野呂昌明(ノリーズプロスタッフ IQアオリイカサバイバー)
フィールド:千葉県 館山湾沖
皆さんこんにちは!!
先日、約10数年ぶりになるでしょうか、館山のボートエギングに行ってきました。
ここは、かつて釣りビジョンで放送されていた
フィッシュリーグ・エギングラウンドの舞台となったフィールドです。
その時は、私は折本プロとペアチームで戦い、
田辺師匠やフィッシュリーグの誇るエギングの名手の方々を抑え、
念願のフィッシュリーグの頂点に立ちました!!
あれから10数年...。
タックルも様変わりし、エギングプログラムも3世代目のエギングプログラム、
ダートマックスも新たな進化を遂げたニュー・ダートマックス4号となり、
今回この両アイテムを手に現在の館山湾沖に挑みました。
釣行当日は、あいにくの荒れ模様。
春から初夏にかけての季節の変わり目となるこの時期は仕方がない事...。
今後、風も上がって来るとのことで、
レンタルボートオーナーさんの判断で数時間の短い時間での勝負となりました。
過去の記憶を頼りにポイントを選択し、船を流しながらアプローチしました。
私がダートマックスの4号サイズを推す理由は、「ボディのボリューム」。
ボディが大きいというのは、一見デメリットが多く感じられやすいのですが、
それは大きな間違いで、実はメリットの方が多くなります。
ボートエギングのような広大なポイントでアオリイカを探すような時に、
アピール力の強い大きい4号サイズのボディが、アオリイカを強く引き寄せてくれます。
また、今回の釣行日のような強風下でもエギに自重があるので、
キャストの際にストレスなくしっかりと飛んでくれます。
さらにエギングプログラムEP90Mのロングレングスと組み合わされることで
タックルバランスも良くなり、エギの飛距離は格段にアップします。
まだメリットを挙げると、風の強い日は必然と海面には波やウネリが発生し、水面下も同様です。
このような状況下、軽いエギでは水中で波に転がされるような状態になり、
キレのあるアクションはつけられず、しっかりとしたフォール姿勢が保てないので、
アオリイカは見向きもしません。
しかし、自重のあるダートマックス4号は、その懸念材料を払拭してくれ、
水受けが良く、キレのよいボディで、しっかりとダートアクションを演出してくれるので、
アオリイカはたまらずバイトしてくれます。
この日も悪条件下で、きっちりアオリイカをゲットすることができました!!
とはいえ、昔のイメージがかなり強かったので、
このポイントとタックルのポテンシャルはまだまだ出しきれずに、
不完全燃焼の早上がりとなってしまいました。
近いうちにまたリベンジしたいと思っております!!
<タックルデータ>
ロッド:エギングプログラム EP90M
リール:3000番
ライン:PE0.8号 リーダー:フロロ8lb.
エギ:ダートマックス4号(D35CS:ホワイティンクリスタルシルバー)
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新ダートマックス&エギングプログラムで挑んだ館山沖ボートエギング
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