フィールド:神奈川県 足柄キャスティングエリア
管理釣り場ドットコムエリアトーナメントに参加してきました。
今回の会場は、神奈川県の足柄キャスティングエリア。
ローカルトーナメントも開催されており、私もプライベートで時折訪れるエリアです。
前日はプラを行いましたが、なかなかパターンを掴めません。
普段は軽量スプーン、クランク、ボトム等で攻めていけば
一日で100本釣るのもそう難しくないエリアだけに、かなり戸惑いました。
管理人さんに状況を伺うと、ポンドに水を引いている川の上流で工事が行われていたらしく、
その影響で入った白ニゴリがパターンを変化させているのかも?ということでした。
プラの結果、ボトムパターンはほぼなく、
表層中心にいかに組み立てていくのかがキーになるだろうという予想を立て、試合に臨みました。
予選は1対1の対戦を4回行い、勝ち点の合計を競う方式。
1試合目、前日放流の魚を狙い、鱒玄人ルーニー2.2g(001:放流赤金)でスタート。
(001:写真は鱒玄人)
一投目からヒット!...しかし、後が続きません。
カラーローテを繰り返したものの、ヒットパターンが見つけられず、いきなり負けてしまいました(汗)。
2試合目、今回の大会形式の場合、二敗すると予選落ち確定のため、いきなり崖っぷちです。
放流魚を見切り、地の魚狙いにシフトしていくことにしました。
ここではトラウトプログラムのニューロッド、アンビシャス61Lに
0.4gの超軽量スプーンをセットし、手前の魚に繊細にアプローチをして
一本ずつ丁寧に絡めとっていきました。
手前の魚を釣り切ってからは、沖の魚をこれもニューロッド、デイブレイク61(プロト)で
トップウォータールアーに細かいアクションを付けてバイトを誘い、追加に成功。
大差で勝利できました。
3試合目、4試合目も掴んだリズムのまま攻め続けて連勝。
3勝1敗で決勝トーナメントに駒を進めました。
決勝トーナメントは4名で対戦し、上位2名が勝ち上がる方式です。
「準々決勝」
手前にインレットからの流れがある釣り座だったため、
その流れの筋をマイクロスプーンで攻めていき、勝ち抜けに成功。
アンビシャス61Lはファストテーパーで操作性に優れ、
特に0.3g~1.5gの軽量系スプーンとの相性は抜群。
流れのあるポイントでも思い通りのコースにスプーンをコントロールし、
細かい誘いを掛けていくことが可能です。
「準決勝」
今度は対岸にインレットのある釣り座。
スパイクアロー62L(KR+MGS仕様プロト)でシャロークランクを対岸ギリギリにキャスト、
流れに乗せてドリフトさせていき、バイトの瞬間にロッドパワーを活かしてフッキングすることで
連続キャッチに成功、決勝に進むことができました。
「決勝」
勝ち残った6名による10分×3ローテでの決勝は、
ポンド中央の流れの影響を受けにくい釣り座で行われました。
私はアンビシャス61Lに自分のプライドを託し、マイクロスプーンで徹底的にやりきる作戦にしました。
しかし、ここまでのプレッシャーで魚のバイトは弱く、
自分自身のプレッシャーも相まって、ここまでほとんどなかったバラシ等のミスが多発。
周りの選手にリードされる展開となってしまいました。
一旦深呼吸し、「苦しいのはどの選手も一緒」と自分に言い聞かせ、懸命に追い上げていきました。
最後の10分の開始前に釣果を確認したところ、トップの選手との差は1本。
そして、全てを賭けた10分が始まりました。
開始直後にキャッチに成功し、遂に追いついた!と思ったのも束の間、すぐに相手もキャッチ。
残り4分の時点で再び追いつきましたが、1分後にまたも突き放され、
そのまま時間が経過していきます。
そして残り1分を切ったその時、ドラマが待っていました。
ショートバイトをフッキングさせ、三度追いつくことに成功。
そして残り約10秒で最後のワンキャスト。
カウントダウンが進む中、なんとヒット!
慎重に、慎重に魚を寄せ、ネットインした瞬間に試合が終了。
大逆転で優勝する事が出来ました!!!
これで今期4勝目をマーク。
前人未踏の年間5勝と、シリーズ三連覇を目指して、残りの試合も全力で頑張りたいと思います。
<タックルテータ 1>
ロッド:スパイクアロー60(KR+MGS仕様プロト)
ライン:ナイロン3lb.
ルアー:クランクベイト
<タックルテータ 2>
ロッド:アンビシャス61L
ライン:ナイロン3lb.
ルアー:マイクロスプーン
<タックルテータ 3>
ロッド:デイブレイク61(プロト)
ライン:PE0.2号 リーダー:フロロ0.8号
ルアー:トップウォータープラグ