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ストラクチャーST630/680MLS-ULFt「シェイキングリズム」インプレッション

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鶴岡 克芳
鶴岡克芳(ノリーズプロスタッフ 房総マイスター)
フィールド:千葉県 亀山湖、高滝湖

私の通っている房総のリザーバー、亀山湖や高滝湖は連日多くの人が訪れるので、
フィッシングプレッシャーは日本一かかっているといっても過言ではありません。

今回、「シェイキングリズム」の名を冠するニューロッド、
ロードランナー ストラクチャー ST630MLS-ULFtとST680MLS-ULFtが登場したことによって、
房総リザーバーで必須である繊細な釣りの新たな世界を切り拓くことができると確信しています。
それほど私にとって待ちに待ったアイテムなのです。

bass1_120620.jpg

今回発売となる2アイテムについて、私なりの使い方を紹介したいと思います。

1. ST630MLS-ULFt

このロッドはディープウォーター、中層スイミングでのダウンショットなどで
ソリッドティップが抜群の威力を発揮します。
ラインスラックが出ている状態での小さなバイトもティップが追従し、アングラーに伝えてくれます。

例えばノーシンカーでフォール主体の釣りをしている時の、一瞬口に含むような小さなバイトさえも
ここまでしっかり手元に伝えてくれるロッドは他にはないでしょう

一方でフッキングについても、ミディアムライトアクションのしっかりしたバットが
確実にバスのアゴを貫いてくれるので、全く心配ありません。

2. ST680MLS-ULFt

一般的には長すぎると思われるかもしれませんが、
房総リザーバーでは欠かせないレングスである6.8フィートの「シェイキングリズム」。
しかし、このレングスにも理由があります。

ベイトフィッシュをメインベイトとして捕食しているバスの突発的なボイル打ちをする場合、
ノーシンカーの2"シュリルピンなどの軽量ワームを
PEライン+このロッドとの組み合わせでキャストすることによって、
はるか遠くのボイルでも確実に捕らえる事ができます。
こんな芸当はこのロッドでなければできない、といっても過言ではありません。

また、ミディアムライトのバットパワーによって、
ロングディスタンスでのフッキングも確実に決めることができます。

晩秋~冬にかけてのライトキャロのドラッギングなどでも、
食い込ませるティップとレングスからくる確実なフッキング性能が威力を発揮してくれます。

bass2_120620.jpg

以上のように、ST630MLS-ULFt、ST680MLS-ULFtともに、
アングラーの多い週末やトーナメント中のプレッシャーの高い状態でも
魚に口を使わせてくれるロッドとして、今後の活躍が期待できるロッドに仕上がっています。
ボートから降ろすことはないほど、使用頻度の高いロッドになることは間違いありません。


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