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夏だ、トップだ!ビハドウゲームノススメ

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渋谷 直隆
渋谷直隆(ノリーズプロスタッフ リザーバーマイスター)

梅雨が明け、夏本番!
ということで、いよいよトップウォーターゲームの楽しい季節がやって来ました。
ノリーズのトップウォータールアーには様々なタイプがラインナップされていますが、
中でも私が気に入っているものの一つにビハドウ80と110があります。

BIHADOU

そのうちの80サイズの方は、今期からテールフックがフェザーフックに変更となりました。
これにより80という小さめのサイズであってもアピールする力が上がり、
また魚を追わせた時には喰わせられる確率が確実に上がったと感じています。

そして、これは私の思い込み的な部分も大きいのかも知れませんが、
フェザーがあることで従来よりも若干ですが、
引いている時に水を掴んでいる感覚が増した気がします。

そのことで引き心地が良くなり、よりゆっくり引きやすくなったように感じます。
さらには速めのスピードで引いていて途中でストップを入れたときにはフェザーが抵抗になって、
惰性で進んでしまうことなく、ほぼその場で「ピタッ」と止まるようになったと感じています。

元々ビハドウはストップの瞬間にラインスラックを与えるとルアーが軽く横を向きますが、
その時にもフェザーがプラスαで魚を誘ってくれるようになりました。

このへんは感覚的なところも大きく、ほんの僅かで微妙な違いなのかも知れませんが、
ビハドウ大好きの私にはとっても大きなアップグレードとなっています。

また、ビハドウは基本的な使い方はただ巻きでOKですが、私はここぞというスポットでは止めて、
1ヶ所で軽くジャークしてシュボッと音を出してまた止めて、ということも時々やるのですが、
この時にもフェザーの抵抗でこれまでより移動距離がやや少なくなり、
ピンスポットで細かく誘えるようになったような気がします。

このように、フェザーフック一つでさまざまなメリットが増えた形となっていますので、
ぜひ皆さんもお試しいただければと思います。

カラーは朝夕や雨天といったローライト時は
シルエットがハッキリ出て魚に気付かせやすいペイント系のカラーがオススメで、
私は今期のニューカラーである256:ナチュラルアスーと257:グリーンアスーが
何だかとっても気に入っています。





bass1_120726.jpg

bass2_120726.jpg

そして昼間のハイライト時は、特に私のよく行くフィールドはクリアウォーターが多いため、
148:リフレクトクリアや229CH:クリアホロピンクミノーのようなスケルトン系のカラーを使用。

148 リフレクトクリア

229CH クリアホロピンクミノー

bass3_120726.jpg

bass4_120726.jpg

ルアー本体が引き波の中に隠れて、魚からシルエットがはっきり分かりにくくなる効果により
見切られにくくなるためオススメです。

もし「トップで釣りたいけれどもなかなか釣れない」「動かすのが難しい」と思う方がいれば、
ぜひトップ入門編としてビハドウをチョイスし、
難しく考えずひたすらゆっくりとただ巻いてみてください。

これだと初心者の方をはじめ、奥さま、彼女といった女性にも簡単なので、
私自身もこの季節にビギナーの方を連れて行くことになった際の先発ルアーで、
なおかつ釣ってもらえる確率の高いルアーになっています。

ということでこの夏、ぜひビハドウを信じて投げ続けていただければと思います。
きっと誰にでも楽しいトップウォーターゲームが成立させられると思いますよ!

<タックルデータ>
ロッド:中近距離キャストメインの場合...ロードランナー ヴォイス HB560L
    比較的ロングキャストで広範囲をカバーする場合...ロードランナー ヴォイス HB680L
ライン:ナイロン12~14lb.
ルアー:ビハドウ80、110

ご無沙汰野尻湖でも大活躍!2"シュリルピンとMCジグ+スイムツイン

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飯塚 充隆
飯塚充隆(ノリーズプロスタッフ 利根リバーの雄)
フィールド:長野県 野尻湖

先日、野尻湖に行って来ました。

事前情報では水深5~8mが好調で、バスはエビを補食しているとのこと。
この情報を参考に私が導き出した大本命ルアーは、
2"シュリルピンのネコリグと、MCジグエスケープスイムツインの2つです!

(317:ライトグリーンパンプキン ブルーFlk.)

(145:テナガシュリンプ)
(317:ライトグリーンパンプキン ブルーFlk.)

日曜日ということで湖は大混雑でしたが、予想はズバリ的中!
釣れ釣れモード全開で、20匹近く釣りましたよ♪
両ルアーとも、ハードボトムが絡むフラット気味の地形条件があるエリアが正解でした。

2"シュリルピンは0.5gのネコリグで、一点シェイクがキモ。
釣ったバスが吐いたエビと2"シュリルピンのサイズが全く一緒で、まさにマッチザベイト!
「ジャストフィッシュ」シリーズ、恐るべし!

bass1_120727.jpg

MCジグ+エスケープスイムツインは遠投し、激しくリフト&フォール。
ルアー着底時にバイトが集中しますよ!
同船者も似たようなリグを投げていましたが、全く反応無し...。
エスケープスイムツイン、恐るべし!

bass2_120727.jpg

約2年ぶりの野尻湖でしたが、ノリーズルアーのおかげで大満足の釣果でした♪

<タックルデータ 1>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST620XLS
ライン:フロロ2.5lb.
リグ:0.5gネコリグ+2"シュリルピン(317:ライトグリーンパンプキン ブルーFlk.)

<タックルデータ 2>
ロッド:ロードランナー ヴォイス 680H
ライン:フロロ8lb.
ジグ:MCジグ3/8oz.(145:テナガシュリンプ)
ワーム:エスケープスイムツイン(317:ライトグリーンパンプキン ブルーFlk.)

印旛沼にサマーパターン到来!ジャングルスティックでフリップ祭り!

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香取 潤一
香取潤一(ノリーズプロスタッフ )千葉県 印旛沼
フィールド:千葉県 印旛沼

皆さんこんにちは。
連日暑い日が続いていますが、いかがお過ごしですか。

先日、印旛沼に行って来ました。
今回のテーマは、「ヘビーウエイトテキサスリグのパンチング」。

印旛沼は、水生植物が豊富にあるため、フリッピングが楽しめるフィールド。
とはいえ当日は朝から曇っていましたので、思うようにバスからの反応がありませんでした。
エビガエルビハドウ110、5"スプーンテールシャッドで探るも反応がイマイチ...。

03(E03:シースルーナチュラルシュリンプ)

217 オーロラゴースト(217:オーロラゴースト 110)

229CH クリアホロピンクミノー(229CH:クリアホロピンクミノー 写真は80)

ST05 ハイビジブルチャート(ST05:ハイビジブルチャート)

そこで5"シュリルピンのノーシンカーで探ると、早速バイト。

(333:スカッパノン)

bass1_120801.jpg

その後も何本かキャッチした頃になると、ようやく太陽が顔を出してくれて、
一気に暑くなってきたのでフリップ開始。

bass2_120801.jpg

バスからの反応もよくなってきました。
午後になると風が吹き始め、フリップとシュリルピンを状況に合わせながら使っていきました。

今回の釣り方のキーポイントは、水の流れ。
シュリルピンは、キャスト後流れにのせてドリフトさせて、
シェードがある岬状に張り出した所に送り込みます。

bass3_120801.jpg

例として、写真では○部分。
この○部分がブッシュ、アシなどでもOK。
この日は、フリップも流れが当たる面がよかったです。

写真を見ていただければわかると思いますが、
植物の右側の水面にゴミの膜みたいのがたまっているのが分かると思います。
一見汚くて避けてしまいがちですが、こういった膜もシェードを作ってくれますので、
時として良いポイントになります。
写真では、×の部分がフリップで攻めた場所です。

風も水の流れと同じ方向に吹いてきてくれたので、流れが強くなりバイトが集中。
この日は、9本キャッチして全てキロアップという、素晴らしい一日になりました。

bass4_120801.jpg

今回のフリップは、ゴミ黙りのシェードが見方をしてくれたので、
3/4oz.でも貫通できるぐらいの薄いカバーで釣ることができましたが、
少し奥を攻めると1oz.でも貫通しにくい濃いカバーもあり、
これぞフリップ!というゲームが味わえると思います。

真夏のフリップゲームを楽しんでみてはいかがですか?

<タックルデータ 1>
ロッド:ロードランナー ヴォイス 760JH
ライン:フロロカーボン20lb.
リグ:3/4oz.テキサス(ペグ止め)+ロッククロー3-1/2"(123:アメザリ)



<タックルデータ 2>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST650M
ライン:フロロカーボン14lb.
リグ:ノーシンカー+5"シュリルピン(333:スカッパノン)

8月高滝ハマリルアー、4"シュリルピンのブレードスピンリグ!

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石井 真 
石井真(ノリーズプロスタッフ 房総のカリスマ)
フィールド:千葉県 高滝湖

もうすぐお盆。
と、いう事で、今回のレポートは、8月初旬の高滝ハマリルアーを紹介したいと思います。
それは、ズバリ、4"シュリルピンブレードスピンリグ!!

bass1_120809.jpg

(299 ステインワカサギ)

(リーフ ゴールド)

ジグヘッドはスキップインザシェード1/8oz.(フックサイズ#1)。

SKIP IN THE SHADE


タックルはロードランナー ヴォイス HB630LL+フロロ10lb.。
これにセットして、巻くだけなので、釣り方はカンタン!

問題は、バス探し。
本湖はドップリ、ワカサギパターン。
狙うは沖です、沖!

また、簡単にバスにたどり着けるワケではありません。
可能性の高い場所は、UFOワンド沖、第2魚礁南側、セキヤツワンド沖、古敷谷フラットなど。

かなり広範囲に探さなければならないので、
ソフトルアーのシェイクやフォールの釣りでは、時間が掛かりすぎます。

とにかく、巻いて下さい!
2mぐらいまで落としたら、ひたすらゆっくり巻いて下さい!
1~2匹釣れれば、イメージも湧いてくると思います。
後は、お盆休みまで、パターンが変わらずにいてくれる事を祈るだけです。

bass2_120809.jpg

最後に、オマケでチラ見せ!
テスト中のフラチャット(仮称、プロトタイプ)。イイ感じです!

bass3_120809.jpg

 発売はまだ先になると思いますが、お楽しみに!!

ガンタージグフリップパターンで琵琶湖の夏バス攻略!

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武宮 隆史
中川雄介(ノリーズプロスタッフ JBトップ50プロ)
フィールド:滋賀県 琵琶湖

久しぶりに琵琶湖に浮いて来ました。
時期的にジグでしょう!って事で、
1日中僕の一番好きな「ガンタージグフリップ」パターンでやり切りました。

bass1_120811.jpg

(140:ブラウンカモ)

(317:ライトグリーンパンプキン ブルーFlk.)

久しぶりの琵琶湖のためウィードのピンスポットなどは分からないので、
とりあえずチャンネル周辺で釣り開始。
するといきなりの50アップ!その後もポロポロと釣れました。

bass2_120811.jpg

bass3_120811.jpg

やっぱりガンタージグフリップパターンは来ればほぼ50アップですね!
ガンタージグフリップのフックは#4/0サイズなので、ビックバスが来ても全く心配なしです!

釣り方ですが、全く難しい事はしていません。
ウィードのアウトサイドに投げて引いてくるだけです!
トレーラーはエスケープスイムツインが一番反応がよかったです。
爪の動きが間違いなく効いていますね!

いよいよ夏本番ですが、ガンタージグのパターンはこれからも効きますので、
みなさんも試してみて下さい。
アワセた時の重量感に病み付きになる事間違いないですよ!

<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST700H
ライン:フロロ14lb.
ジグ:ガンタージグフリップ(3/8oz. 140:ブラウンカモ)
ワーム:エスケープスイムツイン(317:ライトグリーンパンプキン ブルーFlk.)

チャプター三重最終戦優勝!勝利を手繰り寄せた2"F-シュリルピン

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和田 壮義
和田壮義(ノリーズプロスタッフ 紀伊のスーパーロコ)
フィールド:三重県 青蓮寺ダム

皆さんこんにちは、プロスタッフの和田壮義です。
先日、青蓮寺ダムで開催されたNBCチャプター三重最終戦の第4戦に参戦してきました。

一週間前のプリプラではとにかく魚を探し出すため、スピーディーに横方向の巻きモノでサーチ!
ハード、ソフトを問わず各ルアーで試してはみたのですが、いい反応を得られず...。

ならばと、ブッシュ際、岩盤+出っ張り、立木エリアといった場所で
夏の定番「縦落とし」を試してみたところ、キーパーサイズを次々とキャッチできました。

使ったルアーは2"F-シュリルピンのダウンショット。
クリアーからステインウォーターの水色には333:スカッパノンのカラーが好反応!



このところ、雨も少なくダム放水も止まってしまいカレントも無いため、
バスの活性は低い様子で、思いのほか小さなワームが効果的でした。

ここでキモとなったのは、縦方向への垂直フリーフォールで、沈下速度を決めるシンカーのサイズ。
軽すぎても途中で見切られ、重すぎても追い切らないので、
色々とウエイトを取り替えてのチャレンジでした。

そして「動→静止」、つまりフォールから着底させた後のステイ時に
自発的に微波動を出せるテール形状を持ったワームを使うことも重要だということを掴みました。

そして試合前日のプラクティスにも入りました。
天候は朝のうちは小雨、時間が経つにつれ晴れ間も出て、気温・気圧ともに上がっていきました。

キーパー場所ではバスの反応を見てシンカーウエイトを決めていき、
他の選手が密集しそうな魚の濃いエリアではプレッシャーを掛けすぎないよう軽くチェック。
晴天でも期待できる本命エリアでは水深6m位までの少し深いレンジもチェックしていきました。

一週間経っても湖の状態にはさほど変化もなく、
ギリギリサイズのキーパーだけは比較的イージーにキャッチできる状況。
一方でサイズアップはかなり難しい印象を受けた前日プラになりました。

そして迎えた試合当日。
スタート時の天候は小雨。フライトは後方からになりました。
本流筋の上~中流域にある予定の場所には先行する選手の姿が確認できました。
その動きを遠目から眺めて、しばし時間をつぶしながら釣り上がっていきます。

そして頃合いをみて入った有望エリアで、すぐさま400gサイズを2本キャッチ!
予定通り平均サイズより少しウエイトのあるバス。
ブッシュ際の水深1.5mにおいて一撃で仕留めることのできたルアーは、
実績の2"F-シュリルピン、リグは2.2gシンカーのダウンショット「縦落とし」!

早い時間でのキーパー獲りに成功し、気持ちに少し余裕が出たこともあって、
上流部にてキッカーとなるビッグフィッシュをサイトフィッシングで狙う作戦にシフト。
しかし、いくつかのチャンスに魚は反応するものの、やはり簡単には口を使ってくれません。

かなりの時間を費やしましたが、このチャレンジは一旦終了し、
気持ちを切り替えてリミットメイクを最優先に考えて、
プラクティス中に湖で一番バスの姿が濃かった中流域のエリアに入りました。

ここは最深部が約4mのチャンネルになっていて、
そこから駆け上がって水深2m前後のフラットが広がる場所。
しかし、人気エリアであるためプレッシャーも高く、おまけに天候も晴れ間を覗かせ無風状態。
はやる気持ちとは裏腹に、沈黙の時間が流れていきます。

そして、運命の時はやってきました!
多くの選手に掛け続けられたプレッシャーをかき消す待望の「風」が吹き出しました。
すかさずピンスポットにルアーを送り込みます!

その場所とは、過去に流れ着いた流木がブレイク付近のボトムに突き刺さってできた「立木」。
水面まで枝が斜めに長く伸びていて、回遊してくる魚の絶好の付き場となるはず!
その幹の根元付近に擦り付けるように、2"F-シュリルピンをセットしたダウンショットを送り込み、
ボトムスイミングで狙います!

ロッドはロードランナー ストラクチャーの新作、ST630MLS-ULFt。
「シェイキングリズム」の名の通り、リズムよくシェイキングを繰り出します。

そして、バイト!!
掛けた瞬間から、これまでとは比べものにならないサイズであることが分かりました。
セットしているラインは3lb.、無理はできません!

力強いファイトをしなやかに追従するティップとベリーでいなし、
これ以上は危険という場所へ走り込もうとする魚を強靭なバットが制止!

体感的には長く感じた時間でしたが、主導権は常にこちらにありました。
暴れん坊のバスをヘロヘロにして、最後は余裕のリフトアップ、そしてキャッチ!!
約1,500g、47.5cmあったキッカーとの勝負に勝った瞬間でした。
「今日はイケるかも!?」

その後300gクラスのキーパーをキャッチするも入れ替えはならず、試合終了まであと1時間...。
集中力マックス状態で、本命エリアに乗り込みます!
「岩盤+出っ張り」「シェード」「立木」。あと一つ条件が重なれば...。
そして、残り30分を切ったところで待望の「風」が吹き始めました。

水深4mへのフリーフォールの後、6m付近までダウンヒルさせた瞬間、
研ぎ澄ました神経の中に微かなバイトが!
姿を見せたのは約600gのナイスキーパーで、夢中でキャッチしました。

普段ならビッグとは言えないサイズですが、他の選手がサイズアップに苦しむ中の貴重な1本!
何よりも仕留めたいと願っていた魚であり、この日一番印象に残ったバスとなりました。

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「やりきった!」という充実感の中、表彰式でコールされた順位は...、な、な、なんと優勝!!
予想通りのローウエイト戦ではありましたが、念願のテッペンに立てたのでした。

bass2_120818.jpg

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まさに「JUST FSIH」、勝利を手繰り寄せる合言葉です(笑)。

<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST630MLS-ULFt
リール:2500番(ハイギア)
ライン:フロロ3lb.
リグ:2.2~2.7gダウンショット(リーダー20~25cm)2"F-シュリルピン(333:スカッパノン)

ノリーズソフトベイトによる「強い喰わせ」とST670MH-Ftインプレッション

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渋谷 直隆 
渋谷直隆(ノリーズプロスタッフ リザーバーマイスター)
フィールド:滋賀県 琵琶湖

夏休みに約1年ぶりに琵琶湖に行って来ました。

当日は雨の天気予報だったので巻いて釣る気満々だったのですが、
朝のうち比叡山にかかっていたぶ厚い雲もお昼前にはどこへやら。
予報と全然違うピーカン・無風の猛暑日に。

何とかワーミングクランク ショット トルプルフルサイズ(ショットオーバー4)を使った
ウィードホグホグ(←詳細はSHOTAプロの動画をご参照ください)で1本獲りましたが、
冷静に考えて巻きの展開は難しい状況。

SHOT OVER 3(246:タナベセレクトタイガーII)

bass1_120820.jpg

そこで、スローダウンして1本1本丁寧に拾って行く展開にシフト。
その中で活躍してくれたのが、

ESCAPE SWIM TWIN エスケープスイムツインの5gテキサスと、

5-1/4 5-14/"ラッテリー

SHRILPIN 又は5"シュリルピンの1/11oz.ネコリグ。

いずれも広大なフラットウィードエリアで、小さいながらもしっかりと水を動かし、
存在感のある強い喰わせを実現させてくれる私の信頼のアイテムです。

いつも行くリザーバーではこれらのサイズだとまだ大き過ぎるような状況はよくあるのですが、
琵琶湖の喰わせの展開にはホントにピッタリですね☆
これらのノリーズソフトベイトのおかげでコンスタントにバイトが得られ、
琵琶湖らしいクオリティフィッシュをもたらしてくれ、一日を楽しむことが出来ました。

今回、ネコリグには手元に届いたばかりのニューアイテム、
ロードランナー ストラクチャー ST670MH-Ftを使用しました。

繊細なソリッドティップがウィードに乗せながらのスタックさせない非常に細かい誘いを可能にし、
バイト時に魚に違和感を与えない喰い込みのよさがあり(バイトした魚はどれもほとんど丸飲み)、
そしてその強いバットでしっかりとフッキングを決めてくれ、
一気に魚を浮かせて主導権を握るファイトを可能にしてくれました。

bass2_120820.jpg

bass3_120820.jpg

bass4_120820.jpg

このロッドは全体の長さを6'7"とある程度持たせた中での
極端なティップアクション+MHパワーの強いバットという、
ノリーズのベイトフィネス用タックルの中でも、また他社アイテムと比較しても、
少し異色とも言えるアイテム。
ですが私の中ではフィッシングショーでプロトを見た時から、
「これはノリーズならではのアイテムでおもしろい!」と感じて期待していた1本でした。

今回、使って見てその期待以上のフィーリングが得られ、
これからの私のベイトフィネスになくてはならないアイテムになることを確信しました。

今回は対ウィード攻略ということで8lb.ラインのネコリグで使用しましたが、
他にもいろいろな使い方に対応出来ると思いますので、
今度はホームレイクであるリザーバーのシャローカバーでもう少し太めのラインを入れ、
ライトテキサス撃ちでも使ってみたいと思っています。

<タックルデータ 1>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST670MH-Ft
ライン:フロロ8lb.
リグ:1/11oz.ネコリグ
ルアー:
5-1/4"ラッテリー

(155:ウォーターメロン/ブルーパールバック)


(333スカッパノン)

5"シュリルピン
(043:ライトグリーンパンプキン)

<タックルデータ 2>
ロッド:ロードランナー ヴォイス 680MH
ライン:フロロ14lb.
リグ:5gテキサス + エスケープスイムツイン
043 ライトグリーンパンプキン(043:ライトグリーンパンプキン)

(332:ブラウンモカシン)

<タックルデータ 3>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HB760M
ライン:フロロ14lb.
ルアー:ワーミングクランク ショット トルプルフルサイズ(ショットオーバー4)

ロードランナー ストラクチャー ST670MH-Ftのヘビーダウンショット

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山本 寧
山本寧(ノリーズプロスタッフ W.B.S.プロクラシック ウィナー)

ロードランナー ストラクチャーの最新作、ST670MH-Ftをヘビーダウンショットで使ってみませんか?



僕はタフコンディションやプレッシャーのかかった状況下で、
7g~11gといった比較的重めのシンカーを使ったヘビーダウンショットリグを多用します。

速いスピードでストンとフォールさせ、着底時のワームのゆらめきでバスを誘います。
「ストーン、ボヨヨン、ステイ」というように、動から静を演じるワケです。
それで食わなければ、ラインを緩めた状態でのシェイクで誘います。

この釣り方には、重いシンカーを背負えてクワセの要素もある、
フィネスティップのこのST670MH-Ftがかなりハマりました。

特に夏場の縦形ストラクチャーのピッチングゲームにいい感じ。
ウイード、杭、立ち木等のストラクチャーから魚を引き離すトルクもさすがです。

SHRILPINシュリルピン

FIRIMP4-1/2"フィリンプ

5-1/45-1/4"ラッテリーを状況に合わせて使い分けて見てください。

タフった時こそシンカーを重くして、見せてシェイクで食わす。
引き出しが増えますよ!

テスト順調!プロトタイプのブレーデットジグ「フラチャット」

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石井 真
石井真(ノリーズプロスタッフ 房総のカリスマ)

暑い!暑すぎる!
みなさん、夏バテしていませんか?私は、夏バテぎみです。

さて今回のレポートは、プロトをテスト中のブレーデッドジグ、「フラチャット(仮称)」。

まずこのルアーの特徴といえば、動き出しの速さ。
リールを巻き始めたのとほとんど同時に、プルプル感が手に伝わってきます。

例えば、高滝ダム。オダの根元にバスがいるとします。
垂直落下するフラチャットを、バスの目の前に落とします。
そこから少し巻いたあとに動き出すようなブレーデッドジグでは、
バイトチャンスを減らしてしまいますが、
フラチャットは超スローでも「即動き」、すぐ動き出してくれます。

例えば、亀山ダム。垂直岩盤にバスが付いているとします。
落ちてくるルアーにバスは興味を示します。
そこで、フラチャット。
「即動き」でリアクションバイト!なんて、シーンも生まれてくると思われます。

そして、根掛かり回避性が高いのもフラチャットの特徴。
多少の立ち木やオダなら難なくスルー。

そして、「即動き」。とても安定しているんです、動きが!

また、高滝湖でよく見かける底ベタバスを狙うとき、ボトムを舐めるようにトレースしてきます。
この時、ゴミを拾ってブレード停止なんて事がフラチャットには少なく、
キッチリ動いてくれるんです。

bass1_120905.jpg

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発売はまだ先になると思いますが、これからもっといいルアーに仕上がっていきますので、
それまで忘れないでいてください!乞うご期待!

6.5"シュリルピンで掴んだTBC最終戦優勝!

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伊藤巧
(ノリーズスタッフ)
フィールド:千葉県 利根川

先日利根川で行われたTBC(利根川バスクラブ)最終戦で、
6.5"シュリルピンを使用して優勝する事ができました!

bass1_120913.jpg

プラクティスから感じたフィールドの印象は非常に厳しいものでした。
猛暑により水温が32度近かった状態から、連日の悪天候により水温は27度まで下がり、
急激な水温低下がバスの捕食行動を抑える原因となっていたことを把握していました。

試合当日はプラクティス通りタフなコンディションのままなのか、
この水温変化に順応した魚が捕食行動を始めるか、全く解らない状況。
当日の状況にアジャストすることを心がけようと考えました。

利根川は潮の影響をうけるタイダルリバーです。
当日のタイドグラフを見ると、勝負は流れのある朝イチ。
流れがある時間帯にやる気のあるバスを数多くキャッチする事と、
流れが止まってタフコンディションとなる午前10時からいかに魚をキャッチするかが
試合の結果を左右するだろう、と予想して試合に臨みました。

スタート直後、まずは魚をキャッチするために、動画撮影でも入った乱杭に絡むオダ群に入りました。



エスケープツイン(072:テナガシュリンプ)の5gテキサスリグでオダに引っ掛けてステイ。

072 テナガシュリンプ

直後にバスからの反応が!
幸先よくバスをキャッチし、状況が好転していることに気付きました。

そこから、6.5"シュリルピン(347:テナガシュリンプコッパーFlk.スパイス)の
1.3gネコリグにチェンジし、同じオダを攻め直すと...。



次々とバスがバイトし、同じエリアから2本のバスをキャッチ!
15分の間に3本のバスがライブウェルに入る結果となり、
フィールドコンディションが好転している確信しました。

そこから流れの当たる杭やオダを次々にランガン。
エスケープツインと6.5"シュリルピンを駆使して、
流れの止まる10時前には早々とリミットメイクに成功!

太陽も上がり、流れもなくなる時間帯になってからは、
6.5"シュリルピンのネコリグのみで喰わせのアプローチにシフト。
オダや杭はもちろんのこと、ブッシュまでもネコリグで撃ち込み、
ロングシェイクで口を使わせる釣りをしたところ...。
先行者がブッシュをテキサスで撃った後にもかかわらず、バスをキャッチ!

この魚は同じカバーに5投ものキャストをした後、小さなバイトが手元に伝わりました。
ハイブリッドスイム構造という全く新しいマテリアルから生まれるアクションは、
低活性のバスをも反応させる力を持っています。

そしてその後もバスからの反応は止まることがなく、
結果的にタフコンディション化する時間帯でも
ライブウェルの魚の殆どを入れ替える程のバスをキャッチ!
キッカーフィッシュを含む15本近くのキーパーを試合時間内に釣り上げる事に成功しました!

検量の結果、5本で4,440g!
見事優勝する事が出来ました!

bass2_120913.jpg

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プラクティスから試合当日まで目まぐるしく変化するコンディションの中、
コンスタントにバスをキャッチする事ができた今回の試合において、
6.5"シュリルピンの存在なしではこの優勝を手にする事はできませんでした!

<タックルデータ 1 ネコリグ>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST650M
ライン:フロロ10lb.
リグ:1.3gネイルシンカーネコリグ+6.5"シュリルピン

<タックルデータ 2 テキサスリグ>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST670H
ライン:フロロ14lb.
リグ:5gテキサス+エスケープツイン

真夏のエリア攻略テクニックその1 フィッシングエリアシルフ大会優勝

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伊藤 雄大
伊藤雄大(ノリーズプロスタッフ Mr.精密機械)
フィールド:山梨県 フィッシングエリアシルフ

フィッシングエリアシルフで行なわれた大会に参加して来ました。

この釣り場に訪れるのは今回が初めてでした。
当日朝は雨が降っていたものの、大会が始まる頃にはじりじりと太陽が照りつけるコンディション。
釣り場のパターンも全く知らない状態でのスタートとなったため、
いわゆる夏のセオリーと呼べる方法をいくつか試していき、
その中から正解を導き出そうという大まかな戦略で予選がスタートしました。

trout1_120921.jpg

始めにキャストしたのが、鱒玄人ウィーパー0.9g(015:マッド&スノー)。
鱒玄人 WEEPER

015:マッド&スノー(写真は鱒玄人)

カウントダウンしながら探っていくと、
表層とボトム付近に魚の反応が集中している事が分かりました。
そこで、表層では鱒玄人ウィーパー0.6g(015:マッド&スノー)と
ディープクランクのデッドスロー引きで表層を探っていくと、ヒットが連発。

フォローでエコギアハードベイトのZX30のリフト&フォールを試すとこれまた好反応で、
予選をトップ釣果で通過する事ができました。

ゼットエックス30

決勝は照りつける太陽と敗者復活戦のプレッシャーにより、
より表層に魚の反応が集中する様子だったため、ほぼ表層オンリーで攻めました。
鱒玄人ウィーパー0.6gの細かいカラーローテと、波動を全く変えたクランクのデッドスロー攻めで
少ないバイトを確実に拾っていきました。

結果、10分×3の30分間で9匹をキャッチし、優勝する事ができました。

この時期はスプーンで的確に魚の反応するレンジを掴み、
そこに様々な波動のルアーを通してバイトを拾っていくと言うのが有効なメソッドになります。

(その2に続きます)

<タックルデータ 1>
ロッド:トラウトプログラム スパイクアロー60
ライン:ナイロン3lb
ルアー:鱒玄人ウィーパー(0.6g/0.9g)、ディープクランク

<タックルデータ 2>
ロッド:トラウトプログラム スパイクアロー60
ライン:PE0.2号 リーダー:フロロ3lb
ルアー:ZX30

真夏のエリア攻略テクニックその2 足柄CA大会準優勝

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伊藤 雄大
伊藤雄大(ノリーズプロスタッフ Mr.精密機械)
フィールド:神奈川県 足柄キャスティングエリア

足柄キャスティングエリアで開催された管理釣り場ドットコムエリアトーナメントに参加して来ました。

この釣り場はポンドタイプの釣り場ですが、
豊富な流入水により水温が高くなりがちな時期でも魚の活性が高く、数釣りが楽しめます。
しかし、トーナメントで他の選手に釣り勝つためには、
ポンド内の複雑かつ見た目より押しの強い流れをどう攻略するのかがキーとなります。

このようなポンドを攻略するためのセオリーとして、
まず放流魚には鱒玄人ルーニーの様なロールアクションを主体としたタイプのスプーンが有効です。
鱒玄人 ROONEY
ロールアクションのスプーンは泳ぎの質的に浮かび上がりにくく、
狙ったレンジを通しやすいという利点があり、結果としてフッキングミスが少なくなります。

trout1_120922.jpg

放流魚の反応が一段落した後は、流れにルアーを噛ませて強くアピールして行くのか、
それとも流れに乗せてドリフトさせて行くのか、
という所を最重要視してルアーをセレクトして行くことが重要になってきます。

具体的には、流れにルアーを噛ませる際には、放流魚狙いにも使用した
鱒玄人ルーニーの様なロールアクション主体のやや重量のあるスプーン、
もしくは潜り過ぎないシャロータイプのクランクベイト。

ドリフトさせて行く時は、自然に流しやすい鱒玄人ウィーパー0.6g等のマイクロ系スプーン、
もしくはわずかな流れにも反応し、ほとんどリトリーブしなくてもアクションしてくれる
ディープタイプのクランクベイトを投入する事が有効なことが多いです。

そして、これらで思った様な反応が得られない場合には、
あえて流れを無視して強烈なバイブレーションで魚を寄せることのできる
エコギアハードベイトのZX30もぜひ試してみたいメソッドのひとつです。

ゼットエックス30

この日は上記のセオリーがばっちりハマり、順調に勝ち進んでいく事ができましたが
決勝戦はわずか1本差で破れてしまい、準優勝という結果になりました。

trout2_120922.jpg

(その3に続きます)

<タックルデータ 1>
ロッド:トラウトプログラム スパイクアロー60
ライン:ナイロン3lb
ルアー:鱒玄人ルーニー(1.5g)、鱒玄人ウィーパー(0.6g)、シャロークランク

<タックルデータ 2>
ロッド:トラウトプログラム スパイクアロー60
ライン:PE0.2号 リーダー:フロロ3lb
ルアー:ZX30

真夏のエリア攻略テクニックその3 大芦川F&Cペア大会優勝

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伊藤 雄大
伊藤雄大(ノリーズプロスタッフ Mr.精密機械)
フィールド:栃木県 大芦川F&Cフィールドビレッジ

大芦川F&C主催のペア大会に参加して来ました。
こちらの釣り場はキャンプ場を併設している釣り場です。
前日プラをした夜は翌日の参加選手が続々と集まり、バーベキューで大いに盛り上がりました。

大会当日はトラウトフィッシングの師匠でもある友人とペアを組んで参加。
友人がある程度高活性の魚をテンポよく、
そして私が中・低活性の魚を粘り強く拾っていく作戦で臨みました。

この大会はペア同士のアドバイスやトラブルへ協力が可能なルールなので、
チームワークが非常に重要となります。
交互に釣りをする中で、お互いに気付いた魚の状況を伝え合い、
フック交換等のタックルメンテナンスも助け合うことで、
効率よく魚をキャッチしていくことができました。

私のメインとなったパターンは、クランキンボスピューパシャローの超遠投表層引き。

CRANKIN' BOSS PUPA SHALLOW

そして、エコギアハードベイトのZX30によるボトムのリアクション狙いでした。

ゼットエックス30 

ペアを組んだ友人も得意のスプーンで着実に魚をキャッチして行き、
予選を全体トップ釣果で通過する事が出来ました。

他の人が狙わないような、いわゆる「竿抜けポイント」狙いや、ボトムでのリアクション、
そして友人が行なったようなセオリー通りの確実なヒットレンジを把握する方法は、
夏の管理釣り場に限らず、着実に数を稼ぐためには欠かせないメソッドとなります。

そしてポンド全体を使用しての決勝を迎えました。
予選の通過順位がそのまま入場順となるため、友人とポンドを一周して回り、
どこに入るか作戦を立てました。
結果、予選では竿抜けエリアとなっていたインレット周りに入ることに決めました。

そして決勝開始。
作戦はこれまでと変わらず、お互いの得意とするパターンで釣って行きます。
若干出遅れたものの、私も時間が経つにつれて得意の表層クランキングのパターンがはまり、
連続キャッチに成功したところで決勝戦が終了しました。

集計の結果、私のペアと同匹数をキャッチしたペアがもう1組あったため、
優勝決定戦に臨む事となりました。
ルールは、ペアで各自1匹ずつを先に釣り上げた方が勝利するというもの。

試合が始まって相手ペアに先制されたものの、友人がすぐに1匹をキャッチ。
これで先に釣ったペアが優勝という状態になりました。
私は得意のクランクを投入しましたが、微妙な反応...(汗)。
ここで友人が「ここはスプーンで!」とアドバイスしてくれました。
すかさずスプーンをキャストすると、2投目でヒット!
無事キャッチに成功し、優勝することができました。

trout1_120923.jpg

的確なアドバイスと数多くの釣果で優勝に貢献してくれた友人に感謝です。

<タックルデータ クランク、メタルバイブレーション用>
ロッド:6'1" プロトタイプロッド
ライン:PE0.2号 リーダー:ナイロン4lb

<タックルデータ スプーン用>
ロッド:トラウトプログラム スパイクアロー60
ライン:ナイロン3lb

ストラクチャー ST630MLS-ULFt、ST680MLS-ULFtでリザーバーディープ入門

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渋谷 直隆 
渋谷直隆(ノリーズプロスタッフ リザーバーマイスター)
フィールド:三重県 青蓮寺ダム

残暑が続く今年の9月ですが、皆さんいい釣りされていますか?

私のホームである青蓮寺ダムでは、お盆を過ぎる頃から徐々にバスのレンジが下がって行き、
冬に向けて徐々にディープ化して行くというのが例年のパターンとなっています。
このディープ化して行く魚を狙うには、魚がクランクベイトの届くレンジにいるうちは
SHOT OVER 3ショットオーバー4

SHOT OVER 3ショットオーバー5のような

ディープクランクが最も手っ取り早く結果を得られます。

また立木などのディープストラクチャー狙いでは
メタルワサビーの各ウエイトを水深で使い分けて直撃していくのが有効です。

METAL WASABY


しかし関西・近畿エリアのバスが入って何十年も経っているような歴史あるフィールドでは、
そういった分かりやすいストラクチャーに魚が付くことは近年ではむしろ少なく、
大きな意味での地形の変化や何もないチャンネルなどを、
ベイトフィッシュの動きをキーにしながら
繊細に狙わなければならない場面が多くなっているのが現状です。

そんな何だか掴み所のないタイプの魚をきっちりと釣って行くには、
ダウンショットリグやキャロライナリグを用いて、
きっちりとディープで誘ってあげることが必要になることが多いです。

そんな展開を強いられる昨今、ノリーズからはとっても心強いタックルがリリースされています。
言うまでもなく、ストラクチャーシリーズのST630MLS-ULFtとST680MLS-ULFtです☆

フィネスティップ特集

何がいいかと言いますと、手に取ればすぐに分かりますが、とにかくソリッドティップが繊細。
細かいシェイキングを難なくこなし、喰い込みもバツグンです。
長さを感じさせない軽量設計で一日中使っても疲れ知らずで集中力も保てます。

と、ここまではお店で握ってみただけでも誰でも想像が付く部分なのですが、
キモはそれだけではありません。
実は繊細なティップには一見不釣り合いな(?)、太くて力のある
MLパワーのバットが組み合わさっており、これこそがこのロッドの最大の特徴だと思っています。

どういうことかと言いますと、ディープの釣りでは2~3lb.といった細いラインを
使うことも珍しくありませんが、バイトがあってアワセを入れた時に細いラインは必ず伸びます。
その時に、よくあるタイプのただ柔らかいだけのロッドですと、
アワセが効かずにスッポ抜けということがよく起こります。

しかしストラクチャーのFtシリーズは、このしっかりとしたバットによってディープ攻略でも、
あるいは横に長くラインが出ていていてアングラーとルアーの距離が遠い場合でも、
このバットがしっかり魚を受け止めて、きっちりフッキングを決めることが出来るんですね!

今までスッポ抜けた時に「喰い込みが浅かった」と思い込んでいた方も多いと思いますが、
このロッドを使うとほとんどそういうことがなくなるため、
実はそうではなくタックルバランスの問題であったということを、身を持って体感できます(笑)。

私はST630MLS-ULFtにはダウンショットを組み、シェイキング&ポーズメインで使い、
長さのあるST680MLS-ULFtにはダウンショット、またはキャロライナリグを組み
ドラッギング気味の横引きメインで使用しています。

これから冬が終わるまでは、この2本のロッドがボートに乗っていない日はないでしょう。
そしてルアーはジャストフィッシュシリーズの2"シュリルピンがピッタリです。
カラーはディープでも違和感のない色合いで、
適度に目立って適度にナチュラルな333:スカッパノンが最もオススメです。



bass1_120928.jpg

bass2_120928.jpg

そして安心感のある004:ウォーターメロン ブラックFlk.はやはり外せませんね。



ディープを攻略するにあたっては、具体的にどのエリアの何mラインを狙えばいいか、
イマイチ分からないという方もいるかも知れませんが、
青蓮寺ダムの場合ですと目安として9月は上流~中流域の4~8mくらいのレンジ、
そこから季節の移り変わりと共に徐々にメインエリアが中下流にシフトして、
なおかつ水深も深くなって行き、10月で10m前後、11月なら15mまで落ち、
冬になると20m以深もアリといったところでしょうか。
他のリザーバーでも似たような傾向はあると思いますので、
狙いどころが定まらなくて悩んでいるという方は参考にしてみてください。

9~10月はまだ一定の水温が保たれており、
エリアと水深さえ合えば比較的バイトが得やすい季節ですので、
リザーバーディープの攻略を苦手にしている方は、ぜひこの季節にトライしてみてくださいね!

<タックルデータ 1>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST630MLS-ULFt
ライン:フロロ3~3.5lb.
リグ:2.7~3.5gダウンショットリグ(シェイキングメイン)
ルアー:2"シュリルピン

<タックルデータ 2>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST680MLS-ULFt
ライン:フロロ3.5~4lb.
リグ:2.7~3.5gダウンショットリグ、キャロライナリグ(ドラッギングメイン)
ルアー:2"シュリルピン

毎年恒例の山中湖クランキンゲームにはショットオーバーシリーズ

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中原 秀樹
中原秀樹(ノリーズプロスタッフ 山中湖マイスター)
フィールド:山梨県 山中湖

何かと気難しい山中湖ですが、毎年恒例のクランキンゲームが始まりました。
この時期の山中湖は水深5m付近にサーモクラインが発生し、
ベイトもその付近を回遊する場合が多いので、
5m以上潜ることができるショットオーバー5の出番です。

SHOT OVER 3

先日の台風以後ターンオーバーが起きて湖では濁りが発生。
でも濁りはハードベイトが有利になるファクターの一つ。

ターン前はベイトもブレイクラインから離れた所(例えば水深7mの5m付近)を回遊していました。
バスはベイトに付いているのか、あるいは何かしらのストラクチャーに着いているのか不明ですが、
ベイトの回遊とともに口を使うパターンが多いと感じていたので、
攻め方としてはブレイクラインから沖にボートポジション(約8m)をとり、
沖からブレイクにキャストし、ブレイクラインを縦になめるように引き、
5mのベイトポジションは必ず通過するような引き方で中層のバスを狙っていました。

先日、伊藤巧君と一緒に湖に出ましたが、彼が釣ったバスがまさにそれで、
なおかつそういったバスは得てしてデカイ!
52.5cmの、ベイトをたらふく食っているぷりぷりバス。

bass1_121005.jpg

また、午前中はブレイクから離れたベイトが午後の風の影響や
夕方近くになるとブレイクに接近し、5mボトム付近を回遊する場合もあります。
その場合はボートポジションをブレイクライン上に取り、
ブレイクラインと並行に引いてくる方法をよく使いますが、それで釣った45cmアップのナイスバス。

bass2_121005.jpg

タックルはロードランナー ヴォイス HB760Mにフロロ8ポンド+ローギアリール(5.0等)。
8ポンドと言うと、「キャスト切れしませんか?バスがかかってラインブレイクしませんか?」
とお客さんからよく聞かれます。
もちろん抵抗のあるディープクランクを引くのに若干の不安はありますが、
それよりも5m以上のラインをきっちり通せるかのほうが重要です。

例えば12ポンドで40m以上キャストし、しゃがむ姿勢をとり、ロッドティップを湖に突っ込み、
いわゆるニーリングを行えば5mラインはなんとか通せますが、
長時間そのしんどい一連の作業をやり切れるでしょうか?
8ポンドなら普通に30mくらいキャストして、普通の姿勢で引いても楽々5mはクリアできます。

もちろん定期的なラインチェックと結び変え、そして定期的なライン交換はしていますが、
よほど傷が入ってないと切れることはほとんどなく、
2年前に52cmを釣りましたがボート上に抜き上げたほどです。

先の知人が釣ったのも、ラインは8ポンド。
山中湖は障害物が少ないので十分対応できます(他のレイクでは危険かもしれません)。

ターン後は何かしらのストラクチャーに身を寄せる傾向があり、水深も3~4mと浅くなります。
ウィードや何かしらのストラクチャー、ブレイクラインにぴったり身を
寄せていて、ウィードに引っかけて外す、またはキャスト後のファーストダイブで
ボトムノック、オダや杭、捨て網などに絡ませたと同時に口を使うといった
リアクション性の高い食わせ方が強いられるようになりました。

ウィードアウトサイドのブレイクラインやウィードの中で、ウィードに突っ込ませたり、
障害物に当てたりするので、その際のラインはフロロ14ポンドをチョイスしています。

ウィードに突っ込ませればもちろんウィードは引っかかってくるので、
ウィードをほぐす作業も必要になり、7フィート6インチのHB760Mはかなり重宝します。

釣り方はウィードに引っかかった後、ロッドを立てて、小刻みにティップを強く振るい、
外れたら再度プルプルと引いてきますが、この場合リアクションで釣っていきますので、
ファーストダイブ→ウィードタッチ→ほぐし→プルプルで食わなかったら回収し、
次のキャストといった具合に速いテンポで釣っていきます。

この釣り方でのキャスト距離は20mくらいでしょうか?
あまり距離を取るとウィードがほぐせませんし、
必要以上にウィードラインをかき回すとポイントが荒れる場合もあります。
ウィードに引っかからないようにトップをゆっくりとネチネチ通してもおそらく食ってきません。
それよりもファーストダイブに重点を置き、キャスト回数を増やした方がよほどいいです。
そのためキャスト距離は15mくらいの場合もあります。

また、水深に応じてショットオーバー3、4、5を使い分けます。

SHOT OVER 3

SHOT OVER 3

先日釣ったバスは水深が3.5mくらいだったのでショットオーバー4をチョイス。
午前中、風が全くない状況で48cmを含む3本を釣ることができました。

bass3_121005.jpg

bass4_121005.jpg

ターンが落ちつくと、また沖に出て捕食行動を起こす場合もあると思いますので、
理想はHB760Mを2本持っていて、片方は8ポンド、もう片方は14ポンドを入れて
状況に応じて使い分けられるといいでしょう。
しかし2本持っているアングラーも少ないと思うので、
HB760Lに8ポンド、HB760Mに14ポンドをセッティングして、
Lはディープ用、Mは障害物用としてもいいと思います(私も実際にはそのパターンです)。

次の機会にウィードの私なりのほぐし方等をお伝えできればと思います。
お店に来ていただければ簡単ですがレクチャーもさせていただきます。
12月初旬頃までは釣れると思いますので、
憧れの?ディープクランキンゲームを楽しんでいただければと思います。

<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HB760M
ライン:フロロ8lb.、14lb.
ルアー:ショットオーバー3、4、5

巷で噂のブレーデッドジグ「フラチャット」!プロトテストで好釣果

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西村 嘉高
西村嘉高(ノリーズプロスタッフ マイゲームを貫くストイックアングラー)
フィールド:千葉県 亀山湖

ノリーズが送り出すブレーデッドジグとして、巷で噂の「フラチャット」。

bass1_121024.jpg

最終プロトタイプのテストのため、ターンオーバーの始まる亀山湖に行ってきました。

まずはフラチャットの特長を...

1. 泳ぎだしの早さ
2. タイトであるが力強く刻むバイブレーション
3. ヘッドとブレードがぶつかって音が出るサウンドシステム
4. メジャーフィールドでもストレスを与えないコンパクトボディ
5. フィーディング中のバスからリアクションバイトと幅広いアピールを備えた仕上がり

今回のようなターンオーバーの進んだ亀山ダムでも、いい釣果をあげることができました。

bass2_121024.jpg

テストを続けた感想として、ただ巻きはもちろん、
ストラクチャーへのコンタクトでも根掛かりが少なく、
ストラクチャー直撃のリフト&フォールに加え、
トレーラーを変えてさまざまなシーンに対応できる幅広いルアーに仕上がっていますので、
発売を楽しみにしていてください。

<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ヴォイス 650M
ライン:フロロ12lb.
リグ:フラチャット(プロト)+5"シュリルピン(299:ステインワカサギ)

ショットオーバーシリーズで秋らしいクランキングゲームを満喫

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渋谷 直隆 
渋谷直隆(ノリーズプロスタッフ リザーバーマイスター)
フィールド:三重県 青蓮寺ダム

いつもお世話になっている地元のプロショップのトーナメントが
青蓮寺ダムにて開催され、出場して来ました。

このトーナメントは年一回開催されるのですが、
一昨年には田辺さんにゲスト出場していただいたこともあり、
地元ではとっても盛り上がるイベントになっています。

また、通常のトーナメントは3匹や5匹リミットでの総重量制で行われることが多いと思いますが、
このトーナメントは1匹の重量勝負。
普段のトーナメントのようにキーパーとかリミットとかということを全く考えずに
1匹のビッグフィッシュのみに的を絞って向き合うことになるのがとっても面白い大会です。

今回は大会前の火曜日と水曜日が二日連続で大雨が降り、その影響で一気に数メートルの増水。
ショア沿いは冠水植物だらけ+うっすらとした白いニゴリという状況。
このような急激な変化にどうアジャストしてビッグフィッシュを狙って行くかということで、
一層やりがいのある大会となりました。

前日プラのなかった私ですが、実際に湖上に出てみると岸際はおいしそうな冠水ブッシュだらけ。
ついついテキサスリグを入れたくなりますが、
魚が岸に寄る春ならいざ知らず、魚の動きが速く、
全てのレンジに可能性のある秋にそういうスローな展開から入るのは得策ではありません。

そこで、秋らしくクランキングで手早くチェックして行く形でゲームを進めました。
バンクの角度やエリアの水深に合わせ、ショットオーバー3、4、5をローテーション。

SHOT OVER 3


SHOT OVER 3


SHOT OVER 3


冠水ブッシュに絡めながらのゲームとなるため、
ロッドは強めのロードランナー ヴォイス HB760Mを選択。

bass1_121026.jpg

7'6"という長さのあるロッドを使うことにより、複雑な冠水ブッシュの凹凸に合わせ、
ロッドを倒したり寝かせたりすることでトレースコースをうまく変化させて
思い通りのコースを引けるのもこのロッドのメリットです。

ルアーのカラーはいろいろ回した結果、アユ系のカラーが
この日の白いニゴリとトーナメントプレッシャーの中で目立ち過ぎない程度に認識出来て、
かつ適度に水になじむと感じたので、好きなパールアユオレンジベリーを軸にしました。

(写真はショットオーバー3)

こうして強めの展開で冠水植物の外側に魚を引っ張って喰わせるゲームを押して行き、
ショットオーバー3で冠水植物をかすめている時に待望のビッグフィッシュがヒット。
よく太ったキレイな1,500gアップでした☆

bass2_121026.jpg

この日はほぼ一日中巻き切って飽きない程度にバイトを得ることができ、
この後の入れ換えはなりませんでしたが、秋らしいゲームを満喫することができました。

ショットオーバーシリーズは強過ぎるウォブリング主体の動きではなく、
タイトなウォブルロールアクションなので、
どのようなコンディションでも安定した結果が得られるのですが、
特に今回のようなプレッシャーのかかりやすいトーナメントでは
信頼して使い続けることが出来ますね。

大会結果は3位でフィニッシュし、楽しい一日となりました。
1匹のビッグフィッシュだけを目指して強いゲームをやり切るというのは
本当に気持ちの良いものだと改めて思いました。

ということで、やっぱり秋こそクランク!
適度な濁りのある秋のフィールドでは、ぜひ皆さんも豪快に巻きまくってみてくださいね!!

<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HB760M
ライン:ナイロン14lb.
ルアー:ショットオーバー3、4(241:パールアユオレンジベリー)
ショットオーバー5(190:ボーンパールアユ)



チャプター徳島二連覇!ジャストフィッシュとFecoエコタックルのお陰

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石川 晴彦 
石川晴彦(ノリーズプロスタッフ 四国のバーサタイルトーナメンター)
フィールド:徳島県 旧吉野川、今切川

徳島県旧吉野川、今切川を舞台に年間4戦開催されているチャプター徳島戦において、
昨年度に引き続き二年連続となる年間優勝を成し遂げる事ができましたので報告いたします。

bass1_121030.jpg

bass2_121030.jpg

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まず、この二連覇は自分一人の力で達成できたものではありません。
私を支えてくださるサポートメーカー様、
色々な助言をいただき、いい刺激を与えてくださる田辺哲男プロ、
大会運営をしてくれているチャプタースタッフの皆様、参加者の皆様、
仲間でありライバルでもある仲良しの皆様、家族、こんな私を応援して下さる皆様、
そして大会開催を受け入れて下さっている地元自治体ならびに地元関係者の皆様。
このように多くの方々のお陰で達成出来た二連覇だと思い、
皆様には本当に感謝致しております。

ありがとうございました!



また、昨年度よりノリーズに加わった「ジャストフィッシュシリーズ」から
多くのJB、NBCトーナメント対応Fecoルアーが発売になり、
戦力面で格段のレベルアップができた事もとても大きい要因でしたね!

春先の試合では「タダマキ112」を軸に「後1本が欲しい!」という場面では
「5-1/4"F-ラッテリー」「4"F-シュリルピン」(共に1/8oz.ダウンショット)が活躍してくれ、
上位入賞に成功!

5-1/4
SHRILPIN

アフター時期の試合でも「5-1/4"ラッテリー」「2"/4"/5"シュリルピン」
(全てダウンショット、ノーシンカー)の活躍により、
年間を戦う上で最も大事な「大外しをしない」事にも成功!

もちろん夏の試合でも、Fecoアイテムである
「F-エスケープスイムツイン」1/4oz.テキサスリグのフォーリング&スイミング、
そして3/8oz.フットボールジグのハードボトムズル引きで上位キープに成功!

ESCAPE SWIM TWIN

最終戦も「F-エスケープツイン」「F-エスケープリトルツイン」でのカバーゲームで
シングル入賞する事ができて、チャプター徳島年間二連覇に成功!

ESCAPE TWIN
ESCAPE LITTLE TWIN

今考えると今シーズンの年間優勝は、本当に「ジャストフィッシュシリーズ」を始めとした
Fecoエコタックル認定品のお陰だと思います。

みなさんも使ってみれば分かります。
「ジャストフィッシュシリーズ」って、本当によく釣れるんですから!
ぜひ使ってもらって、ノリーズ製品の素晴らしさを知ってもらい、
トーナメントシーンで活躍させてみて下さい。
もちろんプライベートでも釣れますよ!

<タックルデータ 1>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HB640ML
ライン:フロロ12lb.
ルアー:タダマキ112
TADAMAKI 112

<タックルデータ 2>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST680MLS-ULFt、ヴォイスHV610LLS
ライン:フロロ4lb.
リグ:1/8oz.ダウンショット+5-1/4"F-ラッテリー、4"F-シュリルピン

<タックルデータ 3>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST610LLS
ライン:フロロ4lb.
リグ:ノーシンカー+5-1/4"F-ラッテリー、2"/4"/5"F-シュリルピン

<タックルデータ 4>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST6100MH
ライン:フロロ13lb.
リグ:1/4oz.テキサス+F-エスケープスイムツイン
   3/8oz.フットボールジグ+F-エスケープスイムツイン

<タックルデータ 5>
ロッド:ロードランナー ヴォイス 760JH
ライン:フロロ20lb.
リグ:3/4oz.~1oz.テキサス+F-エスケープツイン、F-エスケープリトルツイン

6.5"F-シュリルピンでNBC中国四国ブロックチャンピオンシップ入賞!

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石川 晴彦
石川晴彦(ノリーズプロスタッフ 四国のバーサタイルトーナメンター)
フィールド:広島県 弥栄ダム

先日弥栄ダムで開催されたNBC中国四国ブロックチャンピオンシップで4位入賞できました。

私にとっては約5年振りとなる弥栄ダムは、立ち木の多いリザーバーで、全域エレキのみの湖。
スタート地点は湖のほぼ中央で、大きく分けて本流筋、支流筋、下流域の
3つのエリアからなるリザーバーです。

事前情報では本流バックウォーター付近に2kg超のビッグフィッシュが複数尾視認でき、
全域で300~400gの魚なら飽きるほど釣れるとのことでしたが、
前日プラに入ってみると事前情報のようなことはなく、
ターンオーバーの進行とオフリミットなしだったことによるハイプレッシャーのせいか、
アベレージでリミットを揃えるのも難しいような状況でした。
しかし私は、新発売の「6.5" F-シュリルピン」を使用。


(346:ライトグリーンパンプキン ブルーFlk.スパイス)

ボディとテールで異なる比重と硬さのマテリアルを結合させる「ハイブリッドスイム構造」を採用し、
単一素材では出せない、高アピール波動と喰わせの微波動を両立したソフトベイトです。

想像通りのエリアとレンジで1,500gオーバーの魚を触ることができ、
「この釣りがハマれば、いい所までいけるんじゃないかな」という感触で前日プラを終えました。

ところが試合当日は朝から本気モードにもかかわらず、本当に釣れませんでした。
キーパー取りに温存していたはずのディープでは何も起こらないような状況。

そこで少し早いとは思ったのですが、ビッグフィッシュパターンを試しに、
前日に1、500gを仕留めた本湖中流の立ち木エリアに向かいました。
この時期、ビッグフィッシュはこの場所のような立ち木エリアの2~3mレンジに、
立ち木にタイトにサスペンドしているのです。

それが分かっていた私は6.5" F-シュリルピンの1/32oz.ネコリグを使い、
立ち木に絡めるようにシェイクしながら立ち木を1本1本丁寧に探りました。
タックルは繊細なティップと強いバットパワーを兼ね備えた
ロードランナー ストラクチャー ST640M-Ft+フロロ10lb.の、いわゆるベイトフィネス。
このタックルなら立ち木も怖くありません。

そして、岬の先端部に差し掛かった時、「コンッ!」っと明確なバイト!
しっかり合わせるといい感じの重さ。
何本もの立ち木を越えさせてネットに収まったのは、欲しかったキロフィッシュ!

bass1_121031.jpg

やはり秋はデカいルアーが効きますね!
発売前から期待していた6.5" F-シュリルピンですが、やっぱりいい仕事してくれました。

この時点で9時半、その後同じようなエリアを回りましたが、
ビッグフィッシュを獲ってからのバイトはなく時間だけが過ぎていき、いつの間にやら12時前。
帰着時間は13時半。
ここで、せっかくのキロフィッシュを活かすため、
キーパー取り優先で立ち木のディープを狙いますが、バイトが遠く、たまに釣れるのはノンキー。
いいサイズらしき魚を掛けたものの、途中で木化け、枝化けばかりです。

残り時間は30分。
焦りはありましたが、私の右手には大好きなロッド、
ロードランナー ストラクチャー ST680MLS-ULFtが握られていましたので、
その感度の良さと操作性の良さから、集中力が最後まで途切れる事がありませんでした。

集中力が続いていると不思議と魚は釣れるものです。
2-1/2"F-コンポジットツインのダウンショットで終了30分前に400gのキーパー捕獲に成功!
こちらもいい仕事してくれました!

(332:ブラウンモカシン)

この勢いでリミットメイク!と思いましたが、
最後の1本をライブウエルに入れることなく競技終了となりました。

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「あ~、終わった...」と思いながら表彰式が始まりましたが、
なんと4位で名前が呼ばれてビックリ。
普段はビッグウエイトの出る弥栄ダムですが、今回は私の想像以上にローウエイトな試合となり、
2本合計1,500gでお立ち台に立つことが出来ました。

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それにしても、秋のビッグフィッシュには6.5"シュリルピンのような大きいルアーが効きますね。
ありがとう、「6.5" F-シュリルピン」!

<タックルデータ 1>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST640M-Ft
ライン:フロロ10lb.
リグ:1/32oz.ネコリグ
+6.5"F-シュリルピン(346:ライトグリーンパンプキン ブルーFlk.スパイス)

<タックルデータ 2>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST680MLS-ULFt
ライン:フロロ4lb.
リグ:1/8oz.ダウンショット+2-1/2" F-コンポジットツイン(332:ブラウンモカシン)

6.5"シュリルピンでリミットメイク!TBCクラッシック2012準優勝

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伊藤巧
(ノリーズスタッフ)
フィールド:茨城県 利根川

先日、TBC(利根川バスクラブ)メンバーの上位のみが参加権利を得られる
TBCクラシック2012が開催され、出場してきました。

6.5"シュリルピンで優勝したTBC最終戦から約1ヶ月経ち、水温は秋らしくなって20度前後。
試合4日前の雨の影響により、直前のプラクティスでは水位も安定しないタフな状態。
リミットメイクにも苦戦する試合だからこそ、
少ないバイトをノーミスで捉えることが試合のキーになることは間違いない状況でした。

開始直後はモーニングバイトを期待し、日が上がるまでの時間帯はリップラップや石積みの周りを
ディーパーレンジ1/2oz(721:ホワイトクリスタル)で広範囲にサーチ。

DEEPER RANGE



開始早々、50upか!?と思わせるズンとしたバイトが!
慎重にファイトすると、現れたのはなんと...!木の枝...。
一気に緊張がほぐれて、リラックスムード(笑)。

そして、その3キャスト後に今度はバスがバイト!
タフコンディションでは貴重な、キッカーフィッシュをキャッチする事に成功!

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石積みのブレイクエッジでのバイトだったので、
同様の場所を重点的にチェックするものの、その後の反応はなし。
早々に見切り、モーニングバイトを逃さぬようランガンスタイルで杭群に入り、
エスケープツイン(072:テナガシュリンプ)の5gテキサスリグで攻めていきます。

072 テナガシュリンプ

そして杭群をスイミングで手早くチェックすると、コン!と待望のバイトがあり、
モーニングバイトで2本ものバスをキャッチすることに成功!

bass3_121101.jpg

しかし、ここから非常に苦戦することになりました。
陽が上がり、潮の影響で流れも弱まり、
おまけにフィッシングプレッシャーもあってかバイトが遠い...。

このようなタフコンディションの中で威力を発揮するのが、
6.5"シュリルピン(347:テナガシュリンプコッパーFlk.スパイス)。



太陽の角度で水中にシェードが形成されているであろう石積みのブレイクエッジを
6.5"シュリルピンの1.3gネコリグでスローに、
そしてロングシェイクで見せて食わせるアプローチで攻めていくと、待望のバイト!

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なんとかキーパーをキャッチし、次の1キャストでまたしてもバイト!

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実は同エリアでスピナーベイト、テキサスリグとアプローチしてから
6.5シュリルピンを入れたところ、この2バイトを取ることに成功。
明らかに状況は厳しくなっているものの、流れを掴んでいることを実感!

その流れのまま、動画でバスを連発した杭へ。
先行していた選手に声をかけたところ、快く入れていただけました。



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まずはエスケープツインの5gテキサスリグからアプローチすると、すぐにバイト!
が、フックポイントまで食い切らずミス...。

すぐさま6.5"シュリルピンのネコリグを同スポットにアプローチ。
枝に引っかけてロングシェイクを続けること2分、小さなバイトが!
先程のミスバイトをなんとかリカバーし、リミットメイク成功!!

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が、その後は残念ながらバスを追加する事ができず、帰着してウエイイン。

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5本のウエイトは3,304g!
タフコンディションだったためか、結果は準優勝!

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今シーズンはこのルアー達に本当に助けられた一年でした。

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強さ、喰わせる力の両方を兼ね備えた勝負の早いエスケープツインに、
タフコンディション下でもバイトを誘発する事のできる切り札的存在の
6.5"シュリルピンが登場し、試合展開に大きなアドバンテージとなりました。
来期もきっと活躍してくれることでしょう!!

<タックルデータ 6.5"シュリルピン用>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST650M
ライン:フロロカーボン10lb.
リグ:1.3gネコリグ+6.5"シュリルピン(347:テナガシュリンプコッパーFlk.スパイス)

<タックルデータ ディーパーレンジ用>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HB680M
ライン:フロロカーボン12lb.
ルアー:ディーパーレンジ 1/2oz.(ホワイトクリスタル)

<タックルデータ エスケープツイン用>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST670M
ライン:フロロカーボン14lb.
リグ:5gテキサス+エスケープツイン(072:テナガシュリンプ)
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