伊藤巧(ノリーズプロスタッフ)
フィールド:茨城県 利根川
利根川にてTBC第一戦が開催されました!
春の試合という事で、バスのコンディションは様々。
産卵前のフィーディングで比較的に簡単にバイトしてくる固体がいる一方、
産卵を意識してなかなか口を使わない固体もいる状況でした。
ところが、前週から異常なほど寒い日が続き、
直前プラクティスの頃にはコンディションが著しく悪くなりました。
特に冷たい雨によって利根川本流の水の悪化は厳しく、バスからの反応はなかったので、
大会当日は利根川のクリークにあたる長門川で勝負することにしました。
といっても長門川自体の水も決していいわけではなく、状況は厳しいので、
なんとか1本キャッチすることに集中しようと試合に臨みました。
当日のエリアは利根川と長門川の水が交わる場所で、ここでしっかり釣りきること。
水の交わる場所はベイトフィッシュも目視できるくらいの生命感があり、
厳しい中でも釣れそうな感じ。
リグはジグヘッドワッキーをチョイスし、3インチクラスのストレートワームと
5-1/4"ラッテリーを使い分けながら、じっくり釣り込んでいきます。
(299:ステインワカサギ)
開始早々にバイトがありましたが、残念ながらラインブレイク。
それでも魚がいることが確信できたので、集中力を切らさず、短いストレッチを行ったり来たり。
そして予報通りの爆風が吹き出し、状況は一変。春の嵐となりました。
このタイミングを逃さず、ディーパーレンジ3/8oz.(721:ホワイトクリスタル)にチェンジ。
(721)
ハードボトムの岬状のエリアを流していくと、キロフィッシュがバイト!
風のタイミングで魚が動き出しました!
そして強風の中、要所要所でジグワッキーを投入し、今度はキロアップのキャッチにも成功!
厳しい試合ではありましたが、何とかチャンスをものにすることができて、ウエイイン。
全体的に厳しいコンディションの中でしたが、2本2,269gで準優勝することができました!
5月末には第二戦が開催されますので、これからも全力で頑張ります!
<タックルデータ 1>
ロッド:ロードランナー ヴォイス HB630L
ライン:フロロ16lb.
ルアー:ディーパーレンジ3/8oz.(721:ホワイトクリスタル)
<タックルデータ 2>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST630MLS-ULFt
ライン:フロロ4lb.
リグ:ジグヘッドワッキー(1/16oz.)+5-1/4"ラッテリー(299:ステインワカサギ)
<タックルデータ 3>
ロッド:ロードランナー ストラクチャー ST640M-Ft
ライン:フロロ8lb.
リグ:ジグヘッドワッキー(5/64oz.)+3"ストレートタイプ