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ベイト賑わう房総で新生フラットフィッシュプログラムの本領発揮(後編)

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大久保 亨一

大久保亨一(ノリーズプロスタッフ ストイックヒラメマスター)
フィールド:千葉県 房総半島

(前編より)

さて、釣行当日のことを振り返ってみると、
釣果のあったシンキングやヘビーシンキングミノーは、
時間帯としては朝マヅメの反応がよかったです。

一方、フローティングミノーは朝マヅメにシーバスの反応がよく、
日が昇るにつれて反応は少なくなりました。

今回、いつもなら定番のパワーシャッドでは反応がもらえず、
スプーンテールシャッドのみでの釣果となりました。

POWER SHAD


ST01 シルバーシャッド(ST01)

最初はST01:シルバーシャッドでバイトが取れましたが続かず、
次にST03 アルビノオレンジでヒットに持ち込みましたが、外れてしまいました。

ST03 アルビノオレンジST03 アルビノオレンジ(ST03)

flat5_131130.jpg

波打ち際に打ち上げられていたベイトがウルメイワシであると確認できたので、
似たカラーでST02:シルバーブルーシャッドをチョイスすると、連続ゲットとなりました。

ST02 シルバーブルーシャッド(ST02)

flat6_131130.jpg

スプーンテールシャッドのマテリアルは軟らかく、ハリ持ちは今ひとつですが、そこは一長一短。
ソフトな触感はターゲットが咥える時の違和感を最小限に抑え、
食い損ねても再び捕食に向かわせる魅力がありそうです。
そして持ち前の浮力は、リトリーブヘッドに装着した時の水中での動きに大きく作用します。

よりファストで感度のいい新生フラットフィッシュプログラム
シューティングサーフ96を使うことで、ロッドを通してルアーの動きを感じつつ、
ターゲットを魅了する繊細なアクションを付けることができました。

今日入ったポイントは、ワーミングスタイルの障害となる岩礁やカジメはないので、
着水時からシッカリとボトムを取りました。

そしてアクションはリフト&フォールをメインとして、
ラインテンションをかけながらも波間に漂わせる感じで、
足元まで気を抜かず集中してスローにトレース、ひたすらこれの繰返しでした。

南房総への釣行は、他のアングラーがなかなか魚からの反応をもらえない中で、
ひとり釣果を連発し、ストロングパターンの確信に至れたことは非常に嬉しく、
また、新生シューティングサーフ96に携わってきた1年4ヶ月の時間がやっと報われ、
重圧からも開放された釣行となりました。

<タックルデータ>
ロッド:フラットフィッシュプログラム シューティングサーフ96
リール:レバーブレーキ搭載スピニング3000番
ライン:PE16lb. ショックリーダー:20lb.
ルアー:リトリーブヘッド15g(ピンクヘッド)+5"スプーンテールシャッド(ST02)


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