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真冬の伊豆ソルトウォーターゲーム PART 3:ヒラスズキ編

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浜松 秀夫
浜松秀夫(ノリーズプロスタッフ 駿河のエギスペシャリスト)
フィールド:静岡県 伊豆半島

(PART 2より)

ライトゲームで気持ちを切り替えた後、戻って海面の観察を再開するとまたボイルが始まりました。
今度はボイルの間隔が先刻よりも幾分短いうえ、
1回で終わりではなく2回、3回と続く時も出てきました。

しばらくキャストするのをグッと堪えて、ヒラスズキの通り道を何となく確認。
今度は目立たないうえにタナも合わないフライフィッシングをやめてルアーで挑むことにしました。

ルアーはオイスターミノーSW92(S-27 レッドヘッドシルバー)。

S-22 トラッドブルーシルバー

ロッドはエギングタックルのまま、エギングプログラム ダートトライアルDT86M。
ラインはPE0.6号、リーダーはフロロカーボン2号。

普通に考えればヒラスズキを釣るようなタックルではないものの、
手前のカケアガリさえ気をつければどうにかなると勝手に思い込んで、
僕の読んだコースを信じてキャスト開始。

まずはスローリトリーブでダメ、次はファーストリトリーブでもダメ。
5キャスト目からはミディアムリトリーブで少しジャークを交えてリトリーブすると、
これがハマってカン!ときてゴン!とヒット!

その後はリールのドラグが「ジーー...」で、50m出たか100m出たかは覚えていません。
とにかく僕はこの時、予想した以上のサイズのヒラスズキと戦っていました。
何しろ、何度もジャンプした時に水面に出た魚体がとんでもなく大きく見えました。

そんなやりとりを繰り返しながら「柔よく剛を制する」を地で行く
エギングプログラム ダートトライアルDT86Mのトルクを最大限に活かしてランディング。
測ってみると83cm、6kgちょうどのグッドコンディションのヒラスズキでした。

seabass1_120107.jpg

seabass2_120107.jpg

seabass3_120107.jpg

2011年度最高のドラマであり、ベストファイト。
こんなことがあるから伊豆通いはやめらません。


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