渋谷直隆(ノリーズプロスタッフ リザーバーマイスター)
フィールド: 三重県 県内の野池
GWも終わりましたがみなさん良いゲームされていますか?
私の住んでいるエリアでは、4月に桜が咲いているのに雪が積もったりして今年の春の訪れは遅く、
私自身本来、得意なはずの早春なのに、
どこに行っても厳しいゲームを強いられることが多い春となってしまっています。
そんな中、GWに野池に陸っぱりに行きました。
狙いはスポーンのためにリーズ手前に差して来ているプリスポーンを巻き物で獲るというもの。
ところで、スポーン時期の巻き物のカラーは赤い色が良いとよく言われますが、
私もこの時期は「赤信者」で、好んで赤色を使っています。
いつもならラトリンジェッターの
169S: レッドグリッタークローや
97:メールレッドダッド
が私の中の鉄板なのですが、この日はバイトがありませんでした。
もう少し遅くしてあげないとダメかなと判断し、
よりスローなスピードで、かつ、強いバイブレーションを発する
クリスタルS・シャローロールの赤ブレードにチェンジしました。
するとこれが当たって40upが連発!
ようやくボクにも春が来たー! という気持ちの良い展開になりました。
今回使用したシャローロールの赤ブレードは残念ながら廃盤カラーとなっていますが、
赤いマジックでブレードを塗っても似たような感じにはでき来ますので、ぜひ試してみてください。
現行のカラーラインナップであれば、
755:タナベセレクトタイガーⅡ
759:アカガエル
といったところに塗ればOKです。
それとこの赤色ですが、スポーン期以外にはどういう時に有効なのかな?
と思う方々もいらっしゃるのではないでしょうか。
ボクは基本的に濁った水で有効と考えています。
言葉で説明するのは難しいですが、濁った水の中で、赤はチャートやホワイトのような
強い派手系の色に負けない存在感がありながら、強過ぎない妙なナチュラル感があり、
シルバーやゴールドとは違ったナチュラルな感じが出るので重宝しています。
ラトリンジェッターで言えば、元々濁っているフィールドでは上記のような169Sや97、
39:レイバンレッド。
そして普段クリアなレイクが少し濁ったような時には
14:ソフトシェルや
ニューカラーの286:トランスパールシャッド
なんかが良いような気がしていますので、参考にしてみてください。
ちなみにこの日のロッドはロングロッドのロードランナー ヴォイス HB760Mを使用しました。
リーズの間やヒシモパッドの隙間なんかをロッドの長さを生かしてロッドを右に左に倒し、
思ったようなトレースコースを取って行くのにとても有効でしたよ。
<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ヴォイスHB760M
ライン: 低伸長性ナイロン13lb.
ルアー: ラトリンジェッター、シャローロール