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晩秋のディープクランキング奥義で河口湖のロクマルモンスター捕獲!

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足立貴洋

足立貴洋(ノリーズプロスタッフ ビッグフィッシュにこだわる河口湖ガイド)
フィールド:山梨県 河口湖

bass1_131113.jpg

みなさんこんにちは。河口湖ガイドのタカヒロ足立です。
今、河口湖は紅葉真っ盛りですが、徐々に冬の足音が聞こえてきましたね。
朝夕の冷え込みで水温低下しつつあり、巻きモノが通用する時期は、もう残りわずかです。
そんな11月ですが、ぜひ水温が下がり切る前に巻きの釣りを体験!ですね。

前回までは主にスピナーベイティングを紹介してきましたが、
今回はディープクランキングのロクマル捕獲の極意を紹介したいと思います。

11月の低水温期に入りますと、バスは徐々にディープを意識します。
具体的にはウィードのアウトサイド、溶岩帯ディープなどの4~9mと深いレンジです。
このレンジでベイトフィッシュを意識しているバスほど、大型が多くなってきます。
つまり、エビ・ハゼ系のベイトとは違い、小魚をエサにしているバスほど50up率が高いのです。

ウィードアウトサイドエッジ最外を徹底的に攻めるのに最も有効なのが、ショットオーバー5

SHOT OVER 3

ウィードアウトサイドエッジとひとくちに言っても、攻略法は2通りありまして、
横に広がるストレッチのウィードアウトサイドは、岸と平行に投げます。
岬上の階段になっているようなウィードエッジは、
浅い側から深い側へクランクを差し込むように縦に潜らせます。
例えて言うなら、ルアーの着水地点が水深2mで、
ダイビングした最高到達深度の5mがアウトサイドエッジという感じです。

さらに、タカヒロ足立的には、晩秋の河口湖シークレットと呼べるようなカラーリングがあります。
激濁り・ターンオーバー期に特に実績があるホログラム系統のカラーです

207H ホログラムフラッシングギル(ボーン)(207H:ホログラムフラッシングギル)

もちろん新色でも釣果があがっております。噂では50オーバーも釣れたとか!!

(288:レッドラインブルーシャッド)

bass2_131113.jpg

ショットオーバー5と一緒に必ず必要となるのが、ロングロッド。
私が使っているのは、ロードランナー ヴォイス HB760M。
広大なウィードエリアのエッジを効率よくディープクランキングするためには、飛距離が必要。
また、ティップを下げた状態でよりクランクを深く潜らせられるのが、ロングロッドの利点。
さらに言えば、ウィードの塊にクランクが突っ込んだ時、
ロッド全体の長さでシャクってハングオフできるのも、ロングロッドの利点です。

つまり、今河口湖でやっているクランキングは、ディープウォーターにおけるクランクベイトの
「ウィード・ハングオフ・ムーンサルト釣方」とでもいいましょうか。
深いウィードにコンタクトさせ、ウィードへの刺さりを低減するノンスタックビル仕様を利用した
ハングオフが重要となっています。

晩秋となり、水温が14度台まで低下した河口湖のコンディション。
こういった時こそ、まだシャローでは
やる気のある超ブリブリコンディションがハードベイトで釣れます!

はっきり言って、一日やってノーバイトや1、2バイトとかが当たり前の状況になってきましたが、
巻けば巻くほど一日の寒暖の差や風の強弱のタイミングなどで、
モンスターサイズが反応するタイミングがわかってきます。
一日巻き切ってやれば、50up率が高いのが11月の特徴です。

先日の釣行では、河口湖で5kmぐらいずーーーーーーっと
クランクベイトでウィードアウトサイドエッジ流し打ち。
14時半頃、水深4m前後のウィードパッチを抜けた瞬間に、ゴツンとモンスターバスがバイト!
60cm、3,250gの晩秋のモンスターサイズをショットオーバー5で捕獲セリ、です!!

bass3_131113.jpg

bass4_131113.jpg

bass5_131113.jpg

巻きモノで釣れるシーズンの残り時間はあとわずか!
いつ巻くの?いまでしょ!

<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HB760M
ライン:フロロ14lb.
ルアー:ショットオーバー5(207H)


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