始!
(写真はエスケープツイン)
重めのテキサスリグを使用することにより、フォールスピードを速め、
リアクションバイトを誘発することができます。
水温が30度以上になるこの季節、非常に有効になるリグの一つです!
ところがこの日は、朝からリズムが合わなかったのか、
一向にバイトがないままモーニングバイトの時間が終わってしまいました。
しかし、太陽が上がってシェードにバスが集中するタイミングで、テキサスリグにバスがバイト!
平均水位が低い状況の中、ブッシュ+流木などの複合的なストラクチャーが
沖に伸びているエリアでキャッチできたので、同じようなエリアをテキサスリグと
エスケープスイムツイン(072:テナガシュリンプ)の
10gショートリーダーダウンショットリグでアプローチし、2本のバスをキャッチに成功!
そして、時刻は11:00。
時合いと読んでいた11:30に備え、一気に下流域に移動!
深いオダへ4"パワーバランス(351:バンドウカワエビ)の5gテキサスリグで
アプローチしたところ、バイトが連発!
キッカーフィッシュを含む5本のバスを連続キャッチすることができ、
リミットメイク&入れ替えに成功!
そしてトレーラーウエイインへ。
検量の結果、4,533gで準優勝することができました!
今大会、昼前後の時合いを的確に捉え、一気にウエイトを稼ぐ事ができました。
深いオダを攻める場合、4"パワーバランスなどのストレート系を多用するのですが、
水の抵抗が少なく、ルアーがオダを捕らえることがイージーになります!
ぜひお試しくださ~い!
<タックルデータ 1>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー 7'3" プロトロッド
リール:レフトハンドルベイト
ライン:フロロ20lb.
リグ:12gテキサス+エスケープリトルツイン(013)
<タックルデータ 2>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST680MH
リール:レフトハンドルベイト
ライン:フロロ14lb.
リグ:10gヘビーダウンショット+エスケープスイムツイン(072)
<タックルデータ 3>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST680MH
リール:レフトハンドルベイト
ライン:フロロ10lb.
リグ:5gテキサス+4"パワーバランス(351)
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灼熱の利根川TBC第2戦・ノリーズカップで準優勝!
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