足立貴洋(ノリーズプロスタッフ ビッグフィッシュにこだわる河口湖ガイド)
フィールド:山梨県 河口湖
みなさんこんにちは。河口湖ガイドのタカヒロ足立です。
春から季節もしっかり進行して、6月の梅雨時、初夏の陽気...と言うか、暑い日は真夏日の河口湖。
連日25度オーバーの真夏日で、陽射しが強く、非常にタフタイムが多くなってきております。
この状況はほぼアーリーサマーで、快晴の日はサマータフと言ったところでしょう。
湖ではどアフター・アフター回復組バスも含めたアフタースポーンのバスが増え始めました。
ここで言う河口湖独特のアフターは2種類あって、
アフター初期(どアフター)は、産卵回復していないスリムなタイプ。
まだ完全に回復していなので、尾っぽに傷があったり痩せたりしているのが特徴です。
一方アフター回復系バスは、産卵で痛んだ体も緑っぽく綺麗になり、
ブリブリに太っているのが特徴。
より夏バスっぽくなり、晴れた日の日中タフタイムにキャッチするのは厳しく、
早朝や夕方などマズメ時にしか釣れない難しい個体です
このデイタイム・サマータフを打破するのが、新製品のラッピングミノーなのです。
今回は、サマータフな状況下、この2種類のアフター系バスをメインにターゲットに、
ラッピングミノーで攻略する方法をレポートします。
レイクコンディションは、水温22度でアフター回復組も多い状況。
ウィードの伸び具合はぼちぼちで、日に日に伸びているのが確認できます。
平均してウィードが生えているフラットエリアの 水深は3m以内と浅いのが特徴で、
今回は3m以内の浅場のウィードの新芽(50cmくらい)の中層を
ラッピングミノーで狙ってみました。
ラッピングミノーのウエイトは3種類ラインアップする予定ですが、
今回は最軽量の6gをチョイス。
水の濁り具合でカラーを選ぶのですが、
濁った場合のカラーはボディがロールしてきらきら光るタイプ、136:ライブオイカワをチョイス。
よりクリアで水が澄んでいる時は、28:ライブワカサギなど、
光らないボディのタイプを チョイス。
水の色にボディカラーを合わせてアピール度を調整しながら、よりナチュラルに釣ります。
私の感覚では1秒に30cmくらい沈む計算ですので、6秒ほどカウントダウンしてスローリトリーブ。
時折ウィードが絡んでくるくらいがちょうどいい感じです。
快晴ベタ凪、どピーカン、真夏日でもラッピングミノーは結果を出してくれました。
ラッピングミノーは、ナチュラルで弱い部類のルアーながらも、
ウィードの中のビッグバスを中層まで引っ張ってくる力、
そしてプロップの輝きがビッグバスをリアクションバイトさせる
「バイトトリガー(引き金)」を持っている気がします。
湖上でボイルに遭遇したときに、バスが小さいベイトをも追っていることがあるのですが、
このラッピングミノーのサイズがちょうどマッチザベイト、エササイズなんだと思います。
さて、私的「ラッピングミノーの河口湖でのルアーローテーションの位置付け」ですが、
風が吹いていれば、クリスタルSなどのスピナーベイトガンガンで行こうぜ的な。
連日の真夏日で灼熱、凪でタフっていたら、スピナーベイトよりも
スローダウンしたラッピングミノーのスロー引きが効果的。
ウィードに浮いているバスも釣れ、
ウィードの中に居るバスも思わずリアクションで反応してしまいます。
河口湖ではウィードが伸び始めているので、各ウエイトを用意して
狙うべきウィードトップの水深に合わせて使い分け、攻略してみましょう。
真夏のタフコンディションでもビッグバスに効果を発揮するラッピングミノー。
これからが非常に楽しみなアイテムになってきました。
<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ヴォイス 680LS
ライン:フロロ6lb.
ルアー:ラッピングミノー6g
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山上湖のサマータフを打破するラッピングミノー!
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