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強烈な引きをする浅場の大鯛をHTM710MLにて攻略!

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吉田 裕樹
吉田裕樹(ノリーズプロスタッフ 千葉県在住)
フィールド:千葉県 大原港

ノリーズプロスタッフの吉田です。

新しい年を迎え、みなさんもう初釣りには行きましたでしょうか?
私も早々にいい釣果をあげることができましたので、
その様子をレポート致します。

当日の天気は快晴無風で絶好の釣り日和。今回は大原港広布号さんに乗船。
事前の情報で、浅場でいい釣果が出ているとのことだったので、
船長と相談して浅場狙い縛りで出船しました!

港を出て10分程走ると鳥がザワザワしています。
目的のポイントに到着し、様子を見ながら早速釣りを開始。
ハイブリットテンヤ真鯛 HTM710ML、
オーバルテンヤ3号(グリーングロウ)&エコギア アクア スイムシュリンプ(リアルサルエビ)]

ROCKFISH BOTTOM

 T09:グリーングロウ


 A20:リアルサルエビ

いきなりのヒットはないものの、なんとなく海の中の雰囲気は良さそうに感じました。

数回流した後、魚探の反応を見ながら移動をしていると、かなりの数の鳥山に遭遇。
反応は薄かったが何かがあるのだろうと船を止めて、オーバルテンヤを投入(キャスト)。
水深10mの8mくらいまで落とし、ラインを止めた瞬間にひったくるようなアタリ!
そのままフッキングすると、ドラグが唸りを上げ、一気に30mほどラインを出されました。

間違いなく大鯛だ!!と確信。HTM710MLのポテンシャルはここからなんです!
水深10mと激浅の為、大鯛は底へではなく、横へと突っ走ります。
当然、根に入られたりする危険(突っ走るその先には、すぐ岸が見えている状況)もあるのですが、ある程度のところで突進を止めてくれ、アングラー優位へと導きます。

そこからはこのブランクス特有のネバリで、度々ある突進をいなしながら
徐々に大鯛との距離をつめていきます。そして5分程経過した頃でしょうか、
無事船長の差し出すネットへと収まりました!

船に上げて計測すると、7キロオーバー!

tenya2_0122.jpg

tenya3_0122.jpg

全体に厚みがあり、体高があるマッチョな大鯛でした。
そして写真を撮ってすぐさまリリース。

tenya1_0122.jpg

元気に泳いで行きました!
このように大きくなる遺伝子を持った子孫をさらに残して欲しいと思います。

その後、鳥山は消えてしまいまた移動します。
目的の場所へ到着すると、魚探にイワシの反応。ここでもテンヤをキャストして広範囲に攻めます。いきなりスイッチが入ったように食いだしたりするので、なかなか気が抜けないのですが、
なかなか釣れない時間帯が続き、気が抜けちゃいそうでした(笑)

この時点で時間も正午近くとなり、気分転換も含め一旦釣れたポイントへ戻りつつ、
次の反応を探していきます。なかなかいい反応が見つからず迷走していましたが、
水深12mにちょっとした反応を発見!

小規模ではありましたが、船を止めると魚探の反応は真っ赤。

tenya4_0122.jpg

経験上これは釣れると思った矢先、同船者にヒット!間違いなく大鯛の引き。

ここが時合いと感じ、
オーバルテンヤ3号&スイムシュリンプをキャストし
中層を誘ってくると、またもひったくるようなアタリと共に、
フッキングするとドラグが唸りを上げます。

これも間違いなく大鯛!!と確信。
しかし、すぐにテンヤの親針がかかっていないことに気づき、
慎重にやりとりをしなければならない状況に。しかも今度は1匹目よりトルクはないが、
瞬間的な突っ込みが激しく(経験上4キロ前後の大きさの鯛が一番抵抗が強い)、
なんとリーダーが水面に見えてから1分以上も抵抗をしました。

それでもまたもやHTM710MLの活躍により、無事ネットイン!
4キロ後半のこれまたマッチョな大鯛でした。

tenya5_0122.jpg

もしかするとこの大鯛は横浜フィッシングショーのウエルエフブースの水槽にて
ご覧になれるかも知れませんよ!!

その後も反応を探して頑張りましたが、釣果は約12時間でこの2匹の大鯛のみ。
それ以外は外道のアタリすらないギャンブル釣法にて終了しました(笑)。

今回の釣行のポイントは3つ。

① HTM710MLのポテンシャルの高さ
 ・浅場特有の引きの強い鯛の突っ込みを止め、アングラー優位にやりとりができる強さと
粘りをもちながらも、親針がかかっていないことを伝えることができる感度の良さを
合わせ持つ。

② キャストの釣りにスイムシュリンプは最適
・今回のようなテンヤをキャストして広範囲を攻める状況において、針もちの良さ
(冷凍エビのようにズレて曲がるようなことが無い)から、最適な姿勢を保つことができ、
さらにアクア素材特有の味と匂いにより、広範囲に強烈な集魚効果をもたらす。

③ オーバルテンヤは状況に応じたテンヤカラーのローテーションが可能
・朝のローライト時には目立つグローカラーを、日中のハイライト時には
餌のイワシに合わせたシルバーカラーを使用することにより、
鯛の活性に合わせたカラー選択が可能。

みなさんも、今回のような状況に出くわしたら上記を参考に、是非試してみてください!!

<タックルデータ>
ロッド:ハイブリッドテンヤ真鯛 HTM710M
リール:3000番
ライン:PE0.8号 リーダー:2.5号
テンヤ:オーバルテンヤ5号(T05、T09)
ルアー:エコギア アクア スイムシュリンプ4"(A20)

 T05:シルバーメタル


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