フィールド:千葉県 房総半島
気圧配置は西高東低と冬に向かいつつあり、
茨城シーズンは後半のラストスパートと言うところでしょうか。
今回は気温の低い茨城を離れ、これから冬にかけて活性高まる房総の南へと繰り出します。
茨城で成果を得られたとはいえ、まだまだその性能を出し切っていない
新生フラットフィッシュプログラム シューティングサーフ96。
房総でも結果が得られなければ、気持ちのモヤは晴れません。
只今好調の南房総で挑むタックルはワーミング、シンキングメイン。
ロッドは開発に携わってきた新生シューティングサーフ96と、
今年好調の5"スプーンテールシャッドとリトリーブヘッド15g。
波高な鹿島灘では20gがメインになりますが、
穏やかな南房総は15gをメインに釣行しました。
当日は小潮、スタート時は満潮に向かう上げ6分というところでしょうか。
台風、時化から回復した南房総は、波は穏やかに凪いでいました。
さらに、回遊してきたたくさんのベイトがターゲットに追われ、
飛び跳ね、逃げる様子があちこちで伺えます。
夜明けと同時に自分がフィールドに立ちましたが、若干出だしが遅れたようで、
有望ポイントにはズラリとアングラーに並ばれ、入るスペースがなかなか取れません。
見渡すと数人は獲物に出会えているようで、その好調ぶりが伺えます。
割って入るには少し気が引ける状況ではありましたが、
連なる地元アングラーの先に、少し空いたスペースを見つけて早速釣り開始。
しかし、マヅメ時をミノーで狙っていた多数のアングラー達には、
ひと勝負終えたのか、その後ヒットしている様子は見られません。
ひとり去り、ふたり去りと、釣るスペースの幅が広がり釣りやすくなりましたが、
こちらにも依然反応はありません...。
1時間半ほどミノーをフローティングからシンキングと替えて粘っても結果が出ず。
ここでルアーをジグヘッド+ワームにチェンジし、ワーミング開始。
すると、スタートから引き倒したミノーは伺えなかったバイトが、ワーミングに変えたとたん連発!
しかし、バイト自体が小さかったため、アワセることができず苦戦。
回収したスプーンテールシャッドはフックポイントが外れ、その表面には
50cmクラスと思われるヒラメの噛み跡が何とも憎らしく付いてきます。
そしてやっとの思いでヒットに持ち込みましたが、食いが浅い様子でバラシてしまいます。
同じ様なバラシが3回も続くと「今日も駄目なのか...?」と超ヘコみました...。
シーズン開始から玉砕続きだった房総ですので、今回も気持ちの持続は厳しいところですが
アタリからヒットに繋がったということ、釣果に繋がる可能性も大!!
ここは諦めず続行すると、夜明けの6時過ぎからスタートして4時間は経過した10時半過ぎ、
干潮に向かう下げ5分辺りで四度目の正直!やっとゲットとなりました!
サイズは40cm後半とレギュラーでしたが、ルアーをガッチリと咥え込み、何とも嬉しい待望の1尾。
安心したというかホッとしたというか...。
これが本日のパターンだと確信すると、俄然意欲を増してゲーム再開。
そしてそこからが凄かった!
4回バラシた後でしたが、集中力を切らさず攻めて50アップをゲット!
さらにマゴチ40cm後半サイズ、ヒラメ40アップゲットと、連続ヒットとなりました。
お昼になってもアタリは続いて、帰るに帰れない状態でしたが、
忙しい月末ということと、帰宅する時間も考慮して、後ろ髪引かれる思いで納竿としました。
その後の夕マヅメも好反応が続き、釣友は60近いサイズを出し、
一日中バイトは続いていたようです。
(後編に続く)