伊藤巧(ノリーズスタッフ)
フィールド:千葉県 利根川
先日利根川で行われたTBC(利根川バスクラブ)最終戦で、
6.5"シュリルピンを使用して優勝する事ができました!
プラクティスから感じたフィールドの印象は非常に厳しいものでした。
猛暑により水温が32度近かった状態から、連日の悪天候により水温は27度まで下がり、
急激な水温低下がバスの捕食行動を抑える原因となっていたことを把握していました。
試合当日はプラクティス通りタフなコンディションのままなのか、
この水温変化に順応した魚が捕食行動を始めるか、全く解らない状況。
当日の状況にアジャストすることを心がけようと考えました。
利根川は潮の影響をうけるタイダルリバーです。
当日のタイドグラフを見ると、勝負は流れのある朝イチ。
流れがある時間帯にやる気のあるバスを数多くキャッチする事と、
流れが止まってタフコンディションとなる午前10時からいかに魚をキャッチするかが
試合の結果を左右するだろう、と予想して試合に臨みました。
スタート直後、まずは魚をキャッチするために、動画撮影でも入った乱杭に絡むオダ群に入りました。
エスケープツイン(072:テナガシュリンプ)の5gテキサスリグでオダに引っ掛けてステイ。
直後にバスからの反応が!
幸先よくバスをキャッチし、状況が好転していることに気付きました。
そこから、6.5"シュリルピン(347:テナガシュリンプコッパーFlk.スパイス)の
1.3gネコリグにチェンジし、同じオダを攻め直すと...。
次々とバスがバイトし、同じエリアから2本のバスをキャッチ!
15分の間に3本のバスがライブウェルに入る結果となり、
フィールドコンディションが好転している確信しました。
そこから流れの当たる杭やオダを次々にランガン。
エスケープツインと6.5"シュリルピンを駆使して、
流れの止まる10時前には早々とリミットメイクに成功!
太陽も上がり、流れもなくなる時間帯になってからは、
6.5"シュリルピンのネコリグのみで喰わせのアプローチにシフト。
オダや杭はもちろんのこと、ブッシュまでもネコリグで撃ち込み、
ロングシェイクで口を使わせる釣りをしたところ...。
先行者がブッシュをテキサスで撃った後にもかかわらず、バスをキャッチ!
この魚は同じカバーに5投ものキャストをした後、小さなバイトが手元に伝わりました。
ハイブリッドスイム構造という全く新しいマテリアルから生まれるアクションは、
低活性のバスをも反応させる力を持っています。
そしてその後もバスからの反応は止まることがなく、
結果的にタフコンディション化する時間帯でも
ライブウェルの魚の殆どを入れ替える程のバスをキャッチ!
キッカーフィッシュを含む15本近くのキーパーを試合時間内に釣り上げる事に成功しました!
検量の結果、5本で4,440g!
見事優勝する事が出来ました!
プラクティスから試合当日まで目まぐるしく変化するコンディションの中、
コンスタントにバスをキャッチする事ができた今回の試合において、
6.5"シュリルピンの存在なしではこの優勝を手にする事はできませんでした!
<タックルデータ 1 ネコリグ>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST650M
ライン:フロロ10lb.
リグ:1.3gネイルシンカーネコリグ+6.5"シュリルピン
<タックルデータ 2 テキサスリグ>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST670H
ライン:フロロ14lb.
リグ:5gテキサス+エスケープツイン
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6.5"シュリルピンで掴んだTBC最終戦優勝!
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