南敏哉(ノリーズプロスタッフ 北山ダムのマシンガンアングラー)
フィールド:佐賀県 北山湖
皆さんこんにちは。
毎日うだるような暑さが続いている九州からレポートします!
この暑さなんとかなりませんかね~、皆さんも体調など壊されてないでしょうか?
やはり釣りをするにはなんといっても体調管理、健康が一番ですね。
そして今回、僕が「二番」にあげたいのは、トップですよ、トップ!
とは言うものの、僕自身この手の釣りはあまり得意な方ではないのですが、
フェイントベイトのトレジュ65がその苦手意識をぶっ飛ばしてくれたので紹介いたします。
でも湖は日々状況が変わっていき、それに伴ってバスたちのポジションも変わります。
例年北山湖では7月くらいまでは貯水量調整のため、わずかな増減水を繰り返しますが、
8月に入ると放水による減水を継続的に行います。
バスもそれまではカバーなどの「物」に依存していた多くの個体が沖目にポジションを取り、
ベイトフィッシュの多いエリア周辺にサスペンドします。
ですがこのバス達は大変気難しく、
ワームを使ったライトリグでの釣りでもいくつかの条件が成立しないと口を使いません。
しかし、トップウォーターを使うとその条件を人為的に作り出すことができ、
時として爆発的威力を発揮します。
具体的な方法としては、まず広大な沖からバスを見つけることが前提です。
先述したベイトの多いエリアとチャンネルラインが入っている周辺をサーチしていくのですが、
まずはペンシルベイトとポッパーの中間に位置するザグバグツーフックで
スピーディーに広範囲を流していきます。
強すぎず弱すぎない、丁度いいアクションでバイトが出始めるエリアを確認します。
要はボイルを人為的に起こすようなやり方です。
では何故ライトリグでは釣れにくく、トップウォーターでは釣れるかと言うと、
僕の考えでは水面を「逃げ場のない壁」と見立てることにより、
バスがベイトを追いやすくなる条件が成立する、というもの。
おそらくワーム等では、仮にバスとのレンジが合わせられても、
エサ(ここではワーム)が上下左右どこにでも逃げられる可能性が高いのでバスはあまり追わず、
表層付近に回遊するエサ(ここではトップウォータープラグ)であれば、
エサが逃げられる範囲はおのずと限られてくる訳ですから、
トップに対する反応がいいのではないかと考えます。
さて、バスの位置をザグバグで把握し、出方の反応を見たあとはトレジュ65の出番です!
こちらは食い頃サイズのベイトに見せるフェイントボディによる効果と、
レギュラーサイズのボディが発するポップ音、
そしてなんといっても沖の広範囲を狙う釣りなので、ロングキャストが効くのがサイコーですね!
水柱を立ててアタックしてくる姿は、何度食わせても楽しすぎます!
ザグバグとトレジュのローテーションは僕のレパートリーとして、
今後も楽しませてくれることを確信しています!
甲子園はもうすぐ終わりますが、僕らの夏はまだまだ終わりません(笑)。
みなさんも暑さに負けず(無理しない程度に)、トップで熱くなりましょう!!
<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HB710LL
ライン:ナイロン14lb.
ルアー:トレジュ65、ザグバグ ツーフック