西村嘉高(ノリーズプロスタッフ マイゲームを貫くストイックアングラー)
フィールド:千葉県 亀山湖
「ワカサギの少ない亀山湖をいかに攻略するか」
自分なりにとても興味があり、前回に続き3月下旬に亀山湖へと行ってきました。
気温の上昇に伴い水温も12度台まで上がっていたので、
前回同様にシャッドからゲームを進めていきます。
前回レポートしたようなフラットを釣っていったのですが、今回はまったく反応がありません。
相変わらずベイトフィッシュの気配もなく、これはかなり厳しいゲームになりそうです。
気温は15度近くまで上がり、今年一番の暖かさになったにも関わらず、全く魚っ気がありません。
気温の上昇によって魚は確実に浮くであろうことを踏まえつつ、
その魚の動きはまだスローだということを頭に入れ、
この状況を打破するべく「ハードベイトのスローな釣り」を自分の中で描いていきます。
その中で出てきたのがレイダウンミノーミッド110Fをストップ&ゴーで使うというものでした。
(BR-224:インパクトクラウン)
魚が浮いてきそうな岩盤や岬といった大場所を中心にまわっていきます。
岩盤が岬状になっている先端にレイダウンミノーミッド110Fを入れ、
着水後、2回トゥイッチを入れて潜らせ、
その後のポーズでルアーが水面に出るまでしっかり浮かせます。
それを1キャストで2回くり返して回収という使い方をしていたのですが、
2回目に浮かせたその直後、水が渦を巻いてルアーがひったくられました。
ロッドは一瞬にして満月に絞りこまれたのですが、
ここはロードランナーヴォイスのトルクがアシストしてくれます。
何度か伸されそうになるものの、その後のエラ洗いも難なくこなし、
キャッチできたバスは56cm!
秤がなかったので目測ですが、2,500gオーバーはあろうかというビッグフィッシュでした。
自分自身、亀山湖で55upを釣ったのは7年振りになります。
冬から春にかけ、この魚を釣りたくて通い続けた亀山湖。
とても嬉しい、思い出に残る1匹となりました。
このレイダウンミノーMID110Fをストップ&ゴーさせる使い方は、
6月頃のアフタースポーニングまで効くテクニックです。
ぜひこのテクニックをマスターし、魚を見失ったときなどに試してみてください。
ビッグフィッシュへの近道であることは、確かですよ。
<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HB560L
ライン:ナイロン20lb.
ルアー:レイダウンミノーミッド110F(BR-224:インパクトクラウン)
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春の亀山、レイダウンミノーミッド110Fのストップ&ゴーで55up!
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