フィールド:徳島県 旧吉野川
旧吉野川で開催されたJBⅡ四国開幕戦に出場してきた。
長年通い続けたベテランアングラーでも完全ノーフィッシュも珍しくないのが今の旧吉の状況。
プリプラ、前日プラクティスでは魚にこそ触れるものの、複数は難しいというのが本音。
しかし、釣れればデカイのも今の旧吉の魅力で、釣れる魚は1kg以上のグッドサイズばかり...。
プラでは試合当日の水位と状況を想定しながら、
春らしいスポットでは"タダマキ112 "のジャーキングや、
"B-ヒララ68"の超スローリトリーブなどで好感触を得ていた。
試合当日は前日と同じ減水日、プラで良かった今切川を選択するか、
春の魚が最初に動き出す上流を選択するかをスタート直前まで迷ったが、
上流のクオリティフィッシュに狙いを定めた。
川の春はクリークや上流域などの水深が浅く、
水温の上昇が早いエリアがキーになるのが一つのセオリー。
さらに何らかのカバーやバスが好む地形、ウィードなどの条件を備えるスポットに
ベイトが絡んでくるタイミングでグッドサイズが差してくる。
まずは三ツ合堰跡上流のリップラップエリアからスタート。
早春のビッグバスが差してくる定番エリアだが、
去年今年とウィードが非常に少ないからなのか?ベイトも少ない。
30分ほどで早々に見切りをつけて、水位がある間に
上流域の春バスが入りそうなピンスポットをランガン。
水深のある複雑なカバーをテンポよく撃っていき、
9時過ぎに待望のバイト&キャッチ(約800g)。
さらに10mほど上流でもフォール中に手元まで伝わるビッグバイトが!
枝に絡んでいたので焦りながらも無事ランディングしたのは、
1,500gオーバーのナイスママさん(笑)。
前週、急に暖かくなった(亀などが動き出している)ことで、
ザリガニ類も動き出したのか?ラバージグのフォーリングにガッツリバイト!
(134:ヨシノボリ)
(281:オキチョビクロー)
ガンタージグライト11gにエスケープツインの組み合わせで、
カバーの中で中層に浮いている個体をイメージして
レイダウンやオーバーハングの枝を利用してジグを上下させ、スライドフォールで誘う釣り方。
みんな知っている大場所のランガンなので、
できるだけ人が撃たないような複雑なカバーや、奥の奥へ撃ちこむ事が重要。
後半戦はプラで良かったプラグでの勝負をしたが不発。
カバー撃ちでの2本のみで終了となった。
しかし、全体的に非常に厳しい釣果だったこともあり、5位入賞する事ができた。
年間タイトルを目指して頑張りたいと思います!
私の得意なピンスポットカバーのランガンは、春の王道パターン。
春だけでなく、一年を通したバスの行動を把握する事で撃つべき場所も絞り込みやすくなるので、
色々な状況を経験して自分の引き出しを増やすことが重要。
しばらくの間はガンタージグライト+エスケープツインの組み合わせが
活躍してくれる事間違いなしですヨ。
<タックルデータ タダマキ112>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HB630LL
ライン:フロロ10 lb.
ルアー:タダマキ112(286:トランスパールシャッド)
<タックルデータ ラバージグ>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST670H
ライン:フロロ12lb.
ルアー:ガンタージグライト11g(134)+F-エスケープツイン(281)