田中大介(ノリーズプロスタッフ 山口のストイックバスアングラー)
フィールド:山口県 菅野湖
皆さんこんにちは、プロスタッフの田中です。
ちょっといい釣り出来ましたので、レポートします。
今の時期はプリからアフターまで、いろんな状態のバスが混在していますが、
やはりメインはスポーニングから回復してくるアフタースポーン~アーリーサマーのバス。
この手のバスは回復が進むにつれて、浮いている物にとても反応がよくなっていく傾向があります。
今年は雨が多いせいか、この時期になっても全くダムの水位が減りません。
規模の大きな冠水ブッシュやオーバーハングなどが多数出没しています。
定番の岩盤もオーバーハングのはるか奥になっている箇所が多いです。
そこで私がチョイスしたタックルはキャストアキュラシーに長けた
ロードランナー ヴォイスHB560Lと、レイダウンミノーミッド110Fの組み合わせ。
(BR-228H:ブリーディングゴールドシャイナー)
動き的には110HF(ハイフロート)もいいのですが、
約5gのウエイト差はキャストの難易度が数倍上がりますので、
まずは110Fから始めるのがいいと思います。
着水後、2~3回のジャークやトゥイッチでほとんどの勝負が決まります。
それだけにキャストは重要ですし、もちろん着水音にも気を遣ってください。
そして、しっかりと浮かして待つのがキモ。
魚との距離感を感じながら、タイミングを計ってください。
今回も釣り開始から4時間以上キャッチがなかったのですが、
追ってくるバスやミスバイトはあり、何かのきっかけでラッシュに入りそうな予感がありました。
数匹スピナーベイトやテキサスでキャッチした後に、
たどり着いたのはベイトフィッシュが多いアウトサイドベンド。
そして、規模の大きなブッシュ周りで待望のヒット。
「やっと行き着いた!」
と感動に浸っていたら、なんとフックオフ...。
サイズは優にキロを超える魚だったので、ショックで倒れそうになりました。
しかし、次のキャストで再びバイト!
今度は慎重にファイトしてしっかりキャッチしたのは、1,250gのナイスなバスでした。
フッキングもバッチリです。
「ここは魚が濃いから、スローダウンすればスコア追加できるかな?」
と一瞬テキサスに手が伸びそうになったのですが、ぐっと堪えて更なるキャストを続けると、
今度は一回り大きなバスがもんどりうって出てきました。
写真がキレイでなくて申し訳ないのですが、54cm、1,700gの回復真っ只中のオスです。
これにてゲーム完結です(喜)。
ハードベイトがハマる時は、フォローベイトなんていりません。
どんどん新しい場所を攻めましょう。
次々と出てくるバスに驚きますよ!
<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HB560L
ライン:ナイロン16lb
ルアー:レイダウンミノーミッド110F(BR-228H:ブリーディングゴールドシャイナー)
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フォローベイト不要!レイダウンミノーミッド110Fでアフター回復を狙撃
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