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「これは釣れる!」の直感が確信に!フラチャットテストインプレッション

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渋谷 直隆

渋谷直隆(ノリーズプロスタッフ リザーバーマイスター)
フィールド:三重県 県内の野池

いよいよノリーズから待望のチャターベイト「フラチャット」が発売(8月中旬予定)になります。

HULACHAT

 

今回は手元に届いたプロトのフラチャットをオカッパリでしたが使用してみましたので、
そのインプレッションをレポートしたいと思います。

まず最初にお断りしておきますが、
恥ずかしながら私は正直このジャンルのルアーに関してはほぼ入門者で、
何かを語れるほど使い込んではいません。

しかし、だからこそ逆に言えることがあります。
フラチャットは間違いなく「釣れるルアー」です。

初めて使った時、スローリトリーブでも手元にしっかり伝わる激しい振動、
そこから水中で発せられているであろう金属音、
何かにぶつかった時やリーリングスピードを意図的に変えた時に起こるイレギュラーアクション、
高速巻きでも浮き上がりにくいこと、そして障害物をうまくかわすこと、
それらの全てから「これは釣れる!」と理屈抜きに直感的に感じました。

そして投げ初めて数分でガツンと強いバイトがあり、ナイスサイズがあっさりとヒット。
深い、いいバイトでした。「直感」が「確信」に変わった瞬間でした。

bass1_130730.jpg

ちなみにこの時は、浅いウィードエリアでいくつかのルアーを一通りローテーションして、
反応がなかった後にフラチャットに変えての出来事でした。

その後もバイトは続きましたし、バイトに至らないまでも追って来る個体もあったりで、
真夏の暑さでダレてしまっていたフィールドが、
このフラチャットの投入ひとつでこんなに魚がいたのか?と驚かされるほどの反応に。
これはすごいポテンシャルを秘めているルアーだと思いました。

そして次の釣行ではパッドエリアでパッドのアウトサイドを引くと、
真っ黒な影が弾丸のような猛ダッシュでパッドの下から出てきてフラチャットにアタック!
やせてはいましたが48cmのビッグフィッシュをキャッチすることができ、
私の中でさらにこのルアーに対するコンフィデンスが高まったのでした。

bass2_130730.jpg

bass3_130730.jpg

このルアーの具体的な位置付けとしては、
ハードルアーとも違う、従来のソフトルアーの巻きとも違う、
その中間的な強さが欲しい時に、そこを埋めてくれるピースという感じでしょうか。

フックには、激しく使ってもワームがズレないような優れたトレーラーキーパーが付いていて、
細かいところまで親切設計されているのがまた嬉しいところです。

bass4_130730.jpg

トレーラーは5"シュリルピンと4"スプーンテールシャッドを使用し、両方バイトを得られました。

(004:ウォーターメロン ブラックFlk.)

シュリルピンを使うと、シャープな泳ぎで、
ちょっとしたアクションやスピードの変わり目にイレギュラーな動きが出やすくなります。

ST03 アルビノオレンジST03 アルビノオレンジ(ST03:アルビノオレンジ)

スプーンテールシャッドでは意表を突いたような動きはあまり出なくなりますが、
ゆっくり引けるというメリットと、独特の強いロールが混じってすごく存在感と明滅が出ます。
こんな風にどんなトレーラーを合わせるとどういうアクションが出るのかを探すのも、
このジャンルの楽しみの1つですね。

カラーもトレーラーのカラーをフラチャット本体に合わせるのか、
それともあえて本体とは違う色にするのかとか、
そんなコーディネートをあれこれ試してみるのも楽しいのではないでしょうか。
専用トレーラーとしてセットされる「フラバグ」も、とっても楽しみになってきました。



8月中旬頃発売予定とのことですので、ぜひ皆さんも一度使ってみてください。

<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HB630M
ライン:フロロ14lb.
ルアー:フラチャット(プロト 7g、10g)
    HC10:タフタイムオレンジインパクト + 5"シュリルピン(004)



    HC02: クリアウォーターゴールド + 4"スプーンテールシャッド(ST03)



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