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ハイプレッシャー野池にはやっぱりベイトフィネス!

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伊藤 雄大
伊藤雄大(ノリーズプロスタッフ Mr.精密機械)
フィールド:静岡県 県内の野池

私の釣りはトラウトがメインなのですが、他にソルトもバスも楽しんでします。
先日もシーズン真っ只中の野池に遊びに行ってきました。

この時期の魅力はなんといっても良型のバスと出会える可能性が高いこと。
しかし、それを目当てに足繁く通うアングラーも多く、
ハイプレッシャーの中での釣りを余儀なくされることもしばしばです。
そんな状況の中、いい釣りができましたのでレポートしたいと思います。

激スレ野池の攻略のコツは、リアクションと食わせをはっきり区別すること!
私のフェイバリットルアーは、

LAYDOWN MINNOW MID REGULARレイダウンミノーミッド ジャストワカサギと、

5-1/45-1/4" ラッテリーの二つ。

小規模野池のベイトのサイズやプレッシャーを考慮した場合、
強過ぎず、弱過ぎず攻めることができるこのルアー達は欠かせません。

ロッドは本来ソフトベイト向けですが、ロードランナー ストラクチャーST640M-Ftに
フロロカーボン10lb.を組み合わせたベイトフィネスタックルを使用することで、
5g前後のルアーをストレスなく手返し良くキャストしていくことが可能です。
また、太めのラインを使用できることで、
カバー周りでのビッグフィッシュのヒットにも余裕を持って対応することができます。

bass1_140520.gif

bass2_140520.gif

この日私が狙ったポイントは、こんなウッドカバーや冠水したブッシュ。
まずはレイダウンミノーミッド ジャストワカサギ(BR-148:リフレクトクリアー)で、
カバー外周を撃っていきます。

BR-148 リフレクトクリアー  ※写真はレイダウンミノーウエイク ジャストワカサギ

レイダウンミノーミッドシリーズはやや深いレンジまでルアーが入ってくれるので、
シャローカバーのボトム付近からファーストブレイクまでを効率良く探り、
水温やプレッシャーの関係で浮き切らない魚にも口を使わせることができます。
リアクションを意識し、1~2秒のポーズを交えながらやや強めのジャークを繰り返すと、
幸先良く数本のキャッチに成功。

bass3_140520.gif

気を良くしたところで、今度はカバーの中を撃っていきます。
ルアーは5-1/4" ラッテリー(317 ライトグリーンパンプキン ブルーFlk.)に
1/16oz.のネイルシンカーをセットし、ワイヤーガード付の太軸マス針と組み合わせたネコリグ。
ルアーをカバーの中でスムーズに沈ませるため、やや重めのシンカーをチョイスしました。



アプローチのコツですが、ヒット~ランディングまでを考慮し、
極力カバーとラインが接触しづらいコース取りでキャストすることで、
ラインブレイクを防ぐことができます。

キャスト後の誘いはじっくりシェイクを入れていきます。
攻めの効率は悪くなるものの、多くのアングラーがカバー撃ちで使用するラバージグや
テキサスリグとは違ったスローな動きを見せてあげることで口を使ってくれるバスもいますので、
「このカバーに間違いなくいる」という確信が有る場合にはこういった攻めもアリだと思います。

この攻め方がズバリ的中し、ビッグフィッシュがヒット!
ストラクチャーST640M-Ftのバットパワーを活かし、カバーから引きずり出したのは、
恐らくこの野池のマックス級であろう50センチジャストのナイスフィッシュでした。

bass4_140520.gif

野池に限らず、リザーバー等でもベイトサイズに合わせてルアーのサイズを変えてあげるだけで、
同様の攻略法が通用することもありますので、皆様ぜひお試しください。


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