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早春の霞ヶ浦水系をTGジャカブレードで攻略

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香取 潤一
香取潤一(ノリーズプロスタッフ Mr.ロールキャスト)
フィールド:千葉県 霞ヶ浦水系

早いもので、もう3月ですね。
それにしても今年は寒い!
私が住んでいる千葉県では、例年なら梅の花が咲いていてもいい時期なのに、
未だに開花せず・・・。
霞ヶ浦の水温も5度前後と低いです。
その為、この日は冬の釣り7割、春の釣り3割ぐらいと考え、タックルを準備しました。

まず冬の釣りのタックルは、
グラスミノーM ダウンショットリグ

004:ウォーターメロン ブラックFlk.

・ VX50(エコギアハードベイト)

(カラー:405)

・ TGジャカブレード

145(201:チャートブルーシャッド)
 
春の釣りのタックルは、
・ レイダウンミノーディープジャストワカサギ

LAYDOWN MINNOW DEEP JUST WAKASAGI


クワセシャッド

KUWASE SHAD D58SP

後は天候によって、冬のエリアと春のエリアを探って行くことにしました。

この日は、朝から曇りで北東の風がやや強かった為、冬のエリアから釣って状況を確認。
ところが、全くバスからの反応がない...。
そのため春のエリアを回ってみましたが、
これまた困ったことに全くバスからの答えが返ってこない...。
さすが霞ヶ浦そんなに甘くありません。

正直お手上げでしたが、状況を整理してみます。
水温は朝から全く変わらず5度。
天気も曇り、北東の風は朝よりさらに強くなって寒い。
このままだと水温上昇は期待できないと判断し、冬のエリアに的を絞ってじっくり探ることに。
具体的には水深4~4.5m付近のハードボトムを攻めることにしました。

VX50とTGジャカブレードの違いはフォールスピード。
特に難しく考えず、VXはイレギュラーに早くフォールしますが、
ジャカブレードはブレードが水を噛むので、VXよりフォールスピードが遅くなります。
また、ブレードがフックやボディーに当たった時に発生する音で
バスにアピールできる点が大きいです。

最初はVX50を中心に探っていきましたが、
途中からバーチカルに小刻みに探るためにTGジャカブレードにチェンジ。
文章で表現するのは難しいのですが、
「ブルブル」とルアーのアクションを感じて動かすと動かしすぎ!で、
「ブル」もしくは、「ブ」ぐらいの、泳ぎ始めそうなぐらいの小さなシャクリで、
ハードボトムに引っ掛けてはリフト&フォールのアクションでバスを誘って、
お腹がプリプリの貴重な1匹をキャッチ!

bass1_120306.jpg

まだまだ水温が低く厳しい季節ですが、少しでも水温が高くなれば、
今回用意していたシャッド系の出番ではないでしょうか。
春はもうすぐそこまで来ていますよ!

<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HB630L
ライン:フロロ10lb
ルアー:TGジャカブレード9g(201:チャートブルーシャッド)
    VX50(カラー:405)


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