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水温低下のタフコン小貝川をショットオメガ53&ラッテリーで攻める

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香取 潤一 
香取潤一(ノリーズプロスタッフ Mr.ロールキャスト)
フィールド:茨城県 小貝川

今回は仲間内のトーナメントに参加する事になり、
久しぶりに小貝川に行って来ましたのでその模様をレポートします。

4月に入って週末は決まって天気が悪く冷たい雨が降り、せっかく咲いた桜も散ってしまいました。
プラで釣行した日もそんな日で、朝の気温は13度、水温は17度と、水温の方が高い状態。
また、私が思っていた以上に水がクリア。

西村さんが以前レポートでも説明していましたレイダウンミノーミッド110Fの
ストップ&ゴーで攻めると、バスがバイトしてくるのが見えるのですが、ひったくってくれず...。
2バイトありましたが、いいサイズだっただけに残念。

(BR-225:ロックオンチャートシャイナー)

その後、冷たい北東の風&雨が降り出し、気温8度、水温15度まで低下。
バイトがあったエリアに入りなおしましたが、バイトがないどころか、
朝は元気にシャローを泳ぎ回っていた鯉やベイトフィッシュの姿まで完全に消えました。
釣りをはじめて3時間ぐらいしか経っていないのに、ノーフィッシュの嫌な予感...。

風裏になる数少ないポイントで、ショットオメガ53にようやくヒット。

(189:ボーンチャート)

使い方のキモは、リトリーブスピード。
フィッシングショーでも説明させて頂きましたが、
ショットオメガ53が潜りながらも浮き上がりを押さえるぐらいのスローリトリーブ。

キャッチのシーンでは、リトリーブしていたルアーの姿が消え、
ティップがギュ~っと入ってからフッキングに持ち込みました。
キャッチしたバスは44cm、1,300gとまずまず。

bass1_120426.jpg

その後雨風がさらに強くなる中、時間一杯までプラしましたが何も起こらず、この日は1匹で終了。

そして大会当日。
天気は悪く、曇り。しかも寒い!
水温も先週より下がって14度、おまけに80cmぐらいの増水...。

朝一のモーニングバイトを期待して巻きましたが、何も起きません。
こうなる事を予想してスピニングタックルを1本持ってきましたが...全くダメ。
結局、大会はワンバイトのみで終了してしまいました。

表彰式も終わり時間があったので、友人に頼んで居残り練習することにしました。
理由は、自分が今回イメージしていた釣りをどうしても試したかったからです。

条件の揃ったいいエリアではハードルアーに素直に反応しますが、
冷たい雨風で水温が下がると、ハードルアーで釣るのは難しくなります。

それに備えて準備したのが、前述のスピニングタックル。
「5-1/4"ラッテリー(339:モーニングドーン)のネコリグで勝負するしかない」



小貝川に詳しくない私がバスに出会うためには、誰もが知っているポイントを
いかに丁寧に攻めることができるかが、きっと鍵になると思っていました。

エレキを踏ませていただき、狙ったポイントへ。
風が流れに逆らわず、いい具合に上流から下流に吹いていたので、
ボートを上流から下流に流し、ルアーも下流に向かってキャスト。
こうする事によって、ボートとルアーの距離を保ったまま
ラインテンションを張らずゆるめずにドリフトさせるのが狙いです。

キャスト後、着底と同時にラインが「スーッ」と走り、
アワセようとしたところ一気にラインが走ってドラグが鳴り、しっかりフッキング。
川の魚は引きが強く、何回もドラグを鳴らされながらも、ようやく上がってきたバスは、

bass2_120426.jpg

なんと49cm、1,850gのナイスバス!

bass3_120426.jpg

今回の小貝川は相当タフでしたが、
難しいながらも何とか最後にバスに出会えて本当によかったです。
いい経験をした釣行でした。

<タックルデータ 1>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HB630LL
ライン:フロロ10lb.
ルアー:ショットオメガ53(189:ボーンチャート)

<タックルデータ 2>
ロッド:ロードランナー ヴォイス 630LS
ライン:フロロ5lb.
リグ:ネコリグ1/32oz. + 5-1/4"ラッテリー(339:モーニングドン)


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