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春の裏技・チューンドタダマキ132のクランキンミノーテクでビッグ捕獲

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足立貴洋

足立貴洋(ノリーズプロスタッフ ビッグフィッシュにこだわる河口湖ガイド)
フィールド:山梨県 河口湖

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みなさんこんにちは。河口湖ガイドのタカヒロ足立です。
いよいよ3月も中旬を過ぎ、寒冷地の山上湖も春のバスフィッシングシーズン開幕となりました。

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今年の河口湖は雪が多く、ここのところ気温が上昇しても
雪シロの影響なのか、水温が極端に上がりにくい状況のような気がします。
さらに、釣行当日は冷たい北風が強く、一日の水温がなかなか厳しい状況となりました。

冷たい風が強い日は、シャローの1m前後の水は攪拌されて水温が下がるのか、
なかなかバスがシャローに上がってこられないような気がします。
そんな時は、もう1段下のレンジを攻められるタダマキ132が有効になってきます。

TADAMAKI 132

昨年から、ド定番だったタダマキ132の238:ハーフミラーワカサギと240:ライトニングハス。

238 ハーフミラーワカサギ(写真はタダマキ112)

240 ライトニングハス(写真はタダマキ112)

このカラーも最重要ですが、今回は昨年発売となった217:オーロラゴーストが気になります。

217 オーロラゴースト(写真はタダマキ112)

インナープレートが良く目立つ仕様なので、ロールアクション、
ジャークした時のフラッシングの光り方がよりいい感じになっていると思います。

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もちろん私のロッドは、河口湖でのお気に入り「ロードランナー ヴォイス 680MH」。
タダマキ132のウエイトを乗せて良く飛ばせ、ほどよく力強いジャークを繰り出すことができます。

そして、お気づきでしょうか?
写真のタダマキ132には二つのチューニングが加えられています。
一つはフック全体を重くすることで、スローフロートのタダマキ132をサスペンドにチューン。
もう一つは、さらに板オモリ少量を貼ることによって、超スローシンキングにしてあります。

このルアーをフロロ14~16lb.くらいのやや太めのラインを使用することにより、
ルアー自体の沈むバランスとラインの重さで、よりディープに送り込めるようにしてあります。

具体的な釣り方ですが、ボートポジションの後ろにロングキャストをして、
30秒間でタダマキ132とフロロラインを沈めます。
そこからゆっくりとリーリングをして、狙っているディープレンジを泳がせます。
水深は感覚ですが大体4~6mで、魚探を見たり、リップが当たっているかなどで判断します。

なお、タダマキを溶岩帯メインで使用する場合、
独特な形状のリップが岩などをうまくクリアするのに一役買ってくれます。

アクションは、ここぞっていうスポットでジャーク&ストップを加えます。
チューンされたタダマキ132は超スローシンキングなので、
ストップさせたルアーは大体止まっています。
低水温期は、ストップを入れることでバスが追いついて食べます。
ディープクランクベイトの波動では強すぎる、スピナーベイトでは食わせの間が作れない...。
そんなシチュエーションで、プリスポーンのビッグバスを狙えるメソッドです。

今回狙っていた水深は、4~6mのプリスポーンが差してくる、少し深いコンタクトポイント。
先ほど言いましたように、風による水の撹拌や流れの影響でシャローの水温が下がると、
バスやベイトも冷たい水を嫌ってかレンジが下がるため、少し深い水深の攻略がよかったのです。

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低水温期は、暖かくなるのが早い溶岩帯から釣れ始めるのが特徴です。
残雪もあって水温は低いですが、バスはもう春を意識して春の釣りで釣れますね!

さて、釣行当日の状況に戻りますが、終日風が強く釣りづらい状況。
ただ、連日バスが上がってはきているものの、日によってレンジが違います。
朝・日中・夕方、いつでもチャンスがあり、バスの目の前を通せば釣れる状況。
日中、やっとレンジがバッチリ合って、ついにビッグバイト!!

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タダマキ&ジャーク&ストップでドスンと一発、プリスポーンダイナマイト!!!
上がってきた時は超デカいうえにブリブリで、ビックリしました。
サイズは51cm、ウエイトは驚愕の2,440g!このウエイトはかなりのものですね。

河口湖のタダマキのカラーローテーション「三本の矢」は、
ハーフミラーワカサギ、ライトニングハス、そして、新鋭のオーロラゴーストで決まりです!!

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このバス、水温6度でもガッツリ食ってますね!
低水温期、時に5~6度台のつり方のコツは、タダマキを1~2秒止めて誘ってやることで、
低水温で動きの遅いバスでもゆっくり近づいてガッツリ食います!!

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