フィールド:埼玉県 朝霞ガーデン
釣りビジョン主催「トラウトキング選手権」のエキスパート部門への
参加権を得るべく、試合に出場してきました。
今回の舞台は埼玉県の「名門」、朝霞ガーデン。
魚影が濃く、過去の大会でも相性の良い釣り場で、楽しみにしていた試合です。
予選は3つのポンドを回り、総釣果で競う方式。
今回は事前の放流はなしということだったので、放流されてから時間の経過した居着きの魚を
いかに攻略していくかがキーとなりました。
まずは予選。
スパイクアロー62Lにナイロン3lb.をセットしたタックルでの表層クランキングと、
デイブレイクDB61H(プロトタイプ)にPE0.175号をセットしたタックルでのボトム攻略とで
確実に魚をキャッチしていき、予選をトップで通過することができました。
準決勝は3名で対戦し、1名のみ勝ち上がりの狭き門。
ここからは大会レギュレーションで使用ルアーはノリーズ製品に限られます。
多くの選手のメインパターンはズバリ、「ライス22&30」。
プラの事前情報でも手堅く釣れており、カラーローテーションで釣っていく選手が多かったです。
私は他の選手が狙わない魚をメインのパターンにするべく、ボトムを中心に攻めることにしました。
クランキンピューパのリップの先端にチューニングシンカーを貼り、
ボトムクランキング用チューンを施したルアーと、
トラウトZXのリアクションで数を重ね、何とか勝ち上がることができました。
いよいよ決勝戦。
6名で競い、上位3名がエキスパート部門への切符を手にすることができます。
決勝はここまで使用していなかった、事務所前の第一ポンドでの戦いとなりました。
開始前、他の選手のタックルを観察すると、やはりライスで勝ち上がってきた選手が多いようで、
複数のタックルにライスをセットしている選手が目立ちました。
私は他の選手と同じ魚の取り合いを避けるため、
朝霞ガーデンのもう一つの黄金パターンともいえる、鱒玄人ウィーパー0.6g&0.9gをメインに、
ライスやクランキンピューパでフォローしていく事にしました。
この時ウィーパーに使用したタックルは、スパイクアロー62Lにフロロ1.5lb.の組み合わせ。
普段ならアンビシャス61にエステルの1.4lb.を組んだ感度重視のタックルで攻めるところですが、
第一ポンドは透明度が非常に高く、魚のバイトをほぼ目視で確認できるため、
ある程度クッション性を持たせたタックルで確実に絡めとっていく方が確実、と考えました。
開始直後から魚の反応があり、着実に魚をキャッチしていきます。
後半に入ると魚の反応が若干鈍りましたが、
やや深めのレンジから巻き上げと巻き下げでリトリーブコースに変化を付けるとバイトが得られ、
4匹を追加したところで試合終了の時間となりました。
集計の結果、準優勝となり、エキスパート部門への進出を果たすことができました。
優勝した選手の方も鱒玄人ウィーパー0.9gでほとんどの釣果を上げたようで、
今回はスプーンの釣りに軍配の上がる試合となりました。
きたるエキスパート戦で、マイスターを目指したいと思います。
<タックルテータ 1 ボトム攻略用>
ロッド:デイブレイク DB61H(プロトタイプ)
ライン:PE0.175号 リーダー:フロロ4lb.
ルアー:トラウトZX
<タックルテータ 2 マイクロスプーン用>
ロッド:スパイクアロー62L
ライン:フロロ1.5lb.
ルアー:鱒玄人ウィーパー0.6g、0.9g
<タックルテータ 3 表層クランキング>
ロッド:スパイクアロー62L
ライン:ナイロン3lb.
ルアー:クランクベイト