Quantcast
Channel: nories-staff
Viewing all 354 articles
Browse latest View live

春の河口湖、タダマキ132でプリスポーンダイナマイト捕獲!!

$
0
0

adachi_ph.jpg
足立貴洋
(ノリーズプロスタッフ 山梨県在住)
フィールド:山梨県 河口湖

みなさんこんにちは。河口湖ガイドのタカヒロ足立です。
春の河口湖のプリスポーンバスを仕留めるべく、ジャークベイトを撃ち抜いてみました。
タダマキ132をメインとしたストロングパターンで、
1発ビッグフィッシュを捕獲することが出来ました。

TADAMAKI 132


春の河口湖のバスは気難しく、トーナメント開催も多いため、
常にフィッシングプレッシャーが掛かり、ハードルアーではスレるのが早いのが特徴です。
ですがあえて、ハードベイトゲームでビッグバスとの勝負ができるのもこの時期。

一日やり通して数バイト。
ハイリスクハイリターンですが、釣れれば50up率が高いのが春の河口湖で、
プリスポーンバスの季節の進行具合などの読みが当たった時、ハードベイトゲームが完結し、
春のプリスポーンダイナマイトを釣ることが出来ます。
本当にバスフィッシングは奥が深く、この釣りがおもしろいと思える時期です。

今回は、大潮などの潮まわりで今年一発目に差してきたプリスポーンバスを釣るパターンです。
シャローに産卵のための下見であがってきたバスに有効なのが、
ジャークベイトに代表されるリアクションベイト。

プリスポーンの特大バスは、少しプレッシャーの掛かりくい2~3mで釣れることが多く、
今回キャッチしたバスは、プリスポーンバスが入ってくる2.5mレンジの大岩の影を
タダマキ132を通して釣れました。

bass1_130402.jpg

この時の一番のキモは、高速でミノーが泳ぎながら、岩に当たった瞬間にバランスを崩し、
なおかつジャーキングによって右へ左へフラッシングしながらダートして
スポットにいるバスを威嚇します。
大型のミノーやバイブレーションへの反応がいいのがこの時期で、
バスの縄張り意識もあってなのか、おもわずリアクションバイトしてしまうのでしょう。

タダマキ132のロッドセレクトです。
春の河口湖はウィードが無く、春バスが入ってくるスポットは人工物や岩場などです。
主にジャークベイトは岩場での使用が多くなり、
いかにバスが潜んでいそうな岩場を通すことが重要。

ルアーがスタックせずに、かつリップはコンタクトしつつ根掛かりを回避するのがキモとなります。
今回使用したのが、ロードランナー ストラクチャー ST680MH "MID COVER TEXAS"。
ソフトベイトゲームに特化したロッドですが、岩を弾くようなロッドの硬さと
ボトム感知能力も備わっており、岩場をクリアスルーしながらも
しっかりとしたジャーキングが出来るのがこのロッドの特徴です。

タダマキ132をバスが潜んでいそうなスポットの向こう側へおもいっきりフルキャストして、
そこからティップを下げた状態のリーリングでMAXまで潜らせて、
ボトムノックしつつジャークさせます。

水温が10℃前後ではポーズは一瞬で、ほぼ中速巻きとジャークを組み合わせて
ノンストップでルアーを操作します。
岩に当たった瞬間やボトムノックした瞬間が一番のチャンスでここぞという場所で
ズドーンとビッグバスが掛かります。

今回ラインは10lb.を使用し、通常のタダマキ132の最大深度2.5mを通しやすいようにしています。
ラインにかかる水圧の関係で、細いラインほど深くレンジキープできるのです。
ただ、岩場ですし、ビッグバスが掛かりやすい釣りなので、頻繁にラインチェックはしています。
あまりにもデカいバスが来たときは、指クラッチで沖まで誘導してランディングします。

タダマキ132の河口湖のカラーセレクトです。
一目見た瞬間に、これは河口湖で釣れると確信したのがタダマキ132。
河口湖のワカサギは近年大型化しており、おおよそ12cm前後の「デカワカサギ」。
見た目のフォルムもさることながら、カラーラインナップも国内で効きそうないい色が豊富。
特に238:ハーフミラーワカサギは、ボディが銀色、背中が茶色で、
まさしくクリアウォーターのワカサギ。

238 ハーフミラーワカサギ(写真はタダマキ112)

今回はタダマキ132で春のプリスポーンダイナマイトを攻略できました。
サイズは52cm、2kgオーバーの、この時期ならではのグッドコンディションのビッグバス。

bass2_130402.jpg

bass3_130402.jpg

この釣りは、ゴールデンウィーク前まで通用するはずなので、
大型に狙いを絞った楽しいハードベイトゲームを組み立てて、
春の河口湖を攻略してみてはいかがでしょうか?

<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST680MH
ライン:フロロ10lb.
ルアー:タダマキ132


巻きモノアイテムインプレッション①ロードランナー ヴォイス HB760L

$
0
0

中原 秀樹
中原秀樹(ノリーズプロスタッフ 山中湖マイスター)

僕は巻きモノが好きで、その中でクランクベイトは大好きなルアーではありますが、
その巻きモノ系を使うのに最適なロッド、ロードランナー ヴォイス HB760Lと新製品のHB710LL、
そして「ショットオーバー」シリーズを3回に分けてご紹介したいと思います。

1.ロードランナー ヴォイス HB760L
これは巻きモノ系をやるロッドにおいて、不朽の名作だと思います。
とにかく投げやすい、絶妙なロッドアクションとバッドパワー、ガイドセッティング、
全てにおいてバランスが優れていると思います。

ガイドは今流行のマイクロガイドセッティングではなく、通常のステンレスの大きいガイド。
このガイドセッティングがロッドのしなりを与えてくれ、ルアーを振りかぶった際に
ルアーの重みがロッドに乗り、ロッドの反発力でルアーが飛んで行きます。

もちろん多少の重みはあり、ヴォイスを初めて持ったアングラーは
なぜこんなに重く、シャキッとしてないんだ!と思われるかもしれませんが、
ヴォイスシリーズはアングラーにロッドを合わせるのはなく、
「とにかく着き詰めればこうなった」「アングラーがロッドにあわせてくれ」という、
もうわがままロッドです(笑)。

ですが故に、一度このロッドを振ってしまうと、もう巻きモノをやるには
このロッドなくしては話にならない、という思いにまでなります。
ヴォイスシリーズはロッド単体で持つと重く感じますが、
リールを装着し、パーミングするとバランスがよくなり、
それにより軽く感じて「あっ、いい感じ」と思うようになります。

HB760Lのロッドアクション、「だるん」とした柔らかいイメージを持たれると思いますが、
この柔らかさがいい!
柔らかいといってもロッド自体は強いんです。
これで5m以上潜るショットオーバー5もやれるくらいですから、
ガイドセッティングとかブランクの塗装でこういった柔らかみのあるアクションになっています。

SHOT OVER 3

僕もHB760シリーズが発売された際には、山中湖もウィードエリアなもので
ウィードをほぐす際にHB760Lより張りのあるHB760Mを好んで使用していましたが、
ヴォイスシリーズって、使っていくうちにどんどん柔らかいロッドを好むようになってくるんです。

それはなぜか!?答えは「投げやすく、魚ものる」。
オーバーキャスト、バックキャスト、サイドキャスト等々、もうほんとにいい加減な投げ方でも
きっちりとルアーの重みをロッドに伝えられればロッドパワーできれいに飛んでいきます。

HB760Lは、ある程度軽いルアーでも小さい力できっちりロッドが曲がり反発力でキャストできます。
柔らかいといっても先にも述べたとおり、ロッド自体は強く、
さらにテレスコ仕様でさらに強くなっているので、重いルアーでもきっちり飛んでくれます。

その一方で、ティップからベリーにかけての柔らかさがショートバイトをきっちり捉えてくれ、
強いバットパワーで魚を引きずり出してくれるという、
この「強さと弱さ」という、相反する要素を絶妙なバランスで仕上げているのが、
ロードランナー ヴォイス HB760Lです。

bass1_130403.jpg

写真は昨年4月の琵琶湖にて、HB760L+ショットオーバー3(当時はダブルフルサイズ)で
釣った57cmです。

(巻きモノアイテムインプレッション②に続く)

巻きモノアイテムインプレッション②ロードランナー ヴォイス HB710LL

$
0
0

中原 秀樹

中原秀樹(ノリーズプロスタッフ 山中湖マイスター)

(巻きモノアイテムインプレッション①より)

HB710LL.jpg

そして新製品のロードランナー ヴォイス HB710LL。
このロッドは、ガイドはセミマイクロでやや張りを持たせていて、
バットパワーはHB760Lとさほど変わらず、逆にベリーにかけてはちょっと強いくらい。
ティップはかなりソフトで、ファストテーパーになってます。

最初使った感想は、正直投げづらくなった、と思いました。
なぜかというと、ロッドがしなりにくいからです。
でも張りがあるっていうことは、逆に操作性が向上したということ。

HB760Lはガンガン投げてガンガン巻き、中層でもボトムでもコンタクトしてヒラを打たせ、
自然なルアーアクションで釣っていくロッド。
反面、HB710LLはゆっくり巻けばルアーそのものが持つ、ゆったりとしたキビキビアクション、
早く巻けば、極端に言ってHB760Lよりロッドが固定されるわけですから、
よりキビキビとしたアクションとなり、HB760Lとは異なったアクションをさせられると思います。

ですので、中層のタダ巻きでHB760Lでは食わない、もしくはショートバイトになるところが、
HB710LLではキッチリ食ってくれるということもあるかもしれません。

ウィードをほぐす際にも、ベリーからバットの強さでしっかりほぐせますし、
なおかつ、キビっとしたアクションでヒラを打たせられる、いわば攻めのロッドというイメージです。

ロッド自体も軽くなっていますし、HB760Lより12cm短くて張りがあり、
ティップの反発力でショートキャストもやりやすく、
アシ際やオーバーハング、レイダウンを狙うときに、アシやレイダウンの枝の1本1本を
交わしながら巻いてくる、といった芸当もやりやすくなっています。

また、HB760Lではティップが入りすぎて根掛かるかもしれないようなポイントを
攻めやすいと思いますので、山中湖のようなオープンなフィールドはもちろん、
河口湖やダム湖、アシやがまがあるストラクチャーの多いフィールド、エリアで
ストラクチャーを交わしながら釣っていくといったシチュエーションにもいいと思います。

張りがあるからノリが悪いのでは?と思うかもしれませんが、
そのあたりはこのソフトティップがきっちり仕事をしてくれると思いますよ。

bass1_130405.jpg

写真のバスは、HB710LL+ショットオーバー2(246:タナベセレクトタイガーII)で釣ったバスです。
これは水深2.5mくらいの場所にある、高さ50cm位の腐れウィードに着いていたと思われるバスで、
ピックアップ時水面直下で食ってきました。
水深2.5mまでも浮かせて釣ってしまう、ショットオーバーシリーズのパワー!
ショットオーバーシリーズについては、次回「巻きモノアイテムインプレッション③」で説明します。

また、ロッドネーミングとはかけ離れていますが、
HB710LLは意外とメタル系とも相性がいいと最近思っています。
最近、山中湖でTGジャカブレードのリフト&フォールにはこれを使っています。

TG JAKA BLADE

軽くてバットが強く、障害物に引っかかってもロッドアクションで割とポロッと外れてくれ、
また早春の吸い込みの弱いバスも、ソフトティップがきっちり乗せてくれると信じて使っています。

もちろん早春に限らず、最近の関東のタフレイクではショートバイトが異様に多いので、
こういったロッドがもしかして求められているのかもしれません。
今後巻きモノはもちろんですが、軽めのメタル系にも使い込んでみたいと思っています。

(巻きモノアイテムインプレッション③に続く)

巻きモノアイテムインプレッション③ショットオーバーシリーズ

$
0
0

中原 秀樹
中原秀樹(ノリーズプロスタッフ 山中湖マイスター)

(巻きモノアイテムインプレッション②より)

そして最後は「ショットオーバー」シリーズ。

SHOT OVER 2 ショットオーバー2(2.5m前後)、

SHOT OVER 3 ショットオーバー3(3.5m前後)、

SHOT OVER 3 ショットオーバー4(4.5m前後)、

SHOT OVER 3 ショットオーバー5(5.5m前後)。

こんなにきっちりとシステム化され、なおかつ釣れるクランクベイトはノリーズならではですね。

よく「強い、弱い」を気にされる方も多いかもしれませんが、
正直、オーバーシリーズは世界的にみると弱いです。
でも国内メーカー製を見渡してみると、日本のレイク向けに作るルアーって
ロール主体のウォブリングアクションが多く、弱いんですね。
なぜかというと、強すぎると日本では釣れにくいからです。

私はアメリカンルアーも山中湖、琵琶湖等でよく使ってますが、
これらは大きいウォブルアクションの、より水をかき回すクランク。
アメリカンルアーで釣りたいと思い結構投げますが、意外と釣れません。
そこへポッとショットオーバーシリーズに変えてみると、釣れたりするんですね。

弱いといっても、国内のルアーと比べるとどうかというとそうでもなく、
強い部類に入ると思っています。

国内メーカー製でも10数年前に作られ、今なお健在のクランクももちろんありますが、
やっぱりそういうルアーはアクションが強く、釣れにくくなっているのは間違いなく、
実際琵琶湖のガイドでも使っているアングラーはわずかではないかと思います。

そのあたりを考慮すれば、ショットオーバーシリーズはまさに日本のレイクには
うってつけのクランクであり、中層のタダ巻きでも、ボトムのヒラを打たせるクランキングでも
オールマイティーに使用できます。

中層のバスをクランクで釣るのは難しいですよね。
障害物に当てられないので、リアンクションバイトを誘発しにくいからです。
強すぎても食わないし、弱すぎても引っ張ってこられない。
ショットオーバーシリーズはちょうどその中間あたりで、
初心者の方でも投げて巻けば釣れるクランクだと思ってます。

実際に昨年の4月後半に琵琶湖に行きましたが、中層のタダ巻きでよく釣れること釣れること!
今年も4月末頃に予定を立てていますが、
こういう釣りにオーバーシリーズはなくてはならないアイテムですね。

bass2_130405.jpg

さぁ、そろそろ巻きモノシーズンの到来です。
ぜひ従来モデルのロードランナー ヴォイス HB760L、新モデルHB710LLを使って、
そしてショットオーバーシリーズをガンガン投げて、エキサイティングな釣りを楽しんでください。

F-ラッテリーナタテール&F-エスケープリトルツインでチャプターさめうら入賞

$
0
0

井原 浩二
井原浩二(ノリーズプロスタッフ アグレッシブトーナメンター)
フィールド:高知県 さめうら湖

チャプターさめうら開幕戦に出場してきました。

今回はまずリミットメイクを優先させるために、スロープ横のワンドからスタート。
狭いエリアなので極力プレッシャーをかけないように、
3-1/2" F-ラッテリーナタテールのノーシンカーで釣っていき、
開始30分ほどでリミットメイクはしたものの、1kgにも満たない状態。

(361:チアユメロン)

その後、サイトでキロオーバーをバイトに持ち込んたもの、ネットイン直前で痛恨のフックオフ...。
さらに同サイズをラインブレイク...。
その後もキーパーは追加できるものの、ジャストキーパーサイズばかり。
心の中で「今日は終わったな」と、メンタルは崩壊寸前でした。

10時を過ぎた所で、前日プラで確認している気難しいバスを狙うため、
上流域のカバーランガンに作戦をシフト。
ルアーは信頼するF-エスケープリトルツイン

ESCAPE LITTLE TWIN 

少し濁りが入っていたので、カラーは281:オキチョビクローをチョイス。

(写真はエスケープツイン)

得意のカバー撃ちを最後までやり抜いたところ、
何とか1,400gのクオリティフィッシュを2本ゲットする事ができ、3kgの壁を突破して4位入賞!
前半戦のミス連発を考えると上出来です。


bass1_130406__.jpg

bass2_130406.jpg

今回最大のキモは、特定のベイトがいる付近のカバーを、ボリュームのあるルアーで撃つ事。
まだ2週間以上ありますが、もうすぐJB TOP50が開催されるので、
気付いている人がいるのかが楽しみです!

今回はTOP50プリプラのど真ん中でプレッシャーも高くなっていましたが、
3-1/2" F-ラッテリー ナタテールはたくさんの魚を連れてきてくれましたヨ。

5-1/4

5-1/4"ラッテリー同様に、ノーシンカー、ジグヘッド、ネコリグなど、
色々なリグに対応できますので、今回の入賞で早くも1軍ルアー入り決定です!

また、カバーで使用したロッドは、ロードランナー ストラクチャー ST670MH-Ft。
本来ならベイトフィネスのカバー対応でトルクフルにしたロッドですが、
普通のカバー撃ちでもまったく問題ありません。
フィネスなロッドティップのおかげで、気難しい春バスを確実にフッキングに持込み、
トルクフルなバットパワーで難なくカバーから引きずり出して取り込む事ができました。

※早明浦ダムは登録制です。
事前にHPなどで登録方法やを水位などをチェックして、ルールを守った釣行ををお願いします!
 
NPO法人さめうらプロジェクト
http://lovesameura.com/  
水位情報
http://www.ikesou.jp/imode/00014000.html

<タックルデータ ノーシンカーワッキー>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST630MLS-ULFt
ライン:フロロ3lb.
ルアー:3-1/2" F-ラッテリー ナタテール(361:チアユメロン)

<タックルデータ テキサスリグ>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST670MH-Ft
ライン:フロロ12lb.
ルアー:F-エスケープリトルツイン(281:オキチョビクロー)

早春陸っぱりのオススメ、ラトリンジェッター&レイダウンミノーミッド

$
0
0

渋谷 直隆

渋谷直隆(ノリーズプロスタッフ リザーバーマイスター)
フィールド:三重県 県内の野池

3月中旬以降、早春の陸っぱりを楽しんでいるのでレポートさせていただきます。

3~4月と言うと暖かな日が徐々に多くなり、
「そろそろ爆発」を期待しては意外と裏切られることも多い季節ではないでしょうか。

私も日頃リザーバーをメインにしていて、各地のトーナメント結果などを見ていてもそうですが、
この時期のリザーバーはとっても難しく、一筋縄では行きません。
それを承知で挑むのが面白いワケですが、もしかしたら早春の気難しいフィールドに翻弄されて、
中には未だ今年の春バスにめぐり会えていない、という方々もいらっしゃるかも知れませんね。

そこで「結果重視派」の方々にオススメ!なのが、野池の陸っぱりです。
フィールドは出来る限り浅く、単純な皿池タイプを選ぶのがオススメ。
これはえん堤があったりして中途半端に水深のある池よりも水が温まりやすく、
シーズンインが早いことが多いためです。

その中でもワンド状地形やリーズ(アシ)の生えている場所といった、
季節が進めばスポーニングエリアになるであろう場所の、少し沖めのフラットが狙い目です。
浅い野池では、そういったエリアにスポーンを意識したナイスサイズが
クルージングしていることが多いのです。

そしてこの時期は表層水の方が底層水よりも水温が高くなるため、表層を意識することが重要です。
魚は基本、浮いています。
肌寒いからといって潜らせ過ぎやボトム狙いは、
かえって結果を出にくくしていることがあるので要注意ですよ!

そんな中でのワタシのオススメメソッドはラトリンジェッターのタダ巻きと、
レイダウンミノーミッド110SPによるジャーク&ポーズです。

RATTLIN' JITTER

LAYDOWN MINNOW MID 110

まずはジェッターで広く大きくエリアをサーチしてみましょう。
バスのクルーズとタイミングが合えば連続バイトもあり得ます。
カラーはこの時期は赤系が強いとよく言われています。
理由はよく分かりませんが私も信じていて、今年も

97 メールレッドダッド97:メールレッドダッド、

169S レッドグリッタークロー169S:レッドグリッタークロー

などの赤系でいい結果が出ています。

bass1_130407.jpg

bass2_130407.jpg

なぜかこの時期、赤いバイブレーションやクランクベイトで来る魚はデカい気がします。
あとはピンク系やお腹がオレンジ系の色なんかもいい思いをしています。
赤やそれに近いカラーはこの時期のバスの何かを刺激する要素があるのかも知れませんね。
特にラトリンジェッターには他にも赤系カラーが数多くラインナップされていますので、
皆さんそれぞれの「お気に入りのレッド」を探してみていただければと思います。

バイブレーション系に反応がない時は、止めてポーズをとることが必要な状況の可能性があるため、
レイダウンミノーミッド110SPでジャーク&ポーズしてあげます。
棒引きだと全然反応がなかったのが、ポーズをとってあげた途端、反応が出ることがよくあります。

私が毎回言っていることですが、レイダウンミノーミッド110は
琵琶湖だけで効くルアーではありません。
ぜひ陸っぱりでも恐れず使ってみてください。

bass3_130407.jpg

ちなみにロッドはバイブレーションを投げ倒して巻きまくるのには、
2013新製品のロードランナー ヴォイス HB710LLHB710LLを最近は多用しています。
ルアーのウエイトをしっかりと乗せて遠投でき、
早巻きでもバイトに対してきちんとティップが追従するため魚のノリがよく、
さらにLLパワーですがバットはすごくしっかりしているので
フルキャストした後のロングディスタンスで掛けても、しっかりとフッキングが決まります。

もちろん「マスター・オブ・クランキング」の名の通り、
スタンダードな中小型クランクベイトには当然バッチリとマッチします。
ぜひ皆さんも試してみてくださいね。

<タックルデータ ラトリンジェッター用>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HB710LL
ライン:ナイロン14lb.
ルアー:ラトリンジェッター(97:メールレッドダッド、169S:レッドグリッタークロー)

<タックルデータ レイダウンミノーミッド110用>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HB640ML
ライン:ナイロン12lb.
ルアー:レイダウンミノーミッド110SP(BR-137:ブルーチャートタイガー)

BR-137 ブルーチャートタイガー

続・春の河口湖、タダマキ132でプリスポーンダイナマイト捕獲!!

$
0
0

adachi_ph.jpg
足立貴洋
(ノリーズプロスタッフ 山梨県在住)
フィールド:山梨県 河口湖

みなさんこんにちは。河口湖ガイドのタカヒロ足立です。
続・春のプリスポーンダイナマイト捕獲編です。

今、河口湖で″旬″の釣りは、ジャークベイトのストロングパターン。
一日ジャークベイトを撃ち切って、出るか出ないかの勝負でもありますが、
私の経験上、巻きモノやリアクションベイトで50upのビッグフィッシュ率が一番高いのが
4月いっぱいの春。

プリスポーンのメスのビッグフィッシュに狙いを絞って展開できる、ハードベイトタクティクス。
なんせ″プリスポーンダイナマイトパターン″が当たればほぼ50up確定なんです!
ただし、小さいバスが釣れてこないので、やり切れるかどうかで結果が変わってきます。

bass1_130408.jpg

釣行当日は、春の三寒四温の「寒」の日。
連日、暖かい日中20度前後の晴れの日が続いたのですが、当日は4~8度とかなり寒い日。
低気温に加えて雨のため、かなり過酷な一日になりましたが、こんな寒の日に釣れればデカイ。
まるで修行のような日でしたが、プリスポーンダイナマイトパターンをやり切って結果は出ました。

急な寒の日は、かなり渋くなりますが、ビッグフィッシュ狙いは逆にチャンス!!
一日やり切って2バイトで1フィッシュ。
夕方のタイミングで狙い澄まして、プリスポーンダイナマイト54cmを釣り上げることができました。

TADAMAKI 132

ここのところ好調の「タダマキ132」の高速リトリーブ&ジャーキングで釣れました。
朝イチ、ゲスト様のタダマキ132にもバイトがあったものの、乗らず。
日中は、多くのビッグフィッシュが水深50cm~1mまであがって来たので、これでは釣れません。
夕方、再び寒気が押し寄せてきて、バスが少し深めに下がったタイミングでヒットしました。

前回と同じく、ビッグフィッシュが入ってきそうな大岩が多いゴロタ地帯をリトリーブ&ジャーキング。
この時のキモも前回同様、高速でルアーを泳がせながら、
岩に当たった瞬間に右へ左へフラッシングさせます。

当日は雨天で風も凪と言うことで、今日は少しタックルセッティングを変えて攻めてみました。

bass2_130408.jpg

今回のタダマキ132のロッドセレクトです。
春の河口湖は、ビッグバスが上がってくる岩や人工物などを撃っていく釣りが効果的です。
6.4ft~6.6ftぐらいのややショートロッドで、障害物を狙い打ちするのもいいですが、
長いストレッチの岩場地帯、流入河川の沖のフラットエリアをロングキャストで、
ルアーのプロダクティブゾーンを広く、かつ凪の状況でロングキャストを想定した場合、
必然的に7.6ft程度のロングロッドがプレッシャーを与えない釣りに有効になってきます。

そこで選んだのが、ロードランナー ヴォイス
HB760M "AWAY DISTANCE MID"(アウェイ・ディスタンス・ミッド)。
ディープクランクやヘビースピナーベイトを、
フルスイングを繰り返さなくても安定的にロングキャストでき、
飛距離と相まってディープを効率よくトレースすることが可能なロッドということですが、
ディープクランク、スピナーベイトのみならず、
タダマキ132のようなビッグミノーを遠投するにも最適です。

とにかく、この巻き物ロッドの素晴らしい利点は、ルアーが飛ぶことです。
河口湖でも、サンドバー系のフラットが多いエリア、溶岩が並んでいるような
延々と続くブレイクエッジなどで、飛距離を出してプレッシャーを与えない釣りで
スパイス的に扱うと、よりおもしろいゲーム展開ができます。

当日のタダマキ132のカラーセレクトは、ビッグフィッシュの実績が高く、河口湖イチオシの

238 ハーフミラーワカサギ238:ハーフミラーワカサギから、

ちょっと空が暗かったのでよりフラッシングを強調できる、

240 ライトニングハス240:ライトニングハスにシフト。

高速リトリーブして、タダマキ特有のローリングアクションで
ヒラヒラと泳ぐ時のフラッシングがいい感じです。

bass3_130408.jpg

bass4R_130408.jpg

bass5_130408.jpg

今が旬!ビッグフィッシュがビッグミノーで釣れる瞬間は圧巻!!!
基本的に河口湖のビッグミノーイングが大活躍するのは4月いっぱいですので、
このタイミングをお見逃し無く。
もちろんタダマキ132の238:ハーフミラーワカサギ&240:ライトニングハスをお持ちください!!

あっ!

241 パールアユオレンジベリー241:パールアユオレンジベリー、

246 タナベセレクトタイガーII246:タナベセレクトタイガーも

濁った時に必要ですので、こちらもぜひご用意ください。

<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HB760M
ライン:フロロ10lb.
ルアー:タダマキ132

F-エスケープスイムツインでカバー攻略、チャプターさめうら2位入賞!

$
0
0

kaneko_ph.jpg
金子博文
(ノリーズプロスタッフ 愛媛県在住)
フィールド:高知県 さめうら湖

桜の開花とともに、バスフィッシングも本格的にシーズンインとなりました。
先日、チャプターさめうらの初戦に参戦し、2位という上々のスタートを切ることができました。

前日のプラから、30cm程度のキーパーサイズならサイトでキャッチできそうな感じでしたが、
そのサイズでそろえても3本で1.5kg程度しかなく、勝負になりません。
どうしてもキロを超えるサイズのバスをキャッチする必要がありました。
今回のフィールドの状況から、私がキロを超えるバスをキャッチするには、
カバーを狙うしかないということを経験的にも感じていました。

大会当日、下流のワンド奥に向けてチェックしていったところ、
ワンドの際奥にある浮きゴミから500gのバスをキャッチできました。
運よく朝イチに浮きゴミのカバーにバスが入っていることが確信に変わりました。

カバーを打つリグは、F-エスケープスイムツインの3/8oz.テキサスリグを使用しました。
072 テナガシュリンプ(072:テナガシュリンプ)

今回のカバー攻略のキーは大きく2つあります。
一つは、細かく撃っていくことです。
カバーを20cm程度の間隔で細かく撃っていきます。
理由はよく分かりませんが、本当に少しずれてもバイトしてきません。

もう一つはアクションのつけ方です。
いわゆる「シェイク&ポーズ」はしません。
バスにルアーをあまり見せないように動かしまくって、ルアーだと気付かれる前にバイトさせました。
具体的には、ボトムから20cmまでを上げ下げします。
エスケープスイムツインのツインアームがビラビラするぐらいの速度が必要です。

シンカーは、カバーを貫通させる程度のウエイトが必要です。
今回は3/8oz.でしたが、1/2oz.の場合もあります。

ロッドはロードランナー ストラクチャー ST6100MHを使用しました。
1/4~3/8oz.ならこのロッドですね!
ラインは16lb.を使用しているので、このロッドのパワーとラインの太さとで、
カバーからキロアップをぶち抜きましたよ!
大会中の貴重なバスはすべて、このタックルでカバーからキャッチしました。

bass1_130409.jpg

bass2_130409.jpg


今大会では井原プロも4位に入賞しましたが、春のカバーの釣りが成立していることがわかった時、
彼も釣ってくることは分かっていました。

今シーズンは始まったばかりですが、今年も楽しいシーズンになりそうです。

<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ストラクチャーST6100MH
ライン:フロロ16lb.
ルアー:エスケープスイムツイン(072:テナガシュリンプ)


ジャークベイト&ソフトベイトを使い分け、早春リザーバーでビッグバス連発!

$
0
0

渋谷 直隆

渋谷直隆(ノリーズプロスタッフ リザーバーマイスター)
フィールド:三重県 青蓮寺ダム

先日、ホームレイクの青蓮寺ダムに行って来ました。
この時期の青蓮寺ダムは例年フル満水で、ショアラインは冠水植物だらけのため、
どうしてもカバー撃ちがメインになるのですが、当日は曇天スタートで途中から雨という天気予報。
このことから「巻き」の展開が十分あり得ると思っていました。

まずはスポーニングを早くから意識しているビッグフィッシュが上がって来る
上がり口となるような岬状地形や、スポーニングエリア手前のファーストブレイクといった場所を
タダマキ132でランガンするスタイルから入りました。

TADAMAKI 132

使い方はここぞというところでは止めたり、逆にスピードアップさせたりはしつつも、
基本的には春のまだ活性のない魚でも追い付けるように、
名前の通りゆっくりとした「タダ巻き」を基本としました。

すると、朝の2番目に入ったスポーンエリア手前ファーストブレイクとなるハードボトムで
ルアーがボトムタッチしたところでいきなりビッグバイト!
姿を現したのはタダマキ132をガップリとくわえたボテボテのプリスポーン!
52cm、2.2kgの素晴らしい魚でした。

bass1_130410.jpg

bass2_130410.jpg

タダマキ132がリリースされた時から、必ず春先にビッグフィッシュに効く時が来ると信じて、
そのタイミングを待ち続けていましたが、やはりこのルアーはいい仕事をしてくれました。

そしてニューロッドのロードランナー ヴォイス HB710LLもしっかりと魚にルアーを吸い込ませ、
LLパワーですが強いバットで全く問題なくトルクフルなビッグフィッシュのパワーに耐えてくれ、
最高のパフォーマンスを確認できたシーンとなりました。

この後、かなり激しい雨となったタイミングで
バックウォーター付近の冠水ブッシュが点在する水深1~2mのごく浅いエリアへ。

BR-194H ホログラムアユ(BR-194H:ホログラムアユ)

ブッシュの上や周りをレイダウンミノーミッド110SPのジャーク&ポーズで
魚を上に引っ張り上げて喰わせるゲームをしていると、
ボートの手前1mほどのところでビッグフィッシュが背中を出して横っ飛びでバイト!
超エキサイティングなヒットシーンとなって、
手にしたのは50cmジャストのまたまたビッグフィッシュ!

bass3_130410.jpg

私がこの時期に最も信頼するレイダウンミノーミッド110ですが、
魚にスイッチを入れて上まで引っ張り上げるチカラ、やっぱりハンパないですね。

この後、昼頃になって雨がやんだタイミングでカバー撃ちにシフト。
すると今度は冠水植物の中からエスケープツインの1/2oz.テキサスで46cm。

bass4_130410.jpg

雨が止んでカバーにややタイトに入ったと考えて、ゲームを大きくシフトさせたのですが、
その読みは間違っていなかったようです。

ちなみにこの日のエスケープツインのカラーは、荻野隊長スペシャルカラーの
351:バンドウカワエビ。クリアウォーターによくなじむ、いい色ですね。



こうして、状況に応じてハードベイトとソフトベイトをうまく使い分け、
厳しいこの時期のリザーバー攻略としては上々の、とても気持ちのいいゲーム展開ができました。
ウェイトにして3本で5kg超。
青蓮寺ダムではこの時期のほぼマックスウエイトと言ってもいいと思われ、
その意味でも満足でした。

3、4月は暖かくなって来るので、期待して湖に出る人が多いと思いますが、
実際にはとても厳しいことが多い季節だと思います。
そんなコンディションに陥った時に大切なのは「迷わないこと」。
そして「強いゲームをやり切ること」。
そうすれば春の爆発に出会える可能性は高まって行くと思います。

ノリーズにはそんな春に力を発揮してくれる強いルアーが多数ラインナップされていますので、
皆さんもノリーズの各種ジャークベイト&エスケープシリーズを持って湖に出てみてくださいね!

<タックルデータ タダマキ用>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HB710LL
ライン:ナイロン14lb.
ルアー:タダマキ132(241:パールアユオレンジベリー)

241 パールアユオレンジベリー(写真はタダマキ112)

<タックルデータ レイダウンミノーミッド110用>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HB560L
ライン:ナイロン14lb.
ルアー:レイダウンミノーミッド110SP(BR-194H:ホログラムアユ)

<タックルデータ エスケープツイン用>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST700H
ライン:フロロ16lb.
リグ:1/2oz.テキサスリグ+エスケープツイン(351 バンドウカワエビ)

シャッド系ソフトベイトで春のリザーバーバスを連続キャッチ!

$
0
0

和田 壮義

和田壮義(ノリーズプロスタッフ 紀伊のスーパーロコ)
フィールド:奈良県 津風呂湖

皆さんこんにちは。プロスタッフの和田壮義です。
先日、私のホームレイクである奈良県の津風呂湖へ行ってきました。

春を迎えたリザーバーでは、水深の浅い上流部のほうが本湖よりも水温が高くなっていきますよね。
チャンネルがあり、ブレイクがあり、広がるフラット、そしてシャロー!
河川から温められた水も流入して、絶好の場所となります。
当然、ベイトフィッシュや他魚種の姿も多く見られ、生命感に溢れているはずです。

そんなエリアで、桜が満開になり散り始める頃、私が春バスの状態や
ポジションを探るひとつの方法として、タダ巻きで例年多用しているソフトベイトがあります。
それはシャッドテールのエコギア・グラスミノーMに1.8g程度のジグヘッドをセットしたもの。

bass1_130411.jpg

bass2_130411.jpg

まだ活性の上がりきってない魚や、スポーニングを控えたナーバスなプリを相手に
「弱すぎないで、強すぎない」スピーディーな横の動きの攻め方で、
水面直下から水深3mくらいまで探りを入れるのです。

前回の挑戦では、ブレイクのショルダーやフラットテーブルの上からシャローまで
同リグを入れたのですが、魚からの反応は得られませんでした。
もちろん、タダマキ112や132、レイダウンミノーディープジャストワカサギなどの
ハードプラグでも試したのですが、バスからのシグナルはなし!

振り返って見ると、「リアクションで喰ってくるのではないか?」
「中層ではなくボトム、それも接点を多く持っていくべき」
「ハードプラグではフックやリップで湖底の枯れ草や、枯れ木を拾いすぎて効率が悪かった」

これらを踏まえて、今回は少しアプローチをアレンジしてみました。
濁り気味の水色ということもあり、グラスミノーMより大きくて強い
4"スプーンテールシャッドを重めのジグヘッドと組み合わせ、
シャローに差して来ていても反応の薄いバスに口を使わせるセッティングです。
SPOON TAIL SHAD

4"スプーンテールシャッドはショートバイトでもバスの口に入るサイズでありながら、
二重構造「センターラミネートボディ」による視覚&アクションで
程よいアピール度を持っているのがポイント。
さらに今回は、ジグヘッドを内蔵するチューンを施して使ってみました。

tune6_130411.jpg

そして、水温が上がりきった午後、スポーニングエリアとなる
フラットの水深2mよりシャローで試してみたところ、その狙いは的中!
水深1.5mほどのハンプ状の地形で1本目。

bass3_130411.jpg

場所を変え、さらに水深1mの場所でもキロオーバーのプリが釣れました。

bass4_130411.jpg

その後、ドシャローでも約500gのレギュラーサイズと連続バイト!

bass5_130411.jpg

全てタダ巻き中にボトムコンタクトさせての結果でした。
この釣りは、喰わせとリアクションを使い分けて、効率よく魚を探し当てられます。
おおよそはスポーニングが終わる頃まで効果が高いですね。

そして、この時期に欠かせないロッドはロードランナー ヴォイス HV610LLSとHV610LS。
弾性率10tにも満たないハイブリッドバキュームのチューブラーグラスティップは、
ついばむバイトを絡め取りますからね!
それでいて高弾性HP40グラファイトの力強いベリーは、フックを深く上アゴに刺してくれ、
粘り強いバットは魚を無理なく寄せてくれますよ!

実は、このセッティングが最も効果を発揮するのは、もっと以前の早春の低水温期。
今まで乗せられなかったワンチャンスのショートバイトをモノにできますよ!!

ハード、ソフトを問わず、状況によって色々なアイテムを組み合わせることで
釣りの幅は広くなりますね。
皆さんもぜひいろいろなノリーズルアーを試してみてください!

<タックルデータ グラスミノーM用>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HV610LLS
リール:2500番
ライン:フロロ3~3.5lb.
ジグヘッド:1.8g

<タックルデータ 4"スプーンテールシャッド用>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HV610LS
リール:2500番
ライン:フロロ4lb.
ジグヘッド:2.5~3.5g

大雨降ったら、6"スプーンテールシャッドでクオリティフィッシュ!

$
0
0

石井 真

石井真(ノリーズプロスタッフ 房総のカリスマ)
フィールド:千葉県 高滝ダム

4月に入り、春のワカサギパターンもラストスパートとなった高滝ダム。
釣行2日前には、花散らしの大雨があり、となれば上流。

しかし、多くのアングラーが春爆目指して上流へ。
この日は、昼過ぎからの釣行だったので、上流はパスして、濁っている本湖へGO!

というのも、私の経験上、この程度の濁りなら、本湖の沖でも釣れます。それも、プリメスが...、
マックス級のドチャ濁りならインレットしかありませんが、この日は60%程度。
50~70%程度なら、強いルアーに十分反応してくれます、縦ストで。
そう、橋脚です。

この日の主役は、6"スプーンテールシャッド

ST02 シルバーブルーシャッド(ST02 シルバーブルーシャッド)

bass1_130412.jpg

bass2_130412.jpg

1.4gのネイルシンカーを腹部に差し込んで、ゆっくりタダ巻き。
上流のように数は釣れませんが、濁った本湖でクオリティフィッシュを捕る!
そのためには、スプーンテールシャッド!!

亀山でも高滝でも、春に欠かせないルアーになってきています。
「大雨降ったら、スプーンテールシャッド!」
お試し下さい!

<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ヴォイス 650MH
ライン:フロロ12lb.
リグ:1.4gネイルシンカー+5/0オフセットフック+6"スプーンテールシャッド

牛久沼でロッドレンタルイベント「ロードランナー試投会」を開催!

$
0
0

itou.jpg
伊藤巧
(ノリーズスタッフ)
フィールド:茨城県 牛久沼

4月6日(土)、牛久沼たまやボート様にて、「ロードランナー試投会」と銘打って、
ロッドレンタルイベントを開催いたしました!



今回はイベントをより一層盛り上げるゲストとして西村嘉高プロ、香取潤一プロをお招きしました。
ただ当日は午後から台風なみの大荒れになる予報だったため、
午前中のみの開催となってしまいましたが、それでも夜明けと同時にお客様がいらっしゃいました。
西村プロのアドバイスを聞きながらロッド選びをされる参加者の皆様!
ぜひともロードランナーでビックフィッシュをゲットしてください!

bass1_130414.jpg

そして、西村プロと香取プロも牛久沼へ!
参加者の皆様とコミュニケーションを取りながら、牛久沼を堪能されておりました。

bass2_130414.jpg

当日のレンタルの傾向として、
現在バスがスポーニングに向けて餌を荒食いしているベストシーズンということと、
牛久沼というフィールドの特性もあってか、
ロードランナー ヴォイス ハードベイトスペシャルを希望される方が多く見受けられました。
特にHB630L、HB630Mなどの人気が高く、
アシ際へクリスタルSを投げていらっしゃる方が多かったです。

bass3_130414.jpg

中でもロッドはロードランナー ヴォイス HB630Lをレンタルしていただいたお客様は、
一日クリスタルSシャローロールを投げたおし、40upを2本もキャッチされていました!!

bass4_130414.jpg

そしてイベントは無事終了。
次回は5月19日(土)、新利根川の松屋ボート様で開催予定です。
スペシャルゲストとして荻野貴生プロをお呼びして盛り上げていきますので、
皆さまのご来場をお待ちしております!

色褪せない名品・エスケープツインが好調です!

$
0
0

田中 大介
田中大介(ノリーズプロスタッフ 山口のストイックバスアングラー)
フィールド:山口県 菅野湖、小野湖

水の中はずいぶんと春めいてきていますが、いい釣りしていますか?
最近、エスケープツインでかなり良い思いをしているので、報告したいと思います。

ESCAPE TWIN

エスケープツインは発売されてから何年も経つワームで、
それこそ説明なんて野暮なものはいらないかもしれませんね。
何年経っても色褪せないというのは、名品である証だと思います。

私の個人的な分析だと、このワームの一番のキモは比重(質量感とか...)と、スライド系の動き。
そして、大きなアームが動かす水...。
やっぱり、ありきたりの説明になってしまいますね。
要はとにかく使ってみて!という一言に尽きます(笑)。

私は3/8~1/2oz.くらいのやや重めのシンカーで使うことが多いです。
それはリアクションの動きを意識しているからです。
重めのシンカーを使うと、ナチュラルなアクションの中に、
意図しないリアクションの動きが生まれます。
例えば50cmくらいの段差があると、ズル引きの中に、スッとしたフォールが入ります。

もう一つのお勧めは、ペギングをしないことです。
それにより着底する時にシンカーが適度に離れ、ワームは緩やかなカーブフォールで着底します。
これが食わせの間です。

ロッドはロードランナー ヴォイス 680MHを愛用しています。
キャスティングでのアプローチを重視してのチョイスです。
それと、春のシビアなバイトを食い込ませるため。
アクションのしやすさと、キャスティングアキュラシーを両立させた名竿だと思います。

そしてカラーですが、基本はグリーンパンプキン系。
他は水の色で合わせることが多いですが、
最近のマイブームはオギチョビクローことブラッシュパイルクローです。

(352:ブラッシュパイルクロー)

発売から間もないカラーですが、すでに2kgアップを3匹キャッチしています。
春の濁りには、本当にお勧めですよ。

bass1_130416.jpg

bass2_130416.jpg

bass3_130416.jpg

<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ヴォイス 680MH
ライン:フロロ14~16lb.
シンカー:3/8~1/2oz. フック:#3/0~4/0
ルアー:エスケープツイン

紀伊半島のリザーバー必携!「エスケープツイン」シリーズ

$
0
0

和田 壮義
和田壮義(ノリーズプロスタッフ 紀伊のスーパーロコ)
フィールド:奈良県 津風呂湖、三重県 青蓮寺湖

先日、津風呂湖へ行ってきました。
一週間前よりも全域で約1~2度の水温上昇が見られ、
季節は進んで確実にバスも動き出しているだろうと期待していました。

狙いたい条件は、
・少しでも水温の高い場所
・ベイトフィッシュの居る場所
・ディープ隣接のミドル~シャローエリア
前回の釣行で、最も水温が高くなる上流域シャローエリアの魚影は濃い目であることを確認済み!

ところが、しばらくチャレンジしてみるも、
やはり休日で他船のプレッシャーが掛かっているエリアでは、
釣りをスローダウンさせるか、タイミングを合わせないと難しい状況。

一旦、人気エリアを離れて仕切り直し。
ビッグフィッシュに焦点を合わせ、期待できるピンスポットを
エスケープツイン」のテキサスリグで狙うことにしました。

(338:スプレイドグラス)

ブッシュ、レイダウン、岩盤系のエグレに浮きゴミが絡んだ場所。
プリメスが潜んでいそうな所を探してはラン&ガン!
しかし、かなりの時間をカバー撃ちに費やしましたが、簡単には答えは出ません。
カラーローテーションやシンカーサイズを変えるなどしても結果は同じ。
あまりのバイトのなさに、「上流フラットでライトリグ?」というのも頭に浮かびましたが...。
ブレてはいけません!

せっかく、精度の高いアプローチが決まりだし、
なおかつ木々が作り出すオーバーハングのシェードがキッチリでき上がっている時間帯。
こんな時こそヤリ切るべし!

集中力を保つのに大切なことのひとつは、タックルのバランス!
この日の右腕は「ロードランナー ストラクチャー ST6100MH」。
ナーバスなビッグフィッシュにはシンカーの着水音を極力控えめにしてアプローチしたい。
そして、ロングディスタンスで撃ち抜く!これを思い通りに繰り出せていました。

気象の変化も大切です。
風もタイミングよく吹き出したので、今がチャンス!とばかりに、
ウインディーサイドの岩盤系バンク、その凹みに浮きゴミが絡むショアラインぎりぎりに
「一発必中」で信頼のエスケープツインを入れ込むと...、
着水の瞬間、カバー奥の水面が盛り上がりました!
一瞬、ヘラブナか鯉が驚いたのかな?と思いきや、ラインが動いている!?
ロッドに生命感が伝わってきてから、間髪入れずフッキング!!
トルクフルで綺麗なベンドカーブを描いたロッドの先に、見事な体型のバスが姿を現しました。
bass1_130417.jpg
約2,300gのプリスポーン。「やっぱりいたよ!よかった~!」
この日は、後が続かずこの1本だけに終わったのですが、ナイスサイズ捕獲で満足の一日でした。

そして数日後...。
フル満水の青蓮寺湖で、難攻不落のヘビーカバーに挑む私がいました(笑)。
この時期のクリアーウォーターのリザーバー、しかもカバー撃ち!...正直、難しい。

ディスタンスを取りたいけれども、離れれば入らず、
最初はキッチリとスポットにルアーを入れ込めるように重いシンカーをセットしていたのですが...。
どうも違う。
さんざん撃ち続けた末に待望の1バイトを得たのは、
軽めのシンカーをセットした「エスケープリトルツイン」だったからです。

ESCAPE LITTLE TWIN

それも、水中の枝に引っ掛けて「プリプリ」とシェイクをさせている時に、
物陰から姿を現して、ジワジワとルアーに詰め寄り、
見ていただけのバスが思わず口を使う姿を目視できたからです。
「シンカーを軽くしてもロングピッチが可能で...、バイトを誘発できて...」
ヘビータックルばかりを並べたボートデッキの上には、一番ライトな設定として
「ロードランナー ストラクチャー ST6100MH」がローテーションにありました。

先ほどバイトがあったストレッチのカバーに、再度エスケープリトルツインを撃ち込んでいきます。
しっかり水を動かす強さがあるルアーですが、
逆にカラーは水に馴染む弱めの「072:テナガシュリンプ」を選択。

072 テナガシュリンプ(写真はエスケープツイン)

静かに入れて、繊細に操るシェイキング、そして激バイト!!!
姿を見せたのはナイスサイズ?ではなく、痩せぎみの魚でしたが...(苦笑)。

bass2_130417.jpg

青蓮寺湖マスターの渋谷さんみたいに劇的なゲームではありませんでしたが、
サイズはともかく、狙いの1本は嬉しいもの。

春のリザーバーは一筋縄ではいきません。
「ハマれば天国!ハズせば地獄?」紙一重でデコを回避しました。
これも、信頼のタックルとルアーがあって最後までヤリきれるものですね!

「エスケープツイン」シリーズ
いつ何時も外すことのできない、勝負の早い"強い"ソフトベイト。
必ずボックスに常備しておくことをオススメします。

<タックルデータ 津風呂湖>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST6100MH
ライン:ナイロン16lb.
シンカー:8.8g
ルアー:エスケープツイン(338:スプレイドグラス)

<タックルデータ 青蓮寺湖>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST6100MH
ライン:フロロ14lb.
シンカー:7g(3.5g×2個)
ルアー:エスケープリトルツイン(072:テナガシュリンプ)

春のエリアを攻略し、管理釣り場.comエリアトーナメント準優勝!

$
0
0

伊藤 雄大
伊藤雄大(ノリーズプロスタッフ Mr.精密機械)
フィールド:千葉県 トラウトポンドNOIKE

管理釣り場.comエリアトーナメントに参加して来ました。
今回の会場は初開催となる、千葉市にあるトラウトポンドNOIKE。
都心からのアクセスも良好な人気釣り場です。

今回は前日プラに入る事ができませんでしたが、プラに入った友人からの情報によると、
表層レンジを中心にかなり釣れているとの事で、当日を楽しみにしていました。

暖かくなって来たこの時期

鱒玄人 WEEPER鱒玄人ウィーパー0.6g/0.9g、そして

鱒玄人鱒玄人1.2gといった

マイクロスプーンでの表層攻略は、レンジがピタリとはまることが多く、
これらを主軸にして、フォローでクランクを入れる作戦を考えていました。

前日からの低気圧の通過により、当日は晴天ながらも時折10mを超える強風のコンディション。
予選開始時は一瞬風の止み間だったため、マイクロスプーンでスタート。
一投目からキャッチに成功し、滑り出しは良好。

しかし、この後一気に風が強まってしまい、
マイクロスプーンを繊細に引く事ができなくなってしまったため、クランクベイトを投入。
すると、こちらも好反応でヒットの連発。

さらなるパターンを模索し、ボトム付近での有効なパターンがないかと、
ZX30のボトムリアクションでチェックを入れると、これでも連続キャッチに成功。

ゼットエックス30 

どうやら非常に魚影が濃く、どのレンジでも魚の反応が得られる状態ということが分かり、
結局、33匹をキャッチし、予選を1位で通過しました。

trout1_130418.jpg

決勝は色々なパターンが考えられましたが、よく釣れるコンディションであるがゆえに、
ルアーローテーションのタイムロスが惜しかったため、ディープクランクを使用し、
ロッドポジションの上下でレンジを引き分ける作戦にしました。
trout2_130418.jpg
いい感じに魚の反応を得られ、19本をキャッチする事が出来ましたが、結果は惜しくも2位...!
優勝された方は、前半風裏となるポイントに入ってスプーンで手返しよく釣り、
後半の向かい風はクランクで攻略したとのことで、
ポイントにうまく合せたルアー選択が勝負の分かれ目だったようです。

それでも年間ポイントランキングで首位をキープできているので、引き続き頑張りたいと思います。

<タックルテータ 放流狙い、クランク用>
ロッド:スパイクアロー60
ライン:ナイロン3lb.

<タックルテータ ZX30用>
ロッド:6'1"プロトタイプロッド
ライン:PE0.2号+リーダーフロロ3lb.

<タックルテータ 鱒玄人ウィーパー用>
ロッド:アンビシャス61L(プロトタイプ)
ライン:エステル1.4lb.


ロッドの使い分けで、管理釣り場.comエリアトーナメント優勝!

$
0
0

伊藤 雄大
伊藤雄大(ノリーズプロスタッフ Mr.精密機械)
フィールド:栃木県 鬼怒川フィッシングエリア

鬼怒川フィッシングエリアで開かれた、管理釣り場.comエリアトーナメントに参加して来ました。
ここは高速からのアクセスもよく、数釣りはもちろん、
なんと80cmオーバーの超ド級のヤシオマスも狙うことができる、楽しいエリアです。

前日はプラに入りましたが、最初は鱒玄人ルーニー1.5gで
広く表層を探るもなかなか魚の反応を得られず、まさかの苦戦。

鱒玄人 ROONEY


そこで、思い切ってZX30でボトムリアクションの釣りに切り替えると、一投目からいきなりヒット!

ゼットエックス30

当日朝、この時期にしては珍しく霜が降りるほどの冷え込みだったことから、
魚がボトムに溜まっていたようです。

そうと分かれば、こちらのもの。
鱒玄人ルーニー2.2gのボトムトレースや、ディープクランクのスロー引きでヒットが連発。
暖かくなる昼前後からは魚も浮き、全レンジで反応が得られるようになることも分かりました。

そして試合当日、朝イチは前日放流の魚を狙い、重めのスプーンでスタート。
スパイクアロー60のトルクを活かし、30cm前後のやや大きめの放流魚を
スピーディに寄せてスタートダッシュに成功。

その後、活性が一段落した魚にはアンビシャス61L(プロトタイプ)に
エステルライン1.4lbを組んだタックルで、
鱒玄人ルーニー1.5g(050:シラユキ)を遠投し、絡め取って行きました。

(写真は鱒玄人ウィーパー)

放流魚をひとしきり釣った後は、スパイクアロー60でのクランキングと、
デイブレイク61にPEラインを組み合わせたタックルでZX30を遠投し、
沖のボトムの魚をリアクションで拾って行き、結果32匹をキャッチして予選を1位で通過しました。

決勝は放流がないため、予選後半にヒットが連発した浮いた魚に対してのクランキングと、
ZX30でのボトムリアクションを二本の柱として攻めて行く作戦にしました。
前回のNOIKEの試合でもそうでしたが、どのレンジでも反応が得られる魚影の濃いエリアでは、
レンジを散らして攻めて行くことが数を稼ぐのに非常に有効です。

今回はこの作戦がピタリと的中。
表層の釣りやすい魚をクランクでスピーディに拾い、
反応が遠のいた時にはすかさずZX30でボトムを狙って手堅くキャッチ。

ボトム用プロトタイプロッドの超高感度が、集中力を切らすことなく
攻め続けることを可能にしてくれました。
結果12本を釣り上げ、同匹数だった選手との優勝決定サドンデスへ。

優勝決定サドンデスは、この日使われていなかった場所を使用して行なわれました。
開始直前、水面には多数の魚影が見て取れました。
2匹早掛けによって勝敗が決まるルールのため、私は表層クランキングで攻めることにしました。

開始一投目で1匹目のキャッチに成功。
その後、数分も経たない内に勝負を決する2匹目がヒットしたものの、
焦りから痛恨のランディングミス!
しかし、魚の反応は得られていたため、深呼吸してキャストすると、すぐにヒット。
今度は冷静にランディングまで持ち込み、優勝する事ができました。

trout1_130422.jpg

trout2_130422.jpg

状況に応じたロッドのセレクトが、管理釣り場.comエリアトーナメントの
今季2勝目に繋がったと思います。
3連覇目指し、今後も頑張って行きたいと思います。

<タックルテータ 放流魚、クランク用>
ロッド:スパイクアロー60
ライン:ナイロン3lb.

<タックルテータ 鱒玄人ルーニー、同ウィーパー等の繊細な巻き用>
ロッド:アンビシャス61(プロトタイプ)
ライン:エステル1.4lb.

<タックルテータ ZX30用>
ロッド:6'1"ボトム用プロトタイプロッド
ライン:PE0.2号+リーダーフロロ3lb.

寒い日のテスト中でも出た!ボルケーノ グリッパーインプレッション

$
0
0

石井 真
石井真(ノリーズプロスタッフ 房総のカリスマ)
フィールド:千葉県 高滝ダム

もうすぐ、GW!バスも、スポーニングモード突入!
という事で、アフターのイメトレ?をしに、
ボルケーノグリッパー(プロトタイプ)のテストしに、高滝ダムに行って来ました。

まずは、サウンド。
高すぎない金属音のカラカラ系で、フィールドを選ばず、使えそうなサウンドです。

次に、スプラッシュ。
このルアーの独特の形状のブレードが、前方向へも水を弾き返しています。
通常のバズベイトなら横や後ろなのですが、360゜方向へ水を弾き飛ばしています。
また、スローリトリーブでもブレードはしっかり水面に出ていて、
ファストでも姿勢は安定していました。

そして、回避性。
浮きゴミやロープに通してみたところ、スルリと抜けて、すぐ立ち上がりました。

なんて、テストしていたら...釣れちゃいました。
ダウン着るぐらいの寒さなのに!
しかも、大潮前。

bass1_130423.jpg

bass2_130423.jpg

高滝、亀山をはじめとする房総リザーバーは、これからスポーニング最盛期を迎え、
GW後ぐらいから、アフターバスが少しずつバズに反応してきます。
GW過ぎたら、ボルケーノ グリッパーで「カラカラカラカラ」、やっちゃいましょうね!

<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HB680L
ライン:フロロ12lb.
ルアー:ボルケーノ グリッパー(プロトタイプ)

タダマキ132による、プリスポーンモンスターバス捕獲パターン

$
0
0

足立貴洋
足立貴洋(ノリーズプロスタッフ 山梨県在住)
フィールド:山梨県 河口湖

みなさんこんにちは。河口湖ガイドのタカヒロ足立です。

GWに入るまでのギリギリのタイミングの河口湖ストロングパターンは、ジャークベイティング。

TADAMAKI 132

もうおなじみのタダマキ132を使用したジャークベイト撃ち切りですが、
明らかに今までとは桁違いの50upが釣れてくるのが、水温13度前後のタイミング。
この「13度」が一つのキーで、モンスターバスが湖に姿を現します。

釣行当日は、春の三寒四温の「寒」の日。
早朝は2度で、日中も12度、冷たい風が吹いてこの時期にしてはかなり寒い日。
ただ3月よりは水温が上昇して、シラウオやワカサギ、ヘラブナも数多く見られる今の河口湖。
暖かくなるといろんなベイトがシャローに上がり、バスもベイトに連動してタイミング次第で釣れます。

bass1_130501.jpg

朝は相当寒く西風も強かったですが、日が差して風が凪いだ瞬間にビッグバイト!!
その一瞬を逃さないように、ビッグミノーを撃ちこんで行くと、
バイトは少ないですが釣れればデカイ。
最近、ロクマル釣果情報も相次いでおり、このタイミングこそモンスターの接岸。

今回のタダマキ132のロッドセレクトです。
最近、お気に入りのロッドは、長くも無く短くも無いジャークにちょうどいい長さ。
かつ、ロッドの張りや、ジャーク時のストレスも感じさせない柔らかさが最高の、アイテム。
ロードランナー ヴォイス 680MH LIGHT PITCHING RESPONSE。

フラチャットやスイムジグなどにもいいようですが、タダマキ132でも最適です。
とにかく、やや長めでタダマキ132がよく飛び、ジャーキングで疲れないのがいいですね。
適度な張りがあり、思ったようにルアーをアクションできるのも一つの特徴です。
あと、ヴォイスシリーズ特有のバラさない吸い込みのいいロッドの仕事も最高です!!!

bass2_130501.jpg

ヒットカラーは、河口湖おなじみの238:ハーフミラーワカサギ。
これに240:ライトニングハスの2色がかなりいい感じに釣れてきています。

238 ハーフミラーワカサギ(238)

240 ライトニングハス(240 写真2点ともにタダマキ112)

bass3_130501.jpg

<タックルデータ>
ロッド:ロードランナー ヴォイス 680MH
ライン:フロロ12lb.
ルアー:タダマキ132

しっかり泳ぐオイスターミノー92で南伊豆ボートヒラスズキ攻略

$
0
0

野呂 昌明
野呂昌明(ノリーズプロスタッフ IQアオリイカサバイバー)
フィールド:静岡県 南伊豆

皆さんこんにちは!
5月の連休、普段なら大渋滞を避けて絶対に近寄らない伊豆半島ですが(笑)、
今年のゴールデンウィークは3連休→4連休の分散型の傾向なので、
先の3連休の初日狙いで釣行すれば大丈夫だろうと予想して、一路南伊豆に向かいました。

そのターゲットは、シーズンを心待ちにしていたヒラスズキです。

毎年春を迎え、南伊豆近海の海水温が20度を迎える頃からスタートするこの釣り。
今年は、連休前から南西、西がらみの風が吹いてくれていたので、
「釣行当日まで続いてくれ~」と祈るような思いでした。

というのも、ヒラスズキゲームには、波が磯の岸壁にぶつかり、
白い泡を形成する"サラシ"が発生することが絶対条件。
サラシが大きければ大きいほどヒラスズキに出逢えるチャンスは増えます。
サラシが出るということは、海が荒れていないといけないので、
毎日祈る思いで風が止まないことを願っていました。

釣行当日は、前日まで吹いていた風が止み、
海上にはその前日までのウネリだけが残るという願ってもいないヒラスズキ日和。
出船前にもかかわらず、そわそわ(笑)。
港でキャスト練習なんかしてみて、イメージトレーニングはバッチリです!
そして、定刻にポイントの沖磯回りを目指して出船となりました。

最初のポイントから、バッチリのサラシが出ています。
どこを打とうか迷うほどのサラシに心を落ち着かせて、キャストコースをイメージしながら、
絶好のサラシのタイミングを見計らいます。
見ていると、サラシの中にはベイトフィッシュの影が見えました。
推定サイズは9cm。すぐに手にしたのはもちろん「オイスターミノー92」。

S-24 ブラッディレッドシルバー(S-28:マットパールチャート)

ここだ!!というタイミングでオイスターミノー92をキャストして、
磯の際ギリギリの理想的なコースをルアーが通過しようとした時、
ここら辺で...と思ったと同時に、手元に強烈なバイトを感じました。

バッチリのタイミングでフッキングが決まり、自分のラインの先では
ヒラスズキ特有のエラ洗いの連続ジャンプを目にして、鳥肌が立ちました。
ランディングできたのは60cm、伊豆半島のアベレージサイズでしたが、
今シーズンの初物にとても満足でした。

seabass1_130502.jpg

その後も時間いっぱい沖磯をランガンして、4匹のヒラスズキと出会うことができました。

この日は、サラシ、ウネリ、潮流とヒラスズキの最高のコンディションでした。
そんな状況下で、しっかりと泳いでアピールしてくれたオイスターミノー92に感謝の一言です。

<タックルデータ>
ロッド:9'00" シーバスロッド
リール:4000番
ライン:ナイロン14lb. ショックリーダー:ナイロン25lb.
ルアー:オイスターミノー92(S-28:マットパールチャート)

3-1/2" F-ラッテリー ナタテールで神流湖チャプター優勝!

$
0
0

早川 潤
レポート:早川潤(ノリーズプロスタッフ)
フィールド:埼玉県 神流湖

2013年のNBC神流湖チャプターがついに開幕。
その第1戦、「ノリーズ・エコギアCUP」が4月28日(日)に開催されました。

bass1_130504.jpg

大会当日は暖かい春の陽気に恵まれました。
しかし、そんな陽気とは裏腹に、今年の神流湖は今までにない位の大減水。

bass2_130504.jpg

春の鍵となるシャローエリアは、全てが陸地へと変貌。
今まで島だったポイントも岬へと変わり、過去の春の定番エリアもパターンも、
全て消滅した状況での初戦となりました。

ただでさえ北関東屈指の激タフレイクとして有名なフィールドだけに、
この状況を考えれば厳しい一戦になるのは必至、という戦前の予想は、見事に的中。
参加選手41名中、ウエイインできたのはたったの1名。
しかしその1名、山本勝也選手は2匹で3,900gという、見事な神流湖バスを持ち込んだのでした。

bass3_130504.jpg

試合後、山本選手に話を聞くことができました。

「リグは、1/16oz.シンカーを使用した#1オフセットフックの直リグに
3-1/2" F-ラッテリー ナタテールをセットしたもの。

(043:ライトグリーンパンプキン)

釣り方は、水深3~4mの岩盤帯フラットボトムを、
あまりアクションをつけないリフト&フォールやズル引きで誘ったもの。

前日のプラクティスでは、シャローをF-ラッテリー ナタテールのノーシンカーリグで狙うも、反応なし。
そこで大会当日は沈めて探ろうと、急な岩盤でもボトムをしっかり探れる
直リグでの使用を思いついた。

魚をキャッチした場所は、上流部のスポーニングに絡むエリア。
そこのシャローからひとつ手前のディープを探ったところ、
まず1匹目、2,000gのバスをキャッチ。

その後も、F-ラッテリー ナタテールを信じてキャストを続けた所、
同じようなバスをキャッチすることができた。」

しかもこれらの魚をキャッチした場所は、先行者が何度も入っていたエリア。
そこへ山本選手が入ってバイトを得られたとのことで、
「ステイさせた時のテールアクションが、既存のソフトベイトにない新しいものだったので、
スレたバスでも口を使った」というのが山本選手の分析でした。

大会に参加した選手からも「でかい魚を見つけても、口を使わせられるルアーがほとんどない中、
グッドサイズ、しかも2匹に口を使わせたのはすごい」との声。

登場して間もない3-1/2" F-ラッテリー ナタテールですが、トーナメントシーズンはまだ序盤。
これからも好成績のニュースが期待できそうです。

Viewing all 354 articles
Browse latest View live