フィールド:山口県 菊川湖
冬は比較的暖かな山陽地方でも初冠雪を済ませ、めっきり寒くなっています。
水温も10度を越えることは無くなり、朝の水温も8度台となってきました。
フィールドのフィッシングプレッシャーも低くなる時期ですが、
バスの活性も低下し、一筋縄でいかないのがこの時期の釣りです。
実際に、この日は仲間内での小さな大会を行ったのですが、
なんと参加者全員ノーフィッシュの完全試合をくらいました。
バイトすらないという状態です。
さすがに手ぶらでは帰れないということで、居残り残業で頑張りました。
夕方の時合になってもディープは全く反応がありません。
そこで、狙いをシャロー~ミドルの岬にシフト。
岬と言っても、この規模のレイクでは大きな岬は少ないので、
とても小さな岬まで手返しよく狙います。
ルアーはもちろんメタルワサビーです。
シャローに上がってきたバスは積極的にルアーを追うこともあるので、ここでは強気の18gです。
また、18gの方が根掛かりをしても外しやすいのです。
シャローはベイトの影もまばらで、これは間違えたかな?と思いながらも、
諦めずにキャストを続けると、着底と同じくらいのタイミングでメタルワサビーにバイト!
<タックルデータ>
ロッド:ロードランナーヴォイス600BSMH
ライン:フロロ14lb.
ルアー:メタルワサビー18g(ハンマード BR-18:オーバーフロー)
大会時間を含めると8時間掛かりでの貴重な一匹でした。
ボトムのジグを突いたのか、下あごにフッキングしていました。
「これがパターンだとしたら、次も続くはずなんだけどね!」と饒舌になりながら撃ち続けると、
同条件の場所で更なるビッグバイト!
30分後のキャッチは、50UPの綺麗なバスでした。
フォール中のひったくりバイトで、冬では珍しくジャンプまでしてくれました。
でも、ジギングスプーンでのジャンプは、バレる原因になるので注意が必要ですが。
数日前に足立プロと同行した時には、ビッグスプーンのダイラッカでのグッドサイズ。
マッチザベイトを無視したビッグゲームに驚愕したのですが、
今回のヒットルアーは、まさにマッチザベイトのメタルワサビー。
どちらが正解ではなく、結果が出ればどちらも正解。
これがバスフィッシングです。
理解することは大変困難な事ですが、投げて見なければ何も始まりません。
ウインターゲームを堪能できるのもあと数か月です。
ぜひ、メタルワサビーを片手にフィールドに飛び出してみて下さい。