伊藤雄大(ノリーズプロスタッフ Mr.精密機械)
フィールド:栃木県 大芦川F&Cフィールドビレッジ
大芦川F&C主催のペア大会に参加して来ました。
こちらの釣り場はキャンプ場を併設している釣り場です。
前日プラをした夜は翌日の参加選手が続々と集まり、バーベキューで大いに盛り上がりました。
大会当日はトラウトフィッシングの師匠でもある友人とペアを組んで参加。
友人がある程度高活性の魚をテンポよく、
そして私が中・低活性の魚を粘り強く拾っていく作戦で臨みました。
この大会はペア同士のアドバイスやトラブルへ協力が可能なルールなので、
チームワークが非常に重要となります。
交互に釣りをする中で、お互いに気付いた魚の状況を伝え合い、
フック交換等のタックルメンテナンスも助け合うことで、
効率よく魚をキャッチしていくことができました。
私のメインとなったパターンは、クランキンボスピューパシャローの超遠投表層引き。
そして、エコギアハードベイトのZX30によるボトムのリアクション狙いでした。
ペアを組んだ友人も得意のスプーンで着実に魚をキャッチして行き、
予選を全体トップ釣果で通過する事が出来ました。
他の人が狙わないような、いわゆる「竿抜けポイント」狙いや、ボトムでのリアクション、
そして友人が行なったようなセオリー通りの確実なヒットレンジを把握する方法は、
夏の管理釣り場に限らず、着実に数を稼ぐためには欠かせないメソッドとなります。
そしてポンド全体を使用しての決勝を迎えました。
予選の通過順位がそのまま入場順となるため、友人とポンドを一周して回り、
どこに入るか作戦を立てました。
結果、予選では竿抜けエリアとなっていたインレット周りに入ることに決めました。
そして決勝開始。
作戦はこれまでと変わらず、お互いの得意とするパターンで釣って行きます。
若干出遅れたものの、私も時間が経つにつれて得意の表層クランキングのパターンがはまり、
連続キャッチに成功したところで決勝戦が終了しました。
集計の結果、私のペアと同匹数をキャッチしたペアがもう1組あったため、
優勝決定戦に臨む事となりました。
ルールは、ペアで各自1匹ずつを先に釣り上げた方が勝利するというもの。
試合が始まって相手ペアに先制されたものの、友人がすぐに1匹をキャッチ。
これで先に釣ったペアが優勝という状態になりました。
私は得意のクランクを投入しましたが、微妙な反応...(汗)。
ここで友人が「ここはスプーンで!」とアドバイスしてくれました。
すかさずスプーンをキャストすると、2投目でヒット!
無事キャッチに成功し、優勝することができました。
的確なアドバイスと数多くの釣果で優勝に貢献してくれた友人に感謝です。
<タックルデータ クランク、メタルバイブレーション用>
ロッド:6'1" プロトタイプロッド
ライン:PE0.2号 リーダー:ナイロン4lb
<タックルデータ スプーン用>
ロッド:トラウトプログラム スパイクアロー60
ライン:ナイロン3lb