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ベイト賑わう房総で新生フラットフィッシュプログラムの本領発揮(前編)

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大久保 亨一

大久保亨一(ノリーズプロスタッフ ストイックヒラメマスター)
フィールド:千葉県 房総半島

気圧配置は西高東低と冬に向かいつつあり、
茨城シーズンは後半のラストスパートと言うところでしょうか。

今回は気温の低い茨城を離れ、これから冬にかけて活性高まる房総の南へと繰り出します。
茨城で成果を得られたとはいえ、まだまだその性能を出し切っていない
新生フラットフィッシュプログラム シューティングサーフ96。
房総でも結果が得られなければ、気持ちのモヤは晴れません。

只今好調の南房総で挑むタックルはワーミング、シンキングメイン。
ロッドは開発に携わってきた新生シューティングサーフ96と、
今年好調の5"スプーンテールシャッドリトリーブヘッド15g。
波高な鹿島灘では20gがメインになりますが、
穏やかな南房総は15gをメインに釣行しました。
SPOON TAIL SHAD

RETRIEVE HEAD


flat1_131129.jpg

当日は小潮、スタート時は満潮に向かう上げ6分というところでしょうか。
台風、時化から回復した南房総は、波は穏やかに凪いでいました。
さらに、回遊してきたたくさんのベイトがターゲットに追われ、
飛び跳ね、逃げる様子があちこちで伺えます。

夜明けと同時に自分がフィールドに立ちましたが、若干出だしが遅れたようで、
有望ポイントにはズラリとアングラーに並ばれ、入るスペースがなかなか取れません。
見渡すと数人は獲物に出会えているようで、その好調ぶりが伺えます。

割って入るには少し気が引ける状況ではありましたが、
連なる地元アングラーの先に、少し空いたスペースを見つけて早速釣り開始。
しかし、マヅメ時をミノーで狙っていた多数のアングラー達には、
ひと勝負終えたのか、その後ヒットしている様子は見られません。

ひとり去り、ふたり去りと、釣るスペースの幅が広がり釣りやすくなりましたが、
こちらにも依然反応はありません...。

1時間半ほどミノーをフローティングからシンキングと替えて粘っても結果が出ず。
ここでルアーをジグヘッド+ワームにチェンジし、ワーミング開始。

すると、スタートから引き倒したミノーは伺えなかったバイトが、ワーミングに変えたとたん連発!
しかし、バイト自体が小さかったため、アワセることができず苦戦。
回収したスプーンテールシャッドはフックポイントが外れ、その表面には
50cmクラスと思われるヒラメの噛み跡が何とも憎らしく付いてきます。

そしてやっとの思いでヒットに持ち込みましたが、食いが浅い様子でバラシてしまいます。
同じ様なバラシが3回も続くと「今日も駄目なのか...?」と超ヘコみました...。

シーズン開始から玉砕続きだった房総ですので、今回も気持ちの持続は厳しいところですが
アタリからヒットに繋がったということ、釣果に繋がる可能性も大!!
ここは諦めず続行すると、夜明けの6時過ぎからスタートして4時間は経過した10時半過ぎ、
干潮に向かう下げ5分辺りで四度目の正直!やっとゲットとなりました!

flat2_131129.jpg

サイズは40cm後半とレギュラーでしたが、ルアーをガッチリと咥え込み、何とも嬉しい待望の1尾。
安心したというかホッとしたというか...。

これが本日のパターンだと確信すると、俄然意欲を増してゲーム再開。
そしてそこからが凄かった!
4回バラシた後でしたが、集中力を切らさず攻めて50アップをゲット!
さらにマゴチ40cm後半サイズ、ヒラメ40アップゲットと、連続ヒットとなりました。

flat3_131129.jpg

flat4_131129.jpg

お昼になってもアタリは続いて、帰るに帰れない状態でしたが、
忙しい月末ということと、帰宅する時間も考慮して、後ろ髪引かれる思いで納竿としました。

その後の夕マヅメも好反応が続き、釣友は60近いサイズを出し、
一日中バイトは続いていたようです。

(後編に続く)


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