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やっぱり最高、ボートヒラスズキ!トレジュ133&オイスターミノー92

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野呂 昌明
野呂昌明(ノリーズプロスタッフ IQアオリイカサバイバー)
フィールド:静岡県 子浦沖

皆さんこんにちは、いかがお過ごしですか?

5月半ばを過ぎた頃から毎年待ちわびているターゲットの本格シーズンとなります。
そのターゲットは...「ヒラスズキ」です!!
私の場合は磯場から釣るのではなく、ボートから磯場へのアプローチでヒラスズキを狙います。

ヒラスズキ釣りの絶対的条件はやはり「サラシ」次第になります。
ボートからの釣りは磯場からの釣りよりも条件が揃う確率がとても低く、
サラシが無いような日には全く釣れませんし、
逆にサラシは沢山あっても荒れすぎても船が出せないので、
程よい条件に釣行できた時は奇跡に近く、そんな日だけは絶対に釣れるという自信も湧いてきます。

かれこれ10年以上通っていますが、そんな日に出くわしたのは過去に一度だけ。
その日に私のヒラスズキレコードをキャッチしました。

...とまあそのくらいヒラスズキの条件は中々揃わないという事をご理解ください。
そんな今シーズン、ヒラスズキへのファーストトライのチャンスが
ゴールデンウィークの初日にやって来ました。
釣行前日は正にそのベストな条件が揃った日で、釣り仲間が出陣していました。
結果は分かっていましたが、聞きたくなくなるようなヒラスズキの爆釣だったようです。

そして翌日、期待に胸を膨らませて、一路車で3時間の道のりをひた走ります。
しかし、南伊豆の子浦港に着いてガックリ...。
海は前日の様子から比べればベタ凪ぎ状態でした(泣)。

それでもまだ多少サラシの残る磯を攻める「朝イチ勝負」に期待して出船。
波気のないこんな日は、ポイントとなる沖磯には渡船の磯釣り師がたくさんいるので、
それだけでもポイントは絞られてきます。

しかし一ヵ所だけ、希望の持てそうなサラシの残る磯場を発見!!
サラシの回りには、ベイトフィッシュもいる様子。

タックルに結んだのは、オイスターミノー92

OYSTERMINNOW SW92

波のタイミングを待ち、サラシが一番大きく広かった瞬間にルアーをキャストして巻いて来ると、
「ここだ!」という所でガツン!というヒラスズキ独特のバイトを感じました。

バッチリフッキングも決まってキャッチできたのは小型のヒラフッコクラスでしたが、
今年の初物に大興奮でした!!
seabass1_120505.jpg
その後しばらくアプローチしましたが、バイトがなかったので、ルアーを「トレジュ133」に変更。

LAYDOWN MINNOW MID SW92

このルアーは133mmのサイズでありながらフェイントボディのため、
見た目上のサイズは105mmというのが特徴。
もちろん、シーバスにも実績のあるポッパーです。

再度サラシを狙いキャストすると、ルアーチェンジがずばり的中!
同サイズのヒラスズキをキャッチ出来ました。

その後、海は一気に穏やかになり、ヒラスズキの気配もまったく無くなってしまい、
ここで今年初のボートヒラスズキゲームは終了となりました。

今回の釣行は条件が悪い中、ヒラスズキに出会えただけでかなりの奇跡。
やっぱり、この釣りは面白いと再認識しました。
ヒラスズキのシーズンは短いので、またすぐ釣行しようと思っています!!

<タックルデータ>
ロッド:9'6"ミディアムライトアクションシーバスロッド
リール:4000番クラス
ライン:ナイロン12lb.
ルアー:オイスターミノー92、トレジュ133


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