フィールド:山梨県 河口湖
みなさんこんにちは。河口湖ガイドのタカヒロ足立です。
河口湖の紅葉祭りも終盤を迎えつつあり、西高東低、冬型の気圧配置の日も多くなってきました。
冬のはじまりの「西高東低の気圧配置」ですが、こういう日には上空に寒気団があり、
気温はマイナスで朝は霜が降りるほど寒く、晴れると西風が強く吹くことが多いです。
濃霧が発生する日は大気の温度が低く、湖の水温の方が暖かいため、水蒸気が多くなります。
霧が晴れるまでは、冷え込みでかなりの低気温となります。
朝から霜が降りるほど寒い日では、「さすがに早朝から巻きモノは...」という感じです。
ただし、霧が晴れたり、霜が溶けたり、気温変動と水温変動による
「寒→暖のタイミング」で巻いて出ればデカバス!!が来ます。
今回、もう1発、ディープクランキングにてビッグバスを捕獲!!
ここのところお馴染みのショットオーバー5(207H:ホログラムフラッシングギル)が好調です。
ビッグバイトしたタイミングは、朝の冷え込みから水温が上がる9時頃のタイミング。
河口湖の全域に強い西風が吹いており、岬の裏側へ風が巻き込むベイトが溜まるエリアでヒット。
今年はかなり増水しており、水深1mは冠水植物で、その外側の2m前後のエビモパッチを、
ロングディスタンスで岸と平行に流し、ハングオフで外した瞬間にバイトしました。
なぜシャローでディープクランク?と思われがちですが、
今年の河口湖は増水傾向でウィードパッチが深くなり、
かつ初冬へ季節が進むとウィードパッチの根元にバスが付きやすくなります。
まだターンオーバー中でプルプルと水を動かす水流波動のあるルアーのほうが大型は反応がよく、
さらにリアクション効果を狙って、ちょっと深めのウィードパッチの根元を狙って、
ダイレクトに垂直方向に送り込むことができるのがこのオーバー5なんです。
ロードランナー ヴォイス HB760M&ショットオーバー5の秋セッティングは、
使い込めば使い込むほど、晩秋のディープクランキングが理解できる最高の1本です。
後日、お客様と一緒に釣行した時、またしても同じテクニックで
ショットオーバー5にビッグバス炸裂!
この時も、水深2m前後のエビモパッチを、ロングディスタンスで岸と平行に流し、
ハングオフで外した瞬間、少し巻き始めてバイトしました。
ウィードにクランクベイトが突っ込んだ瞬間に気付いて、慌てて追ってきてバイトしたのでしょう。
ガッツリ、ゴン飲みの食い方でしたね~。
河口湖の水温は12度台になってきました。
まだあとちょっと、寒波が来る前ぐらいまで巻きモノが釣れるイメージがしますね!
それでもこれからはさらにバスのレンジが深くなりそうですので、
今度はニーリングでの釣りも展開できそうです。
水深6mまでカバーできるニーリングテクニックは、
さらに深い6mウィードの根元や、溶岩帯の深場に生えるウィード、溶岩岬の大岩などを
ダイレクトに狙えるテクニックです。
シャローだけでなく、超ディープでも、ショットオーバー5が活躍します
ぜひ使ってみてください。
<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HB760M
リール:ハイギアベイトキャスティング
ライン:フロロ14lb.
ルアー:ショットオーバー5(207H)