浜松秀夫(ノリーズプロスタッフ 駿河のエギスペシャリスト)
フィールド:静岡県 伊豆半島
12月のある冬の1日、伊豆半島で早朝から夜まで色々と遊んできました。
狙いは早朝と夕マズメのアオリイカ、夜間は丁半勝負で運が良ければヒラスズキ、
運悪く!?普通の状態であるならばメバル、ムツ、タチウオ狙いです。
まずは本命のエギングで、早朝のアオリイカゲーム。
4時半にポイントに着くと、天気予報とは裏腹に、左側から風が差しこんでくる状況でイマイチ。
潮もほとんど動いていません。
それでも開始から1時間ほどすると多少潮が動き始めて、まずは600g位を1杯。
このサイズなら立て続けに...と思ったものの、2杯目をキャッチしたのは1時間後。
その後、潮は申し分なく動いてはいるものの泣かず飛ばずでノーバイト。
ちなみにこの日のアオリイカのバイトの出方はモゾモゾ系ではなくガッツリ系で、
いればすぐに抱かせる事の出来るバイトの出方ゆえに、これ以上はやる価値はないと判断。
その後は夕方まで寝ることにしました。
この日使用したロッドはシリーズ中一番パラボリックな、
エギングプログラム ダートトライアルDT86M。
僕のスタイルでは元々さほど激しく動かさないジャ-クでしたが、最近さらにゆるくなりました。
ロッドのベリーからバットの部分を状況によって曲げてジャークさせてやれば、
このロッドが一番使い勝手がいいです。
さらに言うなら、少し長めにエギを垂らし気味にしてキャストしてやると遠投能力も申し分なく、
ナイトゲームに必要不可欠な感度も十分です。
ロッドのパワー表記はミディアムであるものの、
たとえ3kgオーバーのアオリイカが掛かったとしても全く問題なくランディングできます。
「柔よく剛を制する」ロッドであると思います。
使用したエギはダートマックス3.5号。
カラーローテーションは蛍ムラのニューカラー、D206CPから入り、
D29CP→D102RG→D105Pと、好みのパープル系&地味派手系メインのローテーションでした。
(D206CP:タイガーバニークリスタルパープル)
(D29CP:パープルボーダークリスタルパープル)
(D102RG:レッドマジョレッドゴールド)
(D105P:パープルマジョパープル)
夕方起きた後はエギングをする気が起きないほどの爆風。
そこで次の展開へ...。
(PART 2につづく)
真冬の伊豆ソルトウォーターゲーム PART 1:アオリイカ編
真冬の伊豆ソルトウォーターゲーム PART 2:ライトゲーム編
浜松秀夫(ノリーズプロスタッフ 駿河のエギスペシャリスト)
フィールド:静岡県 伊豆半島
(PART 1より)
次の展開はというと、この日のもう一つの目的は、ナイトゲームのヒラスズキ。
といっても地磯とかゴロタ浜のハードなゲームではなく、
堤防でベイトフィッシュにボイルしているヒラスズキを狙うという、
イージーと言うべきかインディーズと言うべきか、とにかくそういう釣りです。
まずはベイトフィッシュありきで、ベタ凪かそよそよ風が理想的。
この日は運よく常夜灯が灯る漁港で7cm位のトウゴロウイワシのジュータンを発見。
しばらく見ていると時折「ボコ!」とか「バコ!」とかいうボイルがあるものの、
何せ散発でとても狙えるような状況ではありませんでした。
それでもどうにかしたい気分全開!
ちなみに僕はフライフィッシング愛好者でもあり、
アマゴやイワナをドライフライ(水面上のトップウォーター)で釣るのが大好き。
こういう状況のヒラスズキをフライで釣りたいといつでも思っているんです。
しかし、上記のような散発的なボイルですと、イワシのジュータンの中で
ポッパー、ストリーマー等の当日手持ちのフライをいくら引き倒したところで
そうそう目立つものではありませんし、そんな状況に心も折れそうになってきました。
そこでシーバス狙いを一旦中止して、ポイントを休ませつつ気持ちを切り替えるために
ライトゲームで遊ぶことにしました。
一応狙いはムツで、アベレージは20cm位。
今年は当たり年?で11月初め頃は35cmクラスも混じって数もすごく釣れていたと聞いていました。
この釣りは、スレていないうちはフローティングミノーの釣りが一番エキサイティングです。
ノリーズのメリハリ67Fやレイダウンミノーのジャストワカサギ(フローティング)を使います。
着水後強めに2回から4回程ジャークしてストップさせ、
浮いてくる間にズン!ていう感じでバイトがあります。
この釣りのキモはキレのあるジャークとミノーの浮遊感です。
それとフックをトラウト用のファインワイヤーに変えておくことです。
スレてきてからは、エコギア アクア 活メバルシラス2"、同じく活アジストレート2"、
エコギア アクアストローテールグラブ2"のスローリトリーブで問題なく釣れます。
使用したロッドはスローリトリーブ710Fで、軽めのミノーのジャークなら問題なく使用できます。
足場が低い時は74Fを使います。
この日はムツの他にメバルとハタンポが釣れました。
しばしライトゲームで遊んだあと、いよいよヒラスズキゲームに臨みます。
(PART 3につづく)
真冬の伊豆ソルトウォーターゲーム PART 3:ヒラスズキ編
浜松秀夫(ノリーズプロスタッフ 駿河のエギスペシャリスト)
フィールド:静岡県 伊豆半島
(PART 2より)
ライトゲームで気持ちを切り替えた後、戻って海面の観察を再開するとまたボイルが始まりました。
今度はボイルの間隔が先刻よりも幾分短いうえ、
1回で終わりではなく2回、3回と続く時も出てきました。
しばらくキャストするのをグッと堪えて、ヒラスズキの通り道を何となく確認。
今度は目立たないうえにタナも合わないフライフィッシングをやめてルアーで挑むことにしました。
ルアーはオイスターミノーSW92(S-27 レッドヘッドシルバー)。
ロッドはエギングタックルのまま、エギングプログラム ダートトライアルDT86M。
ラインはPE0.6号、リーダーはフロロカーボン2号。
普通に考えればヒラスズキを釣るようなタックルではないものの、
手前のカケアガリさえ気をつければどうにかなると勝手に思い込んで、
僕の読んだコースを信じてキャスト開始。
まずはスローリトリーブでダメ、次はファーストリトリーブでもダメ。
5キャスト目からはミディアムリトリーブで少しジャークを交えてリトリーブすると、
これがハマってカン!ときてゴン!とヒット!
その後はリールのドラグが「ジーー...」で、50m出たか100m出たかは覚えていません。
とにかく僕はこの時、予想した以上のサイズのヒラスズキと戦っていました。
何しろ、何度もジャンプした時に水面に出た魚体がとんでもなく大きく見えました。
そんなやりとりを繰り返しながら「柔よく剛を制する」を地で行く
エギングプログラム ダートトライアルDT86Mのトルクを最大限に活かしてランディング。
測ってみると83cm、6kgちょうどのグッドコンディションのヒラスズキでした。
2011年度最高のドラマであり、ベストファイト。
こんなことがあるから伊豆通いはやめらません。
初釣りでビッグバスゲット!レイダウンミノーディープジャストワカサギ
田中大介(ノリーズプロスタッフ 山口のストイックバスアングラー)
フィールド:山口県 菅野湖
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
コタツの中に居てはビッグバスと巡り会えないので、雪の降る中初釣りに行ってきました。
朝の気温は-3度でしたが、水温は12.5℃と例年になく高めです。
冬のリザーバーといえば、ジャークベイトです。
ということで用意したタックルは、まずロードランナー ヴォイス HB630LLに、
タダマキ112(241:パールアユオレンジベリー)。
ロードランナー ヴォイス HB511LLに
レイダウンミノーミッドレギュラー(BR-83M マットパールチャートアユ)。
(写真はBR-136:ライブオイカワ)
(写真はレイダウンミノーディープジャストワカサギのBR-83M)
そして、ロードランナー ヴォイス 600LSに
レイダウンミノーディープジャストワカサギ(175M:マットトラッドクロキン)をセット。
これらをメインに組み、冠水ブッシュの奥に入ってしまっている時のために、
ロードランナー ストラクチャー ST6100MHに
1/2oz.テキサスのエスケープツイン(121:テキーラグリーン)も用意しました。
(写真は123:アメザリ)
(写真はビッグエスケープツインの121)
朝からドンドン流して行きますが、魚の追いを見ることもありません。
これは違うのかな・・・と不安になりかけた頃に、
ブッシュに引っかかったエスケープツインがポンっと外れた瞬間に
ビッグバスがもんどりうって出ました。
間髪入れずにフッキング・・・したのがいけませんでした。
この時期はしっかりとバイトを感じてから合わせないといけません。
案の定、ワームだけ取られてしまいました。
魚が出たのが水深にして1mほど。
このレンジにいいサイズのバスが居るのは間違いありません。
しかし、その後は打てども巻けども、全く反応がありません。
テキサスのズル引きで、やっとのことで30cmほどのバスを釣りましたが、何か違います。
「デカイ奴は間違いなく浮いている。」
そして迎えた夕方のワンチャンス。
朝に流して反応がなかったものの、
絶対にバスが浮いてくると信じたエリアでビッグバスに出会うことが出来ました。
水中に横倒しになった竹の間から出てきたバスは、
何の躊躇もなくレイダウンミノーディープジャストワカサギを飲み込んでいきました。
一日やりきって2バイト2フィッシュでしたが、初釣りとしては出来過ぎな釣行となりました。
今年も良い年になりますように!
タダマキ112炸裂!極寒のリザーバーで5フィッシュ!!
田中大介(ノリーズプロスタッフ 山口のストイックバスアングラー)
フィールド:山口県 菅野湖
年末に発売されたNORIESの最新ジャークベイトタダマキ112。
発売以来何度か使っていましたが、今一結果に恵まれませんでした。
ただ、その泳ぎからポテンシャルの高さは間違いありません。
そうなると、腕が悪い(涙)ということになります。これは認めたくない!
でも田辺さんにも「そっち(山口)のフィールドにはバッチリだよ。釣れないなんておかしいよ」
と言われる始末・・・。
これは本気で取り組まなくてはいけないと思い、やり抜いてきました。
その結果、極寒のリザーバーで5フィッシュ。
その内2匹は50cmオーバーと、このルアーのポテンシャルを存分に味わうことが出来ました。
これで、腕の問題ではないと証明できました(笑)。
「全く新しいコンセプトのクランキングミノー」とのことですが、
ジャークベイトとしてもかなり優秀です。
ただし水噛みが強いために、レイダウンミノーミッド110シリーズよりも少ししんどいです。
しかし、この強い水噛みゆえのロングスライド。
そして、止まるまでのまどろみアクション(分かりにくい?)など、
使ってみれば分かるとしか言えませんが、とにかく凄いジャークベイトなんです!
あ、クランキングミノーでしたね(笑)。
連続ジャークは辛いので、「タダマキ」の名のとおりゆっくりと巻いてきて、
カバーの近くでジャーク&ストップ。これが今のところオススメの使い方です。
今回はジャーク後のストップで食わせたのが3匹、リーリングで食わせたのが2匹。
特にリーリングでキャッチした魚は、なるほどクランキングミノーだ・・・と、驚きました。
何も無い小さなワンドの真ん中から急に魚が沸いてきました。
突き上げバイトは気持ちいいですね~。
今回はジャーキングもするということで、ロードランナー ヴォイス HB630Lを使用しました。
巻きとジャークを両立させるイイトコ取りのロッドです。
それにこの時期はキャストアキュラシーも重要で、かつ着水音にも気を配りたいところ。
そうなると取りまわしの効く6フィート3インチの長さは重宝します。
ラインはフロロの12lb.を使用しました。
カラーは241:パールアユオレンジベリーで4匹、242:ブルーフラッシャーで1匹でした。
まだまだ、隠された使い方があると思います。
このルアーのポテンシャルは本当に高いですよ!
冬のメタルゲームは短時間勝負!50UP含めグッドサイズ連発!
田中大介(ノリーズプロスタッフ 山口のストイックバスアングラー)
フィールド:山口県 米泉湖
皆さんこんにちは。ノリーズプロスタッフの田中です。
こちらもめっきり寒くなり、布団から出るのが億劫になってきました。
でも、水の中はまだまだ冬の入り口です。バスフィッシングにオフシーズンはありませんよ!
冬本番になるととても効果的になるのがメタル系の釣り。
一足先にいい釣果に恵まれましたので、報告したいと思います。
この日は数年ぶりの米泉湖ということで、テンポよく探っていきます。
こういった時に重宝するのがメタル系の釣りです。
なんといってもチェックが早いですから。
私の使い分けは、極めて簡単で横の動きを主とするならインザベイト バス。
縦の動きを主とするならメタルワサビー。
そして、両方のいいとこ取りがジャカブレード、またはTGジャカブレードです。
(画像はTGジャカブレード 4:クリアウォーターグリーン)
ということで、朝はジャカブレードから投入しました。
すると、30分ほどの間に40後半と50UPをキャッチ。
これは相当ハマっていると思い、同条件の場所を探ると更にグッドサイズを追加しました。
釣り方はこれまた簡単で、リフトアンドフォール。
できればボトムに着けたいのですが、ボトムに着けなくてもOKです。
根掛りが嫌な人は中層でやってください。
現に今回の50UPは水深45mの5mほどで食いました。
もちろん、ストラクチャー(地形変化)やカバー、ベイトなどが必要条件ですが、
ルアーがばっちり合っている時はガッツリ食いますから。
逆に時合いを逃すと、どれだけタイトに通しても食いません。
つまり、チャンスにどれだけ効率よく回るかが、この手の釣りの最大のキモとも言えます。
冬はチャンスタイムが短いです。それを逃さないための早い釣りなんです。
そして、バイトが遠のいたので、よりバーチカルな展開ということで、立ち木群のメタルゲームへ。
メタルワサビーを投入したところ、これまた数投でグッドサイズをキャッチ。
これは大爆釣の日なのか!?と期待しましたが、その後は全く無反応・・・。
でも、冬の釣りってこんなものです。
だからこそ、チャンスタイムに手返しよく釣らないと結果がでません。
この冬は是非ともジャカブレード、あるいはTGジャカブレードを持って
フィールドに出かけてみてください。
<タックルデータ 1>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HV660MLS
ライン:PE0.8号 リーダー:6lb
ルアー:ジャカブレード9g(4:クリアウォーターグリーン)
<タックルデータ 2>
ロッド:ロードランナー ヴォイス 600BSMH
ライン:フロロ12lb
ルアー:メタルワサビー18g(BR-2:ゴールドラッシュ)
スパイクアロー+ラインセッティングでエリアトトラウトーナメント優勝!
伊藤雄大(ノリーズプロスタッフ Mr. 精密機械)
フィールド:茨城県 ビッグロック
2月5日に開催された、管理釣り場.comエリアトーナメントに参加してきました。
年間約25試合が全国の会場で開催されるこの大会。
今年度の第3戦の会場に選ばれたのは、茨城県にあるビッグロックでした。
ジンクリアな水質と綺麗なレストハウス、
そして釣り人を迎えてくれる豊富な魚種が魅力のエリアです。
本番前にプラで訪れましたが、朝イチは何とポンドの約1/3が薄氷ながらも結氷!
少し釣りをしてみましたが、ガイドやラインも凍ってしまうため、一時レストハウスに避難(汗)。
8時頃になってポンドに日光が降り注ぐと一気に氷は溶けていったので、ようやくプラ開始。
約2年ぶりに訪れたエリアでしたが、相変わらず魚影は最高で、ニジマスはもちろん、
イワナ、ヤマメ、サクラマスが次々ヒットし、楽しむ事が出来ました。
その中でもシャッドプラグでのボトム攻略が好反応で、手応えを感じてプラを終了しました。
そして大会当日、結氷の可能性を考慮し普段より開始時間を遅らせて、大会が開催されました。
予選は25分の3回戦(75分)の総釣果でグループ内の上位4名が
決勝トーナメントに駒を進められる方式で行われました。
私が釣りをするグループは2回戦目の前に放流が行われるとの事で、
1回戦と3回戦はボトムでステイしている、池に元からいる魚をシャッドプラグで釣り、
2回戦の放流ターンはスピードのある放流魚をスプーンで狙う作戦にしました。
今回のタックルのキモは、ラインセッティングでした。
シャッドプラグの釣りにはPE0.2号+リーダーフロロ2.5lb.、
スプーンの釣りではナイロン3lb.を使用しました。
前者に求めたのはボトム付近でのショートバイトを確実に捉える感度と、
軽量のシャッドプラグを的確に操作するラインの水切れ、
そして後者に求めたのはスプーンへの速いバイトを弾かずに確実にフッキングに持ち込み、
ランディングするクッション性です。
このセッティングを最大限活かすため、私がメインロッドに選んだのは、
トラウトプログラム スパイクアロー60。
軽量チタンK・SICガイド搭載のスパイクアローはどの種類のライン使用にも高次元に対応し、
私の釣りを支えてくれています。
このロッド選択とラインセッティングが予想通りポンドの状況にハマり、
予選を無事通過する事が出来ました。
ここからは4人中2人抜けの決勝トーナメントを2回行い、最後に残った4人で決勝戦を行います。
放流魚も普段では掛からない試合のプレッシャーの中、ほぼ釣りきられてしまった様に感じたので、
ここからはPEタックルでのボトム攻略に勝負を掛けることにしました。
極細PEの使用は、他のセッティングではできない緻密なルアー操作を可能にし、
厳しい状況下でもバイトを誘発し、それをフッキングする事の出来る感度を兼ね備えています。
そしてこの作戦が大正解!
決勝トーナメントを勝ち進み、決勝戦も優勝決定サドンデスの結果、優勝する事が出来ました。
王道で扱いやすいナイロン。
磨耗性に優れ、ルアーが浮きあがりにくいフロロ。
究極の感度のPE。
状況に応じた使い分けで、エリアフィッシングの可能性はまだまだ広がりを見せています。
その使い分けを支えてくれるスパイクアローは、今後も手放せないロッドだと思います。
<タックルデータ>
ロッド:トラウトプログラム スパイクアロー60
リール:2000番
ライン:PE0.2号+リーダーフロロ2.5lb.、あるいはナイロン3lb.
厳寒期のワンチャンスはタダマキ112で決まり!
田中大介(ノリーズプロスタッフ 山口のストイックバスアングラー)
フィールド:山口県 菅野湖
皆さんこんにちは、プロスタッフの田中です。
フィールドは冬真っ只中ですが、タダマキ112が好調です。
2月も終わりに近くなると、春の訪れを感じさせる雨の日があります。
そんな時はバスもベイトも浮いていますが、水温はまだ低いまま。
なので、浮いているのだけれど、動きはスローというとても狙いにくい状態になります。
こんな時がタダマキ112の入れ時です。
先日も菅野ダムでグッドサイズをキャッチ。
そして、54cm、2kgオーバーをキャッチしました。
今回の釣り方はジャーク&ポーズ。
タダマキ112はポーズ時のゆらぎがとても魅力的なルアーです。
それを最大限に生かすにはラインテンションをしっかり抜いてポーズ。
その時に魚を誘っている気持ちでしっかりと止めるのが大事です。
「強めのジャーク&しっかりポーズ」これ大事ですよ!
ファーストフィッシュは小さな岬の上でポーズしていると静かに持っていきました。
そして、54cmの方はボートまで10mかという所で岩陰から飛び出てきました。
バイトの瞬間まで丸わかりのとてもエキサイティングな一匹になりました。
タダマキ112をお持ちの皆さんは是非、使ってみてください。
<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HB630L
ライン:フロロ12lb
ルアー:タダマキ112(241:パールアユオレンジベリー)
早春の霞ヶ浦水系をTGジャカブレードで攻略
香取潤一(ノリーズプロスタッフ Mr.ロールキャスト)
フィールド:千葉県 霞ヶ浦水系
早いもので、もう3月ですね。
それにしても今年は寒い!
私が住んでいる千葉県では、例年なら梅の花が咲いていてもいい時期なのに、
未だに開花せず・・・。
霞ヶ浦の水温も5度前後と低いです。
その為、この日は冬の釣り7割、春の釣り3割ぐらいと考え、タックルを準備しました。
まず冬の釣りのタックルは、
・グラスミノーM ダウンショットリグ
・ VX50(エコギアハードベイト)
(カラー:405)
・ TGジャカブレード
(201:チャートブルーシャッド)
春の釣りのタックルは、
・ レイダウンミノーディープジャストワカサギ
・クワセシャッド
後は天候によって、冬のエリアと春のエリアを探って行くことにしました。
この日は、朝から曇りで北東の風がやや強かった為、冬のエリアから釣って状況を確認。
ところが、全くバスからの反応がない...。
そのため春のエリアを回ってみましたが、
これまた困ったことに全くバスからの答えが返ってこない...。
さすが霞ヶ浦そんなに甘くありません。
正直お手上げでしたが、状況を整理してみます。
水温は朝から全く変わらず5度。
天気も曇り、北東の風は朝よりさらに強くなって寒い。
このままだと水温上昇は期待できないと判断し、冬のエリアに的を絞ってじっくり探ることに。
具体的には水深4~4.5m付近のハードボトムを攻めることにしました。
VX50とTGジャカブレードの違いはフォールスピード。
特に難しく考えず、VXはイレギュラーに早くフォールしますが、
ジャカブレードはブレードが水を噛むので、VXよりフォールスピードが遅くなります。
また、ブレードがフックやボディーに当たった時に発生する音で
バスにアピールできる点が大きいです。
最初はVX50を中心に探っていきましたが、
途中からバーチカルに小刻みに探るためにTGジャカブレードにチェンジ。
文章で表現するのは難しいのですが、
「ブルブル」とルアーのアクションを感じて動かすと動かしすぎ!で、
「ブル」もしくは、「ブ」ぐらいの、泳ぎ始めそうなぐらいの小さなシャクリで、
ハードボトムに引っ掛けてはリフト&フォールのアクションでバスを誘って、
お腹がプリプリの貴重な1匹をキャッチ!
まだまだ水温が低く厳しい季節ですが、少しでも水温が高くなれば、
今回用意していたシャッド系の出番ではないでしょうか。
春はもうすぐそこまで来ていますよ!
<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HB630L
ライン:フロロ10lb
ルアー:TGジャカブレード9g(201:チャートブルーシャッド)
VX50(カラー:405)
トラウトキング選手権大会3位表彰台!作戦の軸はスパイクアロー!
伊藤雄大(ノリーズプロスタッフ Mr. 精密機械)
フィールド:大阪府 千早川マス釣り場
第11回トラウトキング選手権大会エキスパート部門第一戦が
大阪府の千早川マス釣り場(以下千早)で開催され、参加してきました。
エキスパート戦は前年10月から行なわれた予選(トライアル)の上位通過者と、
前年度上位シードの選手によって競技が行なわれ、
全3戦の獲得ポイントによってランキングが決まり、
上位3名にはマイスターの称号が与えられます。
前日プラの後、ルアー整理、ライン交換、タックル準備をして明日に備えます。
まず、ルアーとラインのセッティングですが、ミノーの釣りにはPE0.2号+リーダーにフロロ2.5lb.、
スプーンの釣りではナイロン3lb.と1.7lb.を使用する事にしました。
千早の特徴は放流魚がやや小型である事。
そのため通常は1~2lb.のラインでセッティングし、小型スプーンの飛距離を稼ぐのが定石ですが、
今回は3lb.のタックルを1セット入れてみる事にしました。
ロッドはトラウトプログラム スパイクアロー60を3本と50を1本の4本体制にしました。
普段は1.7lb.のナイロンを使用する際にはボウアローの60と組み合わせることが多いのですが、
前述の通りやや小型の放流魚に対して「掛けの釣り」が要求されると予想し、
スパイクアローと組み合わせて使用することにしました。
スパイクアローは軽量チタンK・SICガイドを採用しているためトラブルフリーで、
しかも多様なラインセッティングと様々なメソッドに対応できることが
トーナメントシーンでは大きな恩恵を与えてくれます。
そして大会当日を迎えました。
一回戦(4人から2人勝ち抜け)は放流魚を3lb.ナイロンのタックルでテンポ良く釣っていきます。
ここまでは全選手ほぼ横並びの展開。
放流魚の反応が弱まってきたところで多くの選手が
細糸&マイクロスプーン(0.6g前後)にシフトして繊細に攻めていきます。
私はあえてラインを3lb.のまま、スプーンも1.1g~1.5gを使用して、
ラインに流れの力を噛ませてルアーをドリフトさせながら引いて来ると、
釣り切られずに残っていた放流魚に効率よくアピールできたようで、ヒットが連発!!
一回戦はトップ通過することができました。
二回戦(3人から1人抜け)は放流無し+流れの弱い釣り座だったため、
ナイロン1.7lb.+スプーンのタックルで繊細に攻めて、まず数本ヒット。
反応が薄れてきた所で、PEタックルに持ちかえてミノーイング。
これが功を奏して数本追加に成功し、無事勝ち抜くことができました。
三回戦(3人から1人抜け)を前に放流が行なわれましたが、
インレット寄りの釣り座だったため、放流魚の群れが回ってくる可能性は低いと予想。
始まってみると最初に1本取れたのみで、やはり放流魚はあまりいない様子。
すかさずミノーにチェンジすると着実にヒットを重ねることができて、三回戦も突破できました。
準決勝は3人の2グループに分かれ、決勝戦へ進むグループ1位を争います。
ところが、私以外の2人はマイスター経験者(汗)。
しかもその内の1人は、去年の千早大会覇者&年間総合優勝のM氏。
懸命に釣って行きましたが、力の差を見せ付けられて敗北。
しかしグループ2位だったため、もう一組のグループ2位の方と
3位決定戦に回ることになりました。
3位決定戦ですが、3位と4位では獲得できるポイントが全く違うため、もう一度集中です。
やはりミノーを中心とし、フォローでマイクロスプーンのボトムステイを織り交ぜる作戦で、
僅差ながらも何とか勝ち、3位で表彰台に立つことができました。
今回の会場に合わせた作戦、タックルセッティングで臨んだ第一戦でしたが、
スパイクアローの存在を抜きにしては考えられなかったと思います。
やはりトーナメントシーンには欠かせない一本です。
残り二試合もマイスター目指して頑張りたいと思います。
春はすぐそこ!ラッテリー&ショットオーバー2でビッグバスをキャッチ
田中大介(ノリーズプロスタッフ 山口のストイックバスアングラー)
フィールド:山口県 菅野湖
皆さんこんにちは、プロスタッフの田中です。
春一番も吹いた山口県では、水の中でも春の訪れを感じることが出来るようになって来ました。
「春爆」なんて言葉があるように、春といえばスポーニングがらみの大爆釣!
と思って期待していると、痛い目を見たことも多いのではないでしょうか?
私も2月末に完デコを食らってきました。
まさにバイトも追いも無いという状況で、手も足も出ませんでした。
そして、リベンジを誓い再釣行。
約一週間後だったので魚のポジションやアプローチを修正し、
前回やらなかった最上流からスタートしたものの、昼前になっても反応はありません。
しかし、スポーニングを意識したポジションであることは確か。
魚が少しナーバスになっていると思い、久々のライトリグ投入。
一番信頼している「5-1/4"ラッテリー」のネコリグです。
ライトリグはどうしてもテンポが遅くなってしまうので、力のあるカラーがお勧めです。
私のフェイバリットは121:テキーラグリーンです。
私のフェイバリットを信じる心が通じたのか!?
54cm、余裕の2kgオーバーをキャッチしました!
ボトム付近でしばらくモゾモゾとゆっくり目のシェイクで反応してくれました。
まさに満足の一匹です。
そして、昼を回ると気温も、水温も上昇。
魚も浮いて来ているのではないかと思い、新作「ショットオーバー2」のプロトを投入。
カラーは241:パールアユオレンジベリー。
そして、ショットオーバー2でもプリプリの45upの本気食いですw
岩の張り出しから我慢できずに飛び出して来ました。
元祖ショット譲りのアクションで、春の気難しいバスもイチコロですよ!
もうすぐ発売予定とのことなので、皆さんも楽しみにしていてください。
<タックルデータ 1>
ロッド:ロードランナー ヴォイス 600LS
ライン:フロロ4lb
リグ:ネコリグ(1/16oz.タングステンシンカー+ガード付き#3フック) 伸縮チューブ使用
ワーム:5-1/4"ラッテリー(121:テキーラグリーン)
<タックルデータ 2>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HB630LL
ライン:フロロ10lb
ルアー:ショットオーバー2(241:パールアユオレンジベリー)
終了間際の爆発!HB640MLとタダマキ112がもたらしてくれた入賞
石川晴彦(ノリーズプロスタッフ 四国のバーサタイルトーナメンター)
フィールド:愛媛県 野村ダム
皆さんこんにちは。
先日行われましたチャプター愛媛開幕戦「ノリーズエコギアカップ」で
入賞することが出来ましたので、レポートしたいと思います。
今回のチャプター愛媛開幕戦は例年通り、
愛媛随一のメジャーフィールド、野村ダムを舞台に開催されました。
所用で前日プラには入れなかったのですが、
前日から当日にかけて降った暖かめの雨と満水という状況から、
本流上流が爆発するのではないかと思い、当日は朝一から最上流を目指しました。
しかし、フライト順は22番とよくなかったため、
先行する選手の動きを見ながら空いているストレッチに入り、
ミノーをメインに魚を探す感じで流し始めました。
その結果、朝の早い時間帯にレイダウンミノーディープ ジャストワカサギのただ巻きで1本と、
タダマキ112のジャークで1本獲る事ができました。
(BR-219:リフレクトワカサギ)
(241:パールアユオレンジベリー)
これでなんとなく雰囲気は掴めたように思ったのですが、そこは気難しい早春のリザーバー。
そこからのバイトが遠かった...。
最上流エリアをシェアして攻める選手は私を含めて4人。
その内の2人が、いいサイズの魚を獲ったりバラシたりするのを見たので、
魚はいるはずなのですが、何をしても何も起こらない時間が続きました。
しびれを切らした私は中流まで下り、カバーなどを撃ってみましたが、ノーバイト。
また、上流に比べてクリアな水質の中流エリアは「何かが違う」と思えました。
そこで、残りの1時間は上流で勝負する覚悟を決めてボートを上流に走らせました。
数時間ぶりに戻った最上流エリア。
そこにいる選手の顔ぶれも替わっていましたが、
状況自体も大きく変わっていることに気が付きました。
変わっていたのは、水の流入量と濁り。
川の上の方の水門でも開いたのでしょうか、
朝イチと比べるとかなり濁った水がかなりの水量になって流れてきていました。
それによりカレントも強くなっていて、
濁り自体は今までの経験上、釣れると思える濁りだったため、
期待しながらロードランナーヴォイスHB640MLを手に取りました。
ルアーはもちろん、最近絶好調なタダマキ112!
このHB640MLというロッド、「レイダウンミノー110スペシャル」と
説明テキストにあるとおり、本当にそんな感じです。
タダマキ112を気持ちよくキャストできて、意のままに操れますし、
魚もしっかりとのせてくれるのです。
そんな状況の中、朝イチに釣れたちょっとした変化のある護岸を下りながら、
早めのただ巻きでタダマキ112を流していきます。
すると、いきなり「ドーン!」とロッドが絞られる!
絞られるものの、主導権はもちろんコッチにあるので、
「HB640ML、いい感じだな」と思いながら魚とのやり取りを楽しみます。
これがナイスコンディションなキロアップ!
終了15分前にリミットメイク!
しかも、ルアーを横喰いしているって事は、今の状況に合っているという事。
「タダマキ気持ち良い~!」などと思いながら、残り時間もキャストを繰り返します。
...すると5分後、また「ドーン!」ときて、またまたHB640MLが絞られる!
この魚もキロクラスのナイスコンディションで、終了10分前に入れ替え!!
「う~ん、たまらん!」魚とのやりとりがこれほど気持ちいいロッドを、私は他に知りません。
「ロードランナー最高!タダマキも最高~!」
そして検量。
ウエイトはラスト30分のタダマキ112のただ巻きのお陰で2,832g。
なんとか5位で表彰台に滑り込むことが出来ました。
やっぱり諦めなければ何かが起こりますね!
これだから、トーナメントはやめられませんな。
<タックルデータ 1>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HB640ML
ライン:フロロ12lb
ルアー:タダマキ112(241:パールアユオレンジベリー)
<タックルデータ 2>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HV610LS
ライン:フロロ4lb.
ルアー:レイダウンミノーディープ ジャストワカサギ(BR-219:リフレクトワカサギ)
やっぱり春はディーパーレンジ!野池でプリのグッドサイズをゲット!
中西靖明(ノリーズプロスタッフ JBマスタープロ)
フィールド:兵庫県 東播の野池
もう来るか!?
もう来るのか!?
と、春を求めて近所の野池巡りに行ってきました、プロスタッフの中西です。
数カ所の野池を、私の中では春の定番!!ディーパーレンジと、
ピンスポットカバーでは、野池ザリガニ大好きバスに効果大の
オーバルヘッドジグにエスケープツインをトレーラーにしたものを撃っていく戦略で釣り開始!!
(720:ホワイトチャートクリスタル)
(145:テナガシュリンプ)
(283:ベビークローダッド)
しかし水は触ってもまだ冷たく、雪解けっぽい白ニゴリが入った状況で、反応はいまいち...
いくら春とは言え、そんなに何度もチャンスがあるものではないことは、
重々承知の上での釣行ですので、タイミングだけを合わせられるように何度も何度もここぞ!
と思うところは50cm刻みで通して行きます。
オーバルヘッドジグの激シャローカバー撃ちで
モワっと生命らしき反応があったものの、ロッドに重みは伝わらず...
その後は反応のないまま何も起こらず時間だけが過ぎていき、
撃って行った道の復路を「春はやっぱりこれしかない!!」のディーパーレンジで
水門近くに沈むオダにコンタクトさせるように引いたとき!
ドスンと出ました!
モンスターです!!
やっぱり居ましたね!プリスポーン!!
この白ニゴリの中でちょうど浮き上がるように映えるホワイトチャートクリスタルが
絶妙なシルエットでバスを引きつけてくれました。
結局この1本だけでしたが、土手にはツクシがいっぱい顔を出してきていて、
ようやく春の第一弾が動き出した感じでしょうか!?
皆さんもディーパーレンジで上がりたてのプリスポーンを仕留めてくださいね。
<タックルデータ 1>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HB640ML
ライン:フロロ12lb.
ルアー:ディーパーレンジ 3/8oz.(720:ホワイトチャートクリスタル)
<タックルデータ 2>
ロッド:ロードランナー ヴォイス ST670H
ライン:フロロ14lb.
リグ:オーバルヘッドジグ3/8oz.(145:テナガシュリンプ)
+エスケープツイン(283:ベビークローダッド)
チョ~楽しい!!東京湾ナイトボートゲーム(シーバス編)
野呂昌明(ノリーズプロスタッフ IQアオリイカサバイバー)
フィールド:神奈川県 横浜港
皆さんこんにちは!!
毎年この時期は花粉症に悩まされますが、この症状が出ることで春の訪れを感じます(笑)。
そして釣りの方でもこの時期最盛期を迎えているのが、東京湾ナイトボートゲームです!
特にシーバスとメバルはかなりの数釣りが楽しめます。
今回はシーバス編としてレポートします。
この時期はシーバスゲームの一大イベントでもある「バチ抜けパターン」と
「ベイトフィッシュパターン」の混合なので、シーバス達は常に好活性状態です。
ポイントによってどちらかのベイトが最良かを見分ければゲーム性も高くなり、
かなり楽しむ事が出来ます。
シーバスが水面を割ってボイルしている時はバチ抜けパターンなので、
ルアーはペンシルベイトやポッパー系のトップウォータープラグを選択します。
私が使用するのはトレジュシリーズで、ビックフィッシュを狙うなら「トレジュ133」、
カラーはバチに近い「S-18HFB:FBホログリーンイワシ」が絶対オススメです!!
バチ抜けなので、アクションをつける必要はありません。
水面をス~っと引き波をたてる感じでボイルの発生する付近にルアーをキャストするだけで、
シーバスはバシャバシャとルアーにアタックしてくれるので、視覚的にもとても楽しい釣りになります。
この時、早アワセは禁物。
ロッドにシーバスの重量感を感じたらフッキングするような感じでOKです。
次にベイトフィッシュパターンですが、ポイントにボイルがない時は
この時期に接岸しているイワシをシーバスは捕食しています。
この時のオススメルアーは「オイスターミノー92」です!!
カラーは白い常夜灯周辺ではホログラムボディーの
「S-17H:ホロマイワシ」や
「S-21:カタクチイワシ」。
赤い常夜灯周辺では「S-28:マットパールチャート」が非常に効果を発揮します。
オイスターミノーのアクションも基本的にはゆっくり目のただ巻きだけで十分ですが、
特にスレたビックフィッシュに効果的なのが、障害物に照明があたってできる明暗の境目付近で
ルアーをピタッと止めたり、トゥイッチングを入れたりして誘うと、
ビックフィッシュはたまらずルアーにバイトしてきますよ。
この時期の東京湾ナイトボートゲームのシーバスは、
これからやってみたい入門者や女性アングラーには是非とも通っていただきたいですね!!
ルアーのキャストからシーバスのランディングまでの一連の動作がたくさん練習出来るので、
短期間での上達にはもってこいだと思います。
もちろんベテランアングラーでも非常に面白いゲームが楽しめるので、
結局は皆さんにオススメです(笑)!!
<タックルデータ>
ロッド:シーバスプログラム 72LLS タイドコントローラー
リール:3000番
ライン:ナイロン8lb.
ルアー:トレジュ133、オイスターミノー92
ST6100MHとエスケープリトルツインで早春のリザーバーを攻略
渋谷直隆(ノリーズプロスタッフ リザーバーマイスター)
フィールド:三重県 青蓮寺ダム
今年の3月は寒い日が多く、「三寒四温」と言われる季節ではありますが、
実際には「四寒三温」か「五寒二温」?くらいの寒い日々が続いているように感じます。
各地のトーナメントなどの成績を見ていても、ウエイインが数名という非常に厳しい試合が多く、
一部の状況のよいフィールドを除いては、多くのアングラーが「ノーフィッシュと紙一重の世界」と
向き合っているのが現状なのではないでしょうか?
私がホームとしている青蓮寺ダムも、毎年この季節はノーフィッシュ覚悟のゲームとなりますが、
先日ようやくまずまずの展開が出来ましたので報告したいと思います。
この時期の青蓮寺ダムは例年フル満水で、
ショアライン沿いはほぼ全てオーバーハングと冠水植物で覆われるような状況となります。
そんなこの時期に私が軸としているゲームは大きくは以下の2つで、
三寒四温の「温」の状況か?「寒」の状況か?を自分なりに判断して使い分けています。
具体的には、数日暖かい日が続いたとか暖かい雨がシトシト降っているとかの「温」の状況の時は、
表層水の方が暖かいことが多く、魚が浮き気味になっていることが多いため、
などのディープダイビングミノー系を用い、
冠水植物の外側に魚を引っ張り出してバイトさせるゲームを軸とします。
一方、急に冷え込んだとか爆風で波がザブザブといった「寒」の日には、
テキサスリグでしっかりと冠水植物カバーの中を撃ちます。
ルアーは水が濁っていればエスケープツイン、
ステインならエスケープリトルツイン、
クリアならバグアンツ3"をチョイスして、水色によって強さと大きさを使い分けています。
一日やって1バイトが2バイトの世界なので、「温」か「寒」のどちらの状況かを素早く判断して、
一つのゲームを信じてやり切らないとどっちつかずになって、
いろいろ試し始めるとこの時期はほぼ必ずハマります(笑)。
先日青蓮寺ダムへ出撃して来ましたが、
今回は全国的に爆風が吹き荒れた大荒れの日に当たってしまいました。
風がまだそれほど強くない朝のうちはミノー系を巻いてみましたがまるで反応がなく、
そのうちかなり荒れて来て、風下にあたるショアライン沿いなどはザブザブの状況に。
上記の「寒」の状況であることは明白なので、心を決めて冠水カバーを撃ち切ることにしました。
前日まで二日間雨が降っていたため、クリアなこのダムも少し濁り気味だったので
エスケープリトルツインをチョイス。
少しでも風裏で陽だまりっぽくなっているようなエリアを選び、ていねいに撃ちます。
フル満水になるとどこもオイシイ感じに見えますが、地形を考慮に入れることとがまず重要です。
そして一見ゴージャスに見える枝っぷりの良い大木系よりも、
ソフトマテリアルな草系や小枝系の方が魚をストックしている可能性が高いように私は思います。
そうやってエリアや集中して撃つべきマテリアルを絞ってやり切った結果、
何とか50cmに少し欠けるナイスコンディションをキャッチすることが出来ました。
実は、この日はこれよりもっと大きいのも含め、全部で3本させたのですが、
2本は冠水植物に絡まれて「木化け」してしまいました(涙)。
この時期に3度のバイトが取れることはなかなかないことなので、
そこまで辿り着いただけでも喜ぶべきことなのですが、
やっぱりかなりクヤシイー! というのが本音で、喜びは半分というのが正直なところです。
ルアーの性能は完璧だったのですがアングラーの技量がまだまだでした(苦笑)。
これから田植えの終わるGW明け頃までは今回のように水位が満水に保たれ、
冠水カバーだらけの状況になるリザーバーは多いのではないかと思います。
そういう中で片っ端からカバーを撃っていては時間がいくらあっても足りません。
そんな中、小さくてもしっかりと水を動かし周囲の魚に存在を知らせ気付かせることの出来る
エスケープシリーズやバグアンツシリーズは、この時期に自信を持ってオススメ出来るルアーです。
あと、ブッシュ撃ちというと誰もがヘビーシンカーをセットしたいと思うものですが、
この時期は冠水ブッシュの中で魚が浮いていることも多く、
ヘビーシンカーでストンと落ちると活性がないために付いて行けないと考え、
私はあえて7~10gくらいの軽めでフワーッと落とすことを心掛けています。
アクションもボトムだけでなく、冠水ブッシュにラインを引っ掛けて
少し浮かせてやるようなことも効果的です。
ロッドは、カバー撃ちでありながらそういう少し繊細なテキサスリグをやるには
ロードランナー ストラクチャーのST6100MHがピッタリとハマるためとても気に入っています。
ぜひ参考にしていただき、みなさんも早春のビッグワンにぜひチャレンジしてくださいね!
<タックルデータ>
ロッド:ロードランナーストラクチャー ST6100MH
ライン:フロロ14lb
リグ:7gテキサス + エスケープリトルツイン(252: キャスティークチョイスハーフフロート)
タダマキ112の爆発力!グッドコンディションの1,820gフィッシュ
和田壮義(ノリーズプロスタッフ 紀伊のスーパーロコ)
フィールド:奈良県 津風呂湖
皆さんこんにちは、プロスタッフの和田壮義です。
春バスとの出会いを求めて津風呂湖へ行ってきました。
このところ寒い日が続いていて、まだまだ水温は低いままの状況が続いていました。
もともと、近辺のリザーバーから比べると春の訪れが遅いと言われる湖ですが、
前日には暖かい雨が降ったこともありプラス要因となりそう。
当日はその雨の影響もあってか水は濁りぎみで、朝の水温は少し低い7.7度。
天候は曇り時々小雨。
例年と違うところは、水位が満水ではないためショアライン沿いを
フックむきだしのルアーで狙いやすいこと。
バスの居場所はシャローから水深5mくらいまでが有効レンジだと考え、
中でもベイトフィッシュを強く意識したコンディションのよい個体を
ハードルアーで狙っていきます。
ディープに隣接した岬や岩盤などの地形変化を中心に、地質、底質、目に見えるカバー、
魚の差してきそうな場所と魚探にベイトフィッシュの反応が少しでも見られる所、
「らしい」スポットにルアーを通していきました。
すると、一発目のバイト!
ルアーは「レイダウンミノーディープジャストワカサギ」。
(BR-221:ナチュラルゴールド)
そのフラットサイドボディでナチュラルな波動を発生。
スローに引いてもしっかりアクションをキープするディープダイビングミノー。
深いレンジからでも魚を持ち上げて、低活性のバスにも思わずバイトさせる力があります。
この時期、私が最も信頼するサスペンドルアーです。
しかし...残念ながらフッキングまでいたらず(涙)。ミスバイト!?
数回のジャークからのストップ、そしてタダ巻きでの反応でした。巻きが早すぎたか!?
午前中、最も高水温の8.6度をマークした場所で、本流筋の上流域にある
ステージングエリアとなるワンドの手前、そのブレイク付近での出来事でした。
気を取り直してキャストを繰り返すも後が続かず、さらに湖面には強風が吹き荒れ始め、
釣りがまともに出来ない状態で時間だけが過ぎていきました。
「今日はヤバイかも?」
強風を避けるようにエリアを大きく移動し、操作性を上げるためルアーも変えてチャレンジ!
「KEEP CASTING! とにかく、何としてもバスと出会いたい!」
終了時間が近づいたころになると風も次第に治まってきて、
キャストを繰り返すことでリズムもよくなってきました。
そして、最後に辿り着いたエリア。
水温は他より高い8.5度、ヘラブナも群れになって溜まっている場所で、生命感は満点!
土のバンクの中に、岩盤質の張り出し。「ここは怪しい!!!」
ルアーはタダマキ112。ローリングアクションが特徴のロングビルミノーです。
(137:ブルーチャートタイガー)
私が溺愛するレイダウンミノーMP110の後継者!?
時には「タダ巻き」で爆発的な釣果を叩き出したものでした。
その性能を凌駕する、全く新しいコンセプトの「クランキングミノー」として満を持してデビュー!
その独特なリップ形状はナチュラルな水平姿勢のままで最大深度まで到達させ、
そのままレンジキープするためのもので、引き心地も軽快。
使うときに特に気をつけるのは、タダ巻き中にルアーにアタックしてくること。
そして、それに伴う一連のアクション。
数回のジャークでアピール!
そして、ストップで引き付け!!
そこからスローなタダ巻きで喰わせる!!!
ロッドはロードランナー ヴォイス HB640ML。
アキュラシーとロングキャスト性能を持ち合わせ、
適度なティップの強さで鋭いジャーキングを可能にするロッドです。
しかも、低弾性系LM30グラファイトがシッカリのせます!
「クリクリ~」
「ドーンッ」
「やっぱりキタよ!!!」(田辺プロ風)
読み通りに一発でバイトしたバス!
そのコンディションは驚きでした!
44.5cmで、な・な・なんと1,820gもありました!
キャスト~ジャーク~タダマキ~フッキング~ビックリフィッシュ!!最高ぉ~!
この日はこの1本で終わりましたが、楽しいゲーム、貴重な魚と出会えました。
春爆は、もうすぐそこ!ビッグフィッシュを求めてフィールドに出かけましょう!
<タックルデータ 1>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HB640ML
ライン:フロロ12lb.
ルアー:タダマキ112(137:ブルーチャートタイガー)
<タックルデータ 2>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HB630LL
ライン:フロロ7lb.
ルアー:レイダウンミノーディープジャストワカサギ(BR-221:ナチュラルゴールド)
早春の亀山ワカサギゲーム、クワセシャッドD62SPでナイスフィッシュ
西村嘉高(ノリーズプロスタッフ マイゲームを貫くストイックアングラー)
フィールド:千葉県 亀山湖
僕の冬のバスフィッシングは亀山湖通いが恒例です。
今年は肩を痛めてしまい、すこし遅れてのスタートとなりました。
冬から春までの時期はメタル系ルアーでの釣り、と言いたいところですが、
実はトップウォータープラグやフロッグといった
表層系のルアーでビッグフィッシュを狙うというのが自分のスタイルです。
情報では例年と比べてワカサギが少ないようで、釣果もちょっと寂しいとのこと。
それを聞き、逆にワカサギの居場所を把握できればゲームは絞れるのでは?
という発想から、シャッドパターンの釣りを今回は試してみました。
季節は3月中旬、ワカサギの産卵を意識して、
狙うべき場所は各川筋の上流部にあるフラットからチェックします。
まずは医院下筋にあるフラットの一番シャロー側を
レイダウンミノーレギュラージャストワカサギのストレートリトリーブからスタート。
ひとつは魚探。次に目視。そしてサギなどの鳥というのが自分の中にあるのですが、
そのいずれからもワカサギの気配を感じられず、これはちょっと厳しいなと判断しました。
徐々にフラットのディープ側へとゲームを進めていき、
TGラトリンジェッター、タダマキ112を試しますが反応はありません。
さらに深いフラットのエンド部(ボートポジションで水深2~3m)を
レイダウンミノーディープジャストワカサギと
クワセシャッドD62SPをローテーションしていきます。
(181FB:FBソフトシュリンプ)
水がクリア気味だったのでレイダウンミノーディープジャストワカサギでは強すぎると判断し、
クワセシャッドD62SPを中心に展開。
リーリングの途中にスタンプや立木、オダなどへいい感じのコンタクトが続く場所を
やっていくと、1匹目をキャッチできました。
ようやく越冬場所からフラットのエンドまで差してきた真っ白な魚で、サイズは700gぐらい。
今年の季節の進行が遅れているのを感じ取れます。
続いて折木沢筋へと移動すると上流の水はクリア。
水温は本湖で10℃台だったのが8度台まで下がりました。
この水温が変わる場所(=水の色が変わる境目)のエリアにあるサンドバーに目を付け、
フラットのエンドにボートポジションを取り、狙っていきます。
狙いは沈んでいるブッシュやオダの上に浮いて、ワカサギの通過を待っている魚。
クワセシャッドD62SPを障害物へいい感じにコンタクトさせていくと、
1,300gというナイスフィッシュを手にすることができました。
例年になく難しい春の亀山湖ではあるものの、
ワカサギが少ない分、エリアが絞れるということと、
その少ないワカサギが上流へ差すタイミングは爆発力を秘めているはず。
ゲーム性の高い釣りができる春になるでしょう。
<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HV610LS
ライン:フロロ5lb.
ルアー:クワセシャッドD62SP(181FB:FBソフトシュリンプ)
春の亀山、レイダウンミノーミッド110Fのストップ&ゴーで55up!
西村嘉高(ノリーズプロスタッフ マイゲームを貫くストイックアングラー)
フィールド:千葉県 亀山湖
「ワカサギの少ない亀山湖をいかに攻略するか」
自分なりにとても興味があり、前回に続き3月下旬に亀山湖へと行ってきました。
気温の上昇に伴い水温も12度台まで上がっていたので、
前回同様にシャッドからゲームを進めていきます。
前回レポートしたようなフラットを釣っていったのですが、今回はまったく反応がありません。
相変わらずベイトフィッシュの気配もなく、これはかなり厳しいゲームになりそうです。
気温は15度近くまで上がり、今年一番の暖かさになったにも関わらず、全く魚っ気がありません。
気温の上昇によって魚は確実に浮くであろうことを踏まえつつ、
その魚の動きはまだスローだということを頭に入れ、
この状況を打破するべく「ハードベイトのスローな釣り」を自分の中で描いていきます。
その中で出てきたのがレイダウンミノーミッド110Fをストップ&ゴーで使うというものでした。
(BR-224:インパクトクラウン)
魚が浮いてきそうな岩盤や岬といった大場所を中心にまわっていきます。
岩盤が岬状になっている先端にレイダウンミノーミッド110Fを入れ、
着水後、2回トゥイッチを入れて潜らせ、
その後のポーズでルアーが水面に出るまでしっかり浮かせます。
それを1キャストで2回くり返して回収という使い方をしていたのですが、
2回目に浮かせたその直後、水が渦を巻いてルアーがひったくられました。
ロッドは一瞬にして満月に絞りこまれたのですが、
ここはロードランナーヴォイスのトルクがアシストしてくれます。
何度か伸されそうになるものの、その後のエラ洗いも難なくこなし、
キャッチできたバスは56cm!
秤がなかったので目測ですが、2,500gオーバーはあろうかというビッグフィッシュでした。
自分自身、亀山湖で55upを釣ったのは7年振りになります。
冬から春にかけ、この魚を釣りたくて通い続けた亀山湖。
とても嬉しい、思い出に残る1匹となりました。
このレイダウンミノーMID110Fをストップ&ゴーさせる使い方は、
6月頃のアフタースポーニングまで効くテクニックです。
ぜひこのテクニックをマスターし、魚を見失ったときなどに試してみてください。
ビッグフィッシュへの近道であることは、確かですよ。
<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HB560L
ライン:ナイロン20lb.
ルアー:レイダウンミノーミッド110F(BR-224:インパクトクラウン)
春はエスケープツインで決まり!トーナメントで連続上位入賞!
田中大介(ノリーズプロスタッフ 山口のストイックバスアングラー)
フィールド:山口県 小野湖
皆さんこんにちは、プロスタッフの田中です。
随分と暖かくなってきましたがいい釣りしてますか?
先日行われました地元のショップトーナメントとPBTのクラシックで
いい釣りが出来ましたので報告したいと思います。
まずは4月1日に行われたショップトーナメント。
会場である小野湖は10月から3月まで冬季釣り自粛期間になるため、
参加者全員がプラ無しのぶっつけ本番という大会でした。
湖の状況を把握しながらの釣りになるため、
クリスタルS・シャローロール(721:ホワイトクリスタル)と
エスケープツイン(043:ライトグリーンパンプキン)のテキサスリグを使いテンポよくサーチ。
メインエリアは本流上流となる太田川筋。
通常ならばハードベイトも大いに活躍する時期なのですが、今年の小野湖は水位が高いため、
自分がメインとしているエリアは岸沿いを引きにくく、テキサス中心の展開となりました。
風の当たる側にあるブッシュやオーバーハングを丁寧に探り、何とかリミットメイク(5リミット)。
テキサスはウエイト違いで3タックル用意しましたが、
結果的に一番軽いセットの3/8oz.ですべての魚をキャッチしました。
参加人数37名中リミットメイクは2名の中、5,140gと納得のウエイトでしたが、
残念ながらキャッチした魚のクオリティの差で2位となりました。
けれど、厳しい状況下でこれだけのスコアを出せたことに満足。
そして、エスケープツインへの信頼は更に増しました。
そして、一週間後のPBTクラシック。
クラシックということで10名による選抜戦です。
1番フライトだったので、先週とエリアを大きく変えて下流エリアをセレクト。
しかし、これが完全に裏目に出て、3時間経過してもノーバイトという状態。
頭が真っ白になりかけたときに、レイダウンの際で
ラッテリー5-1/4"(121:テキーラグリーン)のネコリグで700gをキャッチ。
この大会は3リミットなので、あと2匹だと思うと少し気持ちが楽になり、
冷静に状況を考えることが出来るようになりました。
そして、岩盤エリア(今は水位が高くオーバーハングになっている)に絞って、
ボートを突っ込みながらの丁寧なカバー攻め。
ルアーは当然エスケープツイン(043:ライトグリーンパンプキン)。
ここしかないという一級のエグレから1,920gをキャッチ。
そして、すぐに1,100g。遂にリミットメイクです。
この調子で一気に入れ替えだ!と意気込んだのですが、
残念ながらキャッチに至らず終了となりました。
結果はまたしても悔しい2位。しかし、ビッグフィッシュ賞は獲得しました。
春の難しい時期のトーナメントでしたが、
2戦連続エスケープツインのテキサスで入賞することが出来ました。
これからも春はエスケープツインで決まりですよ!
<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST6100MH
ライン:フロロ14lb.
リグ:3/8oz~1/4oz. テキサス フック:3/0オフセット
ルアー:エスケープツイン(043:ライトグリーンパンプキン)
オイスターミノー92の稚鮎パターンでシーバス80upを攻略!
村山栄宏(ノリーズプロスタッフ 利根シーバスオーソリティー)
フィールド:茨城県 利根川
春のリバーシーバスフィッシングの代名詞ともいうべき稚鮎パターン。
私がメインフィールドとしている利根川でも他の河川と同様に、
例年稚鮎の遡上と同時期にはシーバス達も上がってきます
やはり、稚鮎の遡上と同時期なだけあって、メインベイトも稚鮎となるケースが多い様です。
因みに私が釣りをするポイントでは、稚鮎のサイズは8~10cmになっています。
そこで、今回使用したルアーはベイトサイズにアジャストのオイスターミノー92です。
(S-14:グリーンゴールド)
オイスターミノー92は、河川での流れの釣りにおいても必要以上に泳ぎすぎず、
とてもレンジキープがしやすいので使用することが多いです。
また固定ウェイトなので泳ぎ出しも早いため、
この時期のヤル気のあるシーバスに対して着水直後からアピールすることができるので、
私はオイスターミノー92に確かな信頼をおいております。
今回のオイスターミノー92の使い方ですが、
まず河川の流れに対してややアップクロス気味にキャスト。
1アクションを入れてからリトリーブを始めます。
リバーチャンネル付近に着水した場合は、
着水直後の1アクションでヒットすることも少なくありません。
その後はリトリーブスピードでレンジをコントロールして、
手前にあるカケアガリや消波ブロック、護岸に稚鮎が追い詰められるというイメージで、
ルアーが護岸に近寄るほどスローに引くといった感じで使用しています。
その時、自分がベイトを追い詰めたと錯覚したシーバスは、たまらずバイトしてきます。
この日も同様のパターンで80upを含む良型シーバスを数本キャッチすることが出来ました。
これからが春シーズンの最盛期になります。
湾奥での釣りだけでなく、河川でも「オイスターミノー92」をぜひ使ってみてください。
<タックルデータ>
ロッド:9"シーバスロッド
リール:3000番
ライン:PE0.8号
ルアー:オイスターミノー92(S-14:グリーンゴールド、S-28:マットパールチャート)