田中大介(ノリーズプロスタッフ 山口のストイックバスアングラー)
フィールド:山口県 菅野湖
年末に発売されたNORIESの最新ジャークベイトタダマキ112。
発売以来何度か使っていましたが、今一結果に恵まれませんでした。
ただ、その泳ぎからポテンシャルの高さは間違いありません。
そうなると、腕が悪い(涙)ということになります。これは認めたくない!
でも田辺さんにも「そっち(山口)のフィールドにはバッチリだよ。釣れないなんておかしいよ」
と言われる始末・・・。
これは本気で取り組まなくてはいけないと思い、やり抜いてきました。
その結果、極寒のリザーバーで5フィッシュ。
その内2匹は50cmオーバーと、このルアーのポテンシャルを存分に味わうことが出来ました。
これで、腕の問題ではないと証明できました(笑)。
「全く新しいコンセプトのクランキングミノー」とのことですが、
ジャークベイトとしてもかなり優秀です。
ただし水噛みが強いために、レイダウンミノーミッド110シリーズよりも少ししんどいです。
しかし、この強い水噛みゆえのロングスライド。
そして、止まるまでのまどろみアクション(分かりにくい?)など、
使ってみれば分かるとしか言えませんが、とにかく凄いジャークベイトなんです!
あ、クランキングミノーでしたね(笑)。
連続ジャークは辛いので、「タダマキ」の名のとおりゆっくりと巻いてきて、
カバーの近くでジャーク&ストップ。これが今のところオススメの使い方です。
今回はジャーク後のストップで食わせたのが3匹、リーリングで食わせたのが2匹。
特にリーリングでキャッチした魚は、なるほどクランキングミノーだ・・・と、驚きました。
何も無い小さなワンドの真ん中から急に魚が沸いてきました。
突き上げバイトは気持ちいいですね~。
今回はジャーキングもするということで、ロードランナー ヴォイス HB630Lを使用しました。
巻きとジャークを両立させるイイトコ取りのロッドです。
それにこの時期はキャストアキュラシーも重要で、かつ着水音にも気を配りたいところ。
そうなると取りまわしの効く6フィート3インチの長さは重宝します。
ラインはフロロの12lb.を使用しました。
カラーは241:パールアユオレンジベリーで4匹、242:ブルーフラッシャーで1匹でした。
まだまだ、隠された使い方があると思います。
このルアーのポテンシャルは本当に高いですよ!