伊藤巧(ノリーズスタッフ)
フィールド:茨城県 利根川
9月に入り、空気も秋らしくなってきた8日(日)、利根川にてTBC第4戦が開催されました!
全5戦行われる試合の中で、年間争いにおいて非常に重要になる今大会。
念入りにプラクティスを行いました。
プラクティスの状況は...
台風接近による大雨と風により、毎日が全く異なるコンディション。
上流部からの濁り、水位変化、天候など、目まぐるしく変わる毎日に、
連日100リッター近いガソリンを消費して上流から下流まで状況確認を行いました。
こうやって、橋の下で雷雨を避ける事も度々ありました。
この時間も、水の変化を捉えるためにも重要な時間。
一分一分を大切に、夜明けから日没までプラクティスを行いました。
全体的な印象とすると、濁りはあるものの秋らしく、
ハンプや沖のストラクチャー、支流の根古名川にもベイトが入っており、
キッカーと呼ばれるサイズをキャッチすることに成功。
この魚はエスケープツイン(352:ブラッシュパイルクロー)の5gテキサスリグでキャッチ。
やはり、沖にはいい魚がいる...。
そして試合当日。
プラン通りに中流域にある沖のハードボトムからチェック開始。
が、エリアに濁りが入り、バイトもない...。
「この濁りはマズい...」ということで釣りを中断、一気に40キロ近く走り、下流域へ。
水色を確認すると、水がいい!
そして、当日の時合い(水門開閉により、水が動く)は午前8時30分にくるので、
トンボ帰りで上流へ上がり、支流のチェック。
ここでフラチャット、ショットオメガビック62を護岸際へアプローチするとバイトが多発!
...するものの、全てノンキーパー。
(230:セクシーシャッド)
色々なエリアをチェックするも、前日からの急な状況変化によりキーパーをキャッチできないまま、
流れが発生する時間帯になってしまいました。
一気に下流に再び走り、インサイドベンドに絡む沖のストラクチャー、
テトラの張り出しなどのピンスポットを6.5"シュリルピンや
5-1/4"ラッテリー改のネコリグで連続キャッチに成功し、一気にリミットメイク。
(346:ライトグリーンパンプキン ブルーFlk.スパイス)
(317:ライトグリーンパンプキン ブルーFlk.)
...したものの、サイズが小さい。
そこで、上流域の水質が良くなっている事を願い、今度は一気に上流へ。
もう、走りまくりの試合です(笑)。
上流域に到着してみると、水がいい!
水位も下がり、ウインディーサイドのブッシュエリアにマッドラインが発生し、
濁りとの境目がいかにも釣れそう...。
早速カバークランキング開始!
バスがカバーの外、もしくは外の際に出ざるをえない状況下では、
テキサスリグよりも存在感があり、ブッシュの中から外のマッドラインまで探れる
クランクベイトの出しどころ。
ショットオメガビック62(フックは前後♯6に変更)をカバーの奥へ打ち込み、
ショートキャストでカバーに絡めてリトリーブすると...、連続バイト!!
しかもバイトは収まらず、終了1時間30分前から5本のバスをキャッチに成功!!
サイズも良く、全てのバスを入れ替える事ができました。
(プラの際カバークランキングで釣った40up)
最後は信じられない展開に、過呼吸に...。
冷静になろうにもテンションが上がりすぎてキャストも決まらなくなってしまったので、
ここでウエイインを決断。
こんな試合展開は初めてだったので、終始テンションが上がりっぱなしの大会でしたが、
次試合はもう少し冷静に戦いたいと思います(笑)
また、年間順位も2位となり、残り一戦を残すのみとなりました。
年間優勝目指して、全力で戦います!!
<タックルデータ 1>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST670MH-Ft
ライン:フロロ12lb.
リグ:2.2gネイルシンカーネコリグ+5-1/4" ラッテリー改(317)
<タックルデータ 2>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST650M
ライン:フロロ10lb.
リグ:1.3gネイルシンカーネコリグ+6.5"シュリルピン(346)
<タックルデータ 3>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HB630L
ライン:フロロ20lb.
ルアー:ショットオメガビッグ62(前後フック♯6に交換 230)
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TBC第4戦・ショットオメガビッグ62でラッシュをかけて3位入賞!
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