伊藤雄大(ノリーズプロスタッフ Mr. 精密機械)
フィールド:静岡県 東山湖
静岡県の東山湖で開催された管理釣り場.comエリアトーナメントに参加してきました。
昨年の同会場では春、秋と二回優勝する事のできた、相性のいい釣り場です。
参加人数も多く、年間ポイントも多く付与されるため、
年間ランキングを争う上でも重要な試合となります。
前週のプラではこの時期満開になる桜の花びらを補食しているトラウトが多く、
完全な花びらパターンで、鱒玄人ウィーパー0,6g(003:クリーミーピンク)の表層引きで爆釣状態。
ところが前日のプラになると状況が一変、
花びらは引き続きポンドに舞っているものの、なかなかスプーンには反応しない状態になり、
代わりにクランクの表層引きがストロングになっている事を確認し、プラを終了しました。
東山湖の試合は40分×4セットでポンド全体を釣って回って総釣果を競うトータル方式のため、
長い時間コンスタントに釣り続ける事が非常に重要になります。
今回はクランクをひたすら投げ抜く作戦にしました。
使用タックルはトラウトプログラム スパイクアロー60にナイロン3ポンド。
普段ならバイト後に魚が反転するコンディションの時にはボゥアロー64を使い、
乗せて絡め取る釣りがバラしも少なく、定番と言えるでしょう。
しかし、この時期の東山湖は魚が反転しない、ラインが弛む様なバイトが多発するため、
敢えてスパイクアローでガンガン掛けて行く作戦にしました。
当日は魚のレンジはほぼ表層付近に集中していました。
この様なケースでは通常クランキンピューパシャロー等のリップの短いクランクを使用して、
魚の居るレンジにルアーを通す事が定石です。
しかしこの日は魚の追いがスローだったため、ロッドポジションを上目に構えて、
ディープクランクをデッドスローで巻いてくる方法で攻めることにしました。
この釣り方ではラインスラックが多く出るので、フッキングの難易度が上がりますが、
バイトの瞬間、スパイクアローのパワーで一気にフッキングさせる事で、
魚を拾って行く事が出来るのです。
この方法で数を重ねていき、準優勝する事が出来ました。
年間ポイントランキングも現在首位なので、また頑張りたいと思います。